- 投稿日:2026/01/04
前回の記事では、2026年4月から始まる「青切符制度」や、通学時の自転車ルールについて紹介しました。
今回は、その中でも意外と見落とされがちな 「左側通行の基本」 についてまとめます。
通学で自転車を利用するお子さんや、通勤・買い物で自転車を使う保護者の方にも、ぜひ読んでほしい内容です。
◆ 自転車は「車の仲間」。だから左側通行!
自転車は、道路交通法上では「軽車両」に分類されます。
つまり、車やバイクと同じ「車道のルール」に従う乗り物なんです。
そのため、自転車が車道を走るときは 「左側端に寄って通行」 が原則。
「歩行者は右、自転車は左」という区別がとても大切です。
もし右側を走ると、「逆走」扱いになります。
右側通行は見通しが悪く、ドライバーから見ても非常に危険。
自転車同士の接触事故の多くも、この“逆走”が原因の一つとされています。
◆ 右側通行が危険な理由
「右を走った方が車が見えて安心」と思う方もいますが、実は逆です。
右側通行にはこんなリスクがあります。
・ 対向車との正面衝突の危険がある
・ 車が右折・左折するときに死角になりやすい
・ 同じ道を走る自転車と接触事故を起こしやすい
警察庁のデータでも、逆走による事故は増加傾向にあります。
ルールを守ることが、「自分と相手、両方を守ること」につながるんです。
◆ 歩道を走れるのは“特別な場合”だけ
「車道は怖いから、歩道を走った方が安全」と思う気持ちはよくわかります。でも、歩道を自転車で走れるのは、次のような特別な場合だけです。
・ 「普通自転車歩道通行可」の標識がある場所
・ 13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、または身体に障害のある方
・ やむを得ない場合(車道が危険なときなど)
歩道を走るときは、「中央から車道寄りを徐行(すぐ止まれる速度)」 が原則です。歩行者がいたら、ベルではなくいったん止まって譲るのがマナー。
歩行者優先を意識することで、事故もトラブルもぐっと減ります。
◆ 通学・通勤ルートで気をつけたい場所
通学や通勤でよく使う道にも、見落としがちな危険ポイントがあります。
特に次のような場所は注意が必要です。
・ 一方通行の道路(自転車でも逆走禁止)
・ コンビニや駐車場の出入り口付近
・ 学校・駅前・住宅街など人通りが多い場所
お子さんの通学路や行動範囲は、ぜひ一度一緒に走って確認してみてください。私が住む地域では危険な車道が多く、歩道を走って良いかの確認は親子で見ておかないと…と思っています。「ここは歩道を走っていい」「ここは車道の左側だね」など、実際に見ながら教えると理解が深まります。
◆ まとめ
左側通行は、単なるルールではなく「事故を防ぐための最も基本的な約束」です。そして、子どもたちがそれを自然に守れるように、家庭で声をかけていくこと。
それが何よりの交通安全対策になります。
親子で一緒に、自転車の走り方をもう一度見直してみましょう。