- 投稿日:2026/01/22
はじめに🍶
日本酒は銘柄ごとの差が大きく、「何を基準に選べばいいのか分からない」と感じやすいお酒です。
そんなときに役立つのが、爽酒・薫酒・醇酒・熟酒という4タイプ分類。
これは日本酒を
香りの強さ × 味わいの濃淡
という軸で整理した考え方で、業界向けの解説や教本でも広く使われています。
今回はこの4タイプについて、
それぞれの特徴・系統・代表的な銘柄3つ・その銘柄を前提にしたペアリングを紹介します。
爽酒(そうしゅ)🌿
軽快でなめらかなタイプ
主な系統
・普通酒系
・本醸造酒系
・生酒系
香りは控えめで、口当たりは軽快。
後味のキレが良く、料理を選ばないのが爽酒の特徴です。
おすすめ銘柄(代表例)
久保田
浦霞
出羽桜
ペアリング
これらの銘柄に共通する軽快さとキレは、
冷奴・白身魚の刺身・あっさりした和え物など、
素材の味を活かす料理と合わせることで、食中酒として真価を発揮します。
薫酒(くんしゅ)🌸
香りの高いタイプです。
主な系統
・吟醸酒系
・大吟醸酒系
吟醸造り由来の華やかな香りが特徴。
果実や花を思わせる香りが立ち、香りを楽しむ日本酒です。
おすすめ銘柄(代表例)
獺祭
梵
〆張鶴
ペアリング
カルパッチョ・カプレーゼ・軽めの前菜と合わせることで、
香りの華やかさを邪魔せず、料理と酒が同時に引き立ちます。
醇酒(じゅんしゅ)🍚
コクのあるタイプ。
主な系統
・純米酒系
・生酛・山廃系
米の旨みとふくらみをしっかり感じられるタイプ。
日本酒らしさを重視する人に好まれます。
おすすめ銘柄(代表例)
天狗舞 山廃純米
日高見
真澄
ペアリング
煮物・焼き鳥(タレ)・肉じゃがなど、
旨みのある料理と合わせることで、酒と料理が同じ方向に伸びていきます。
熟酒(じゅくしゅ)🕰️
熟成タイプです。
主な系統として
・長期熟成酒系
・古酒系
熟成によって生まれる琥珀色や複雑な香りが特徴。
一般的な日本酒とは異なる個性を持ちます。
おすすめ銘柄(代表例)
達磨正宗
神亀 熟成酒
ペアリング
角煮・味噌料理・チーズと合わせることで、
熟成由来の香ばしさとコクが際立ち、ゆっくり楽しむ時間に向きます。
まとめ📝
日本酒の4タイプ分類は、銘柄を覚えるためではなく、日本酒を構造的に理解するための考え方です。
タイプを把握しておけば、初めて見る銘柄でも味わいの方向性を想像しやすくなります。
