- 投稿日:2025/12/21
災害対策にテントの選択肢を考えてみよう
日本は災害大国でありながら、避難所でプライバシーが守られていないことが多い、ペットと同行避難できる場所が少ないなど課題が多くあります。
そのため、災害時は車中泊をするという選択を取る人も少なくありません。
車なら雨風しのげて、移動もでき、ある程度のプライバシーも守れます。
もちろんペットともずっと一緒です。
ただ一方で、
「車の中で過ごし続けること」を前提にした避難には、生活面でも、健康面でも限界があります。
そこで提案したいのが、
防災の一部としてテントの利用を検討することです。
テントは「アウトドア好きの人のもの」ではなく、
避難生活を少しでも安全で、無理のないものにするための道具にもなります。
避難所生活でもテントの持ち込みが可能なら役に立つはずです。
あらかじめ自治体の担当者などに持ち込み可否や持ち込み可能なタイプなどを確認しておくと安心ですね。
なぜ車避難だけでは厳しくなるのか
車は便利ですが、長時間過ごす空間としては制約が多いです。
足を伸ばしにくい
姿勢を変えにくい
着替えやトイレが使いづらい
家族やペットがいると、なおさら窮屈になる
災害が長引けば、
「とりあえず我慢する」では乗り切れなくなります。
特に災害初期は、
避難所や仮設トイレの整備が追いつかないことも少なくありません。
実際の震災でも、トイレ環境が大きな問題になってきました。
テントがあることでできること
① 人も犬猫も、気分転換できる空間ができるずっと車内にいると、
大人も子どもも、ペットもストレスが溜まります。
テントがあれば、
一度車から出て空間を変えられる
犬猫を落ち着かせる場所になる
子どもが少し体を動かせる
「別の居場所」があるだけで、
精神的な負担はかなり軽くなります。
災害時は、
「人目が気になるからできないこと」が一気に増えます。
テントがあると、
着替えなど、人目を気にせず行えます。
携帯用トイレを備蓄していても、他の人もいる車内や避難所では使いにくいですよね。
テントがあれば、
簡易トイレを設置できる
携帯用トイレを使える
結果として、
トイレを我慢しない避難につながります。
車内ではどうしても、
同じ姿勢が続きがちになります。
テントがあれば、
横になって足を伸ばす
体をほぐす
軽くストレッチをする
といったことが可能になります。
これは、単なる快適さではなく、
健康を守る行動でもあります。
テントを選ぶときの注意点
犬猫がいる場合は、破れにくい素材を選ぶ
使用シーンを想定したサイズや重さを選ぶ
慣れていない人はワンタッチなど設置が簡単なものを選ぶ
車中泊とエコノミークラス症候群のリスク
災害時の車中泊避難では、
エコノミークラス症候群のリスクが高まることが、
これまでの震災でも指摘されてきました。
エコノミークラス症候群になると血液の流れが滞って血の塊ができ、それが肺の血管にとんで息が苦しくなったり最悪命に関わることもあります。
主な要因は、
長時間同じ姿勢でいること
運動不足
トイレを避けることによる水分制限
特に、
「トイレに行きたくないから水を飲まない」
という行動は、災害時に起こりやすく、リスクを高めます。
エコノミークラス症候群を防ぐためにできること
予防の基本は、とてもシンプルです。
こまめに体を動かす
足首を動かす、歩く
水分をしっかり取る
トイレを我慢しない
テントがあると、
これらを実行しやすい環境を作ることができます。
車内だけで過ごすよりも、
身体を守る行動を取りやすくなります。
まとめ|+テントという考え方
防災対策はこれからも考え備え続けることが大切です。
どう過ごすか
体をどう守るか
我慢しなくて済む環境をどう作るか
テントは、
犬猫がいる人にも、いない人にも、
防災を考える上で検討する価値のある備えだと思います。
我が家でもテントと寝袋など犬猫と避難するために役立ちそうなものを玄関にまとめています。
「もしもの時、どう過ごすか」
その一つの答えとして、
テントという選択肢を検討してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。