- 投稿日:2026/01/28
- 更新日:2026/02/02
1 はじめに
昔と今では二級建築士の価値が法改正もあり大きく変わってきています。
「二級なんて一発で取って当たり前!」なんてことをあなた達の上司の方々に言われたことはありませんか?(私も言われ続けました💦)
製図講師をしていて毎年の課題に実際触れていますが、確実に私が受験した時よりレベルが上がっています。実質1.5級のような扱いになっています。ですので、「今回二級なのに一発で受かれなかった😭」と悲観的になりすぎないでください。最終的に受かればいいんです!!もし上司に文句を言われている方がこの記事を読んでいましたら、次言われたときにあなたが挑戦した本試験問題を上司に見せてみてください。多分レベルの違いに驚愕するでしょう🤭
この記事では二級建築士試験リベンジ組の方に向けた合否通知が届いてから翌年の初製図試験挑戦者(以下初年度組)の方が合流するまでにやるべきことを解説していきます。
2 毎月のスケジュールについて
12月 〜〜合否判定確認後〜〜
まずは「自分はなぜ不合格になったのか?何が足りなかったのか?」という問題点を判定の確認と自分のプラン、勉強中のことを可能な限り思い出してざっくり考えておきましょう。辛い作業ではありますが確認後が一番自己分析が出来る期間なので是非やってください。
よくある例としては
・仕事、学校が忙しく勉強時間が取れなかった。
・学科が受かったことで燃え尽きてしまった。
・作図が目標時間内に書き終えることが出来なかった。
・床伏図、小屋伏図が理解で出来なかった。
・図面の書き方や意味を理解していなかった。
・プランニングがよくわからなかった。
この辺りが受講生さんからお聞きすることや私自身が感じた問題点です。
そして、合否確認後には資格学校へ通っていた人は営業さんから「来年はどうしますか?」と必ず聞かれます。その際に来年確実に受かりたいのであれば、「長期コースで通います!」と伝えてください。金額としては安くありませんが、「確実に受かるため!」、「資格を取って給料が上がればすぐ回収できる!」というマインドを持ってください!
なぜ長期コースがいいのかは後ほど解説します。
1月・2月 〜〜自己学習でやっておくこと〜〜
年が明けて自己分析が終わり、学校への通学を決めたら「学校が始まるまで遊べるうちに遊んでおくかー🤤」となりたくなりますが、もう受験勉強は始まっています!自己投資したお金を無駄にしないために出来ることを始めていきましょう!
学校が始まるまでにやっておくこととしては以下の内容です。
1.学科テキストを開いて製図試験に関係がありそうな部分だけ読み直して理解しておく。
2.去年学校で貰ったの製図テキストを全て読んでおく。
3.伏図や筋交計算について理解を深めておく。(木造の年とRC造の年で内容が大きく変わるので自分が受ける年の構造だけ学習)
4.去年の課題を使ってプランニング手順を確認しながらエスキース練習。
5.エスキースした図面で作図練習。(最低毎週1枚以上)
6.いろいろな建築物を見に行ってくる。
7.自分に合った勉強を習慣化させる方法を模索する。
1から順に解説していきます。
1.学科テキストを開いて製図試験に関係がありそうな部分だけ読み直して理解しておく。
リベンジ組の方がまず陥りやすいのは「学科試験で学んだことを忘れている」です。学科試験を合格してすぐの時は頭の中に知識が残っていますが、製図試験が終わって何もしていないと知識はどんどん抜けていきます。仕事でやっていない分野でしたら尚更です。
そうならないためにも製図試験に必要な場所のみ抜粋してテキストを読んでおくことをオススメします。(問題は解く必要はありません。)また、落ち着いた精神状態でやることで学科での知識と製図の知識を結びつけるのが簡単になります✨
2.去年学校で貰ったの製図テキストを全て読んでおく。
これを読んでいる皆様は初年度受験時に学校から貰ったテキストを隅から隅まで一度読んだことはありますか?
私自身初年度は作図練習が手一杯でテキストを正直全体の半分も読んでいませんでした😅
テキストには基礎的な知識に始まって作図方法やプランニングのやり方まで一通りの試験に必要なことが記載されています。
受講生の方で見受けられるのが、テキストに書いてあるにも関わらず何度も同じことを質問してくる方が比較的多いです。聞いた方が早いという気持ちはわかりますが、授業以外の空き時間でテキストを読込んでそれでも理解できない箇所や「この解釈で合っているのか?」と不安な場所を講師に質問するやり方の方が記憶にも定着しやすいですし、時間も有効活用することが出来ます。
ですので時間があるうちにテキストを読み返しておき、疑問に思ったことをメモしておいて授業が始まったら講師に質問するやり方をすると良いスタートダッシュを切ることが出来ます!
3.伏図や筋交計算について理解を深めておく。(木造の年とRC造の年で内容が大きく変わるので自分が受ける年の構造だけ学習)
構造的な理解については実務でやっていれば理解は早いですが、実務的な部分と試験的に考える部分があるのである程度のすり合わせは大事です。
ですが、「実務でやっていない。」、「学校で習ったがちゃんと理解していない。」という受講生は初年度では構造的な部分の理解まで頭が回らず、木造の場合には伏図が原因でランクⅢ・Ⅳになってしまった方が多いかと思います。
実際にいた受講生で普段はすごく真面目で頑張っていて「追い込みを掛ければ受かるだろうな〜。」と思っていたのですが、本番一週間前の授業で「実は伏図が全然わかりません😭」と言われたので1時間以上掛けて教えましたが、間に合わずに試験は惨敗でした。本試験後に「なぜ今まで伏図について質問をしてこなかったの?」と聞くと「作図練習とプラン練習が手一杯で伏図は最後の追い込みで理解しようと思ってました。」と言っていました。
この考えは大きな間違えです!まず設計をする上では構造的な理解については法規を守ることと同じくらい大事です。そして追い込み時期は学校としても「基礎知識はもう大丈夫!あとは応用をやってプランニング力を高めさせていこう!」とシフトチェンジしていますので、基礎的な部分についてそのタイミングでやるのは遅すぎます!と話しました。
そうなってしまい不合格になってしまった方はこの期間にしっかり学習しておきましょう!ほとんどの方が構造的な理解を面倒で難しいと思いがちですが、理解をすれば計算なんてほぼせずパズル感覚で出来てむしろ楽しくなります😊
一つ注意点としては二級製図試験については3年に一度RC造の課題になりますので、その際は学習する構造を間違えないようにしましょう。
4.去年の課題を使ってプランニング手順を確認しながらエスキース練習。
去年と同じ課題が次の年も出ることは100%ありませんし、何が出るかもまだこの時期は不明です。「じゃあ練習なんてできないじゃん😂」と思い何もしない方がいますが、去年学校で貰った課題たちがあなたを草葉の影からそっと見ていますよ😎
3ヶ月以上も期間が空けば貰った課題の内容なんてほぼ忘れています。最初はリハビリ感覚で手順を思い出しながら去年の課題をやってみてください。課題は貰った順にやることをオススメします。最初の方は割と簡単なのでモチベーションを上げやすいです。そうすることで「この手順は省略できるんじゃないか?」や「このやり方を取り入れるとすごくやりやすくなる!」と新しい発見があり、プランニングの精度が大幅に上がります!
5.エスキースした図面で作図練習。(最低毎週1枚以上)
この期間の作図練習は最低毎週1枚以上は行いましょう。これもリハビリを兼ねてです。作図はどうしてもまとまった時間を確保する必要があるので、面倒になり後回しにしがちですが、早めに始めておくことで初年度組が合流してくる頃にはあなたはその教室の誰もが羨むような作図スピードと綺麗さを我が物にしているはずです✌️
作図練習については解答例のトレースではなく、自分が作成したプランの単線図を利用してください。そうすることで「この単線図はこうすればもっと見やすくなって作図が早くなる!」と気づくことが出来るからです。
私自身も最初は単線図をシャーペン一本で書いていましたがとても見づらかったので、敷地境界線は水性ペン、壁線はフリクションボールペン、柱はピンクのフリクションマーカー、建具窓は水色のフリクションマーカー、延焼ラインと防火設備はオレンジのフリクションマーカー、室名は自分がわかる呼び方で書く等で色で情報を整理して作図中に単線図をじっくり見ないようにしていました。
また、感覚を早く取り戻せれば作図練習に掛ける時間をプランニング練習や他のことに費やすことが出来ます!
作図はやった分だけ上達しますので、時間があるうちにやりましょう!そしてやっていくと速くなり楽しくなってくるので、週1枚では物足りなくなり自然と書きたくなってきます笑
練習用紙については学校によって無料・有料はありますが契約をしていれば必要な枚数を事務の人に伝えれば用意してくれます。合格率を上げるためにやる気のある受講生にはとことん尽くしてくれるのが資格学校の良いところです!
もし木造が今年初めて、RC造が今年初めて。という方は「どう書けばいいかわかんねー😩」と作図練習は後回しにしがちです。ですが、誰しも最初は初めてです!学校で教えてもらうのが先か、自分でわからないなりに書いてみるのが先かの違い程度なので、まずは自分でテキストを見ながら書いてみてください。わからない部分があればメモを常にするようにして学校が始まった時に講師へそのメモを見せてください。講師の方も教えることは明確になるので的確なアドバイスが出来ます。
6.いろいろな建築物を見に行ってくる。
これは息抜きも兼ねてです😊1〜5の内容をやっているだけでは流石に息が詰まります😅
良いものを見て目を肥やすこともより良いものを設計する上で大事なことです。有名建築家の建物でなくてもいつも行っているショッピングモールを建築士の視点で施設を見て回るだけで新たな発見が結構あります。
私自身はいつもバッグにコンベックスを忍ばせておいて、寸法が気になったものをよく測っていました。周りからの視線を感じることはありましたが、建築士として必要なことと思って割り切ってやっていくうちに気にしなくなりました笑
ただやるにあたっては周りの人の迷惑にならないようにだけ注意してください💦
7.自分に合った勉強を習慣化させる方法を模索する。
ただ勉強を頑張っていれば受かる試験ではありません。毎年問題は難しくなりますし、法改正もすることもあります。
ただ努力をするのではなく、効率的な努力をするようにしてください。
私が実践していた方法はまず週の最初に今週やることを日毎にカレンダーへ書き込みました。その日になって「今日は何しようかな〜?」と考えることをしないためです。何も考えいていないと「今日は疲れたし明日やればいっか🤤」と怠けて結果的にやらなくなるからです。
何かを習慣づけるためには最低三週間毎日やり続ける必要があると言われています。自分に合った習慣化をするやり方を見つけることが結果的に効率の良い勉強方法を見つけることができ、時間的余裕を勝ち取ることができます!
3月〜6月 〜〜学校が始まってから課題発表がされるまで〜〜
学校が始まってからも1・2月でやっていたことを続けていってください。
ただし、課題については学校で貰ったものを優先して行うようにしましょう。
この時期に学校で行う課題は過去に出題された問題をアレンジしたものになっています。ですので取り組んだことのない建物が出てきてプランニングで戸惑うことがあるかもしれませんが、あくまでこの時期はどんな課題が出ても対応できるようにする【インプット期間】と思ってください。それ以外のプランニングの手順や作図手順に関しては今までやってきたことと同じなので、今まで通り進めていきましょう。「何が新しいことなのか?何が今まで通りなのか?」を事前に考えて区分けすることで勉強効率が高くなります!
では、この時期にやっておいた方がいいことを書きます。
1,学校へはやむを得ない事情がない限りは遅刻をしてでも出席すること(可能な限り最初から出席!)
2.講師は積極的に利用をすること。
3.生徒間で積極的にコミュニケーションをとること。
4.出された課題(宿題)は必ず行ない、次の授業までに3〜4枚は作図をしてくること。
5.学校で貰った課題の答案例を見てトレースするより、問題文と見比べてなぜそうなったかのプロセスを理解してから単線図で練習すること。
6.集中したい時は学校の空き教室を利用させてもらうこと。
1から順に説明していきます。
1,学校へはやむを得ない事情がない限りは遅刻をしてでも出席すること(可能な限り最初から出席!)
原則学校は遅れてでも行ってください。決して安くはないお金を払っていることもありますが、同じ目標を持った仲間がいる環境に身を置くことはとても自身のモチベーションを高めることが出来ます!
一級・二級でも受講日は違いますし、学校によってもスケジュールの組み方は様々ですが、私の通っていた学校は隔週で一級は日曜日もしくは水曜日の昼から夕方まで。二級は隔週で平日の夜間でした。
最初の時期は課題発表がされていなく、過去の課題のアレンジ問題をやるしかないので、ほとんどの学校が隔週です。この頃からスケジュール管理を行い確実に環境が整った場所で勉強することはとても大事です。
建築士にとってスケジュール管理は1・2を争うほど大事なことです!(他の仕事もそうですが💦)早めの時期からスケジュール管理をする習慣を身につけておけば、追い込み時期にも対応しやすくなります。
この資格をとることは自分の為であり会社の為でもあります。学校に通うことを決意した時にあなたの上司へ「次は絶対に受かるので、学校がある日は定時に上がらせてください!」とはっきり宣言しつつお願いをしておきましょう。上司の方も資格を持っているのであればあなたの苦労はわかってくれますし、応援もしてくれます。伝えなければ「あいつ学校に行ってるみたいだけど、今年受かる気あるのかな🤔」とどう支えていけば良いのかわからず、最悪は仕事を大量に任されて負のスパイラルに陥る可能性があります。なので、自分から学校に通いやすい環境を整えていきましょう!
2.講師は積極的に利用をすること。
教室には授業中に最低1名以上講師が在籍しています。講師の方も受講生には合格してもらいたいのでなるべく教室中を歩いて回り、手が止まっている生徒さんには声を掛けていきますが、1日で全員と会話することは宿題の添削や授業をする都合上できない時があります。その際に「今日は講師に話しかけてもらえなかったから聞きたいことがあったけど次の授業に聞こう。」という方もいます。その考え方ですと次の授業までわからないまま悶々と勉強することになりますし、次回の授業でも聞けるのか確証がありません。最悪は「何を質問したいのか忘れた😭」に陥ってモチベーションがどんどん下がっていってしまいます。
授業をしているときは他の受講生に迷惑になってしまいますが、添削作業をしている時は質問してくれて大丈夫です。添削も大事ですが、皆さんの疑問や不安を聞いて即座に解決することも講師として大事な仕事の一つですので😊
あと単純に話しかけてくれることが私は嬉しいです笑。「この人は心を開いてくれているんだなー」と思い、面談をする際に割と遠慮なくズバズバ話すこともできますし😏
偉そうに書いてはいますが、私自身は質問をすることがあまり得意ではなかったので、提出する宿題に自分が疑問に思っていることを書いておいて課題が返却されるときに返事を書いてもらうようにしてもらっていました。聞きたいことがことが聞けますし、文章として回答が残っているのでオススメのやり方です✌️
3.生徒間で積極的にコミュニケーションをとること。
これをやるかやらないかでかなり合格への距離が変わっていいと言っても過言ではないです!
学科試験の時は合格率が低いのもあり、学校側としても競争心を持たせるためにテストごとの順位を毎回掲示して煽ってくることをします。ですが、製図試験に関しては合格率だけで言えば倍以上になります。学科試験でふるいにかけられて強者がいるからそう簡単ではないと学校ではよく言われますが、単純に本番で自分の前後左右に座っている受験生の二人以上より自分が優れていれば受かる試験です!というマインドで私は製図試験のハードルを自分の中で下げていました笑
合格率だけで言えばあなたが通っている学校の受講生全員受かることも可能なのです!
回りくどい言い方をしましたが、要するに「あなたと同じ教室にいる受講生は過酷な学科試験を突破した頼もしい仲間」なのです!
学校にもよりますが、授業中にグループ学習といって生徒間でプランを見せ合って添削したり、不安に思っていることや疑問に思っていること、どういう考えでそのプランに行き着いたのか?、どうすれば作図が速くなるのか?、仕事の調整はどのようにしているのか?など議題は尽きません。なんなら盛り上がっている時は講師が強制的に中断させる時もあるくらいです笑
さらに、グループ学習の際に講師へ聞けなかったことを受講生間で共有し、生徒間でも解決できない時はそのグループに講師を呼んで聞くのも一つのテクニックです😉
仲良しなお友達になんてならなくて良いんです。あくまで同じ目標を持つ利害関係が一致しているその期間限りの仲間と思えば、人によっては会話がしやすくなるかもしれませんよ😊
4.出された課題(宿題)は必ず行ない、次の授業までに3〜4枚は作図をしてくること。
この時期の学校は隔週にもかかわらず、宿題を提出してもらうとせいぜい1〜2枚程度、酷い時は1枚も提出しない生徒もいます。理由を聞くと「仕事が忙しくて時間が取れなかったです。」という声が多いです。この資格を取るほとんどの方が仕事をしながらなのでそれだけでもかなり難易度の高い資格です。私自身も経験していますので気持ちはすごくわかります😖
ですがここは気持ちを鬼にして言わせていただきます!👹
この時期は作図時間を初年度組が合流するまでに作図時間を最低3時間以内になることが目標です。
初年度組が合流するまでに約3〜4ヶ月はありますが、合流してきたときには完図できる能力は十分に備わっていないとこの準備期間が無駄になってしまいます。もっとわかりやすい目安ですと、『本試験での結果が最低でもランク3、基礎的な課題なら合格レベル』です。要するにほぼ合格できる状態にまで成熟させておく必要があるということです。
また、課題発表後はリベンジ組の方は作図練習はほどほどにしてプランニングに時間を割けるようにしておくのがベストな状態です。
またこれは資格学校あるあるですが、リベンジ組の方で作図が速い人が多い教室は合格率が高い傾向にあります。
理由として作図が速い人は何をどうすれば速くなるのかを熟知しています。なんなら学校では教えてくれない方法で速くなっている人もいます。私もその一人です。
そういうリベンジ組に初年度組がアドバイスを貰う→初年度組の作図時間が速くなってプランニングに集中できる時期が速くなる→グループ学習でプランについて話せる機会が多くなって試験対策がより濃密に行うことができて合格率UP!
先ほども書きましたが製図試験は仲間意識を持って学習する方がかなり効率的なので有効活用していってください😊
5.学校で貰った課題の答案例を見てトレースするより、問題文と見比べてなぜそうなったかのプロセスを理解してから単線図で練習すること。
これはなかなか実践できている人はかなり少ないので出来ればプランニング力が格段に上がります。
普通の受講生の学習方法は授業でプランを考えてまとまった人はそれを宿題として作図してきて提出+答案例のトレース。まとまらなかった人は答案例をトレース+答案例を参考に自分のプランを作って作図。
このやり方では100%学校から貰った資料を有効活用できていません!
物事の成功への近道は『手本の模倣』と言われますが、ただトレースしているだけではやった気になっているだけで本当の実力が身についたとは言えません。
では何をすれば良いのか?ですが、
まず学校で答案例を受け取ったら問題文と交互に見てください。そこで自分にはない発想が盛り込まれていたら「こんなの思いつかねーよ😩」ではなく、「こんな考え方もあるのかー😳」と前向きに捉えてください。そのマインドを持つか持たないかで今後の課題への取り組み方が大きく変わります。
次にプランニングの手順に沿ってどういうプロセスで答案例に辿り着くのかを自分なりに分析してみてください。そうすることで室面積や建築範囲、室配置はどんな理由でこうなっているのかがだんだん見えてきます。解釈が合っているか不安なときは迷わず講師に確認してください。さらにこれを毎課題やることで正しい知識がストックされていき、プランニングの引き出しが大幅に増えます!私はこのやり方を一級製図試験の角番本試験一週間前の時に思いつき実践して合格できました✌️
普通にプランニングをするよりも時間はすごくかかりますが、やることで確実に力がつきます。
オススメはノートでやると何ページも跨いでしまうので、学校でもらえるA2の製図用紙1枚でまとめるのが良いです⭕️
参考までに去年作成して生徒に実際配ったものを貼っておきます。(問題は著作権上載せられませんので雰囲気だけ感じ取ってください🙇♂️)


6.集中したい時は学校の空き教室を利用させてもらうこと。
試験勉強をしていると「家にいると誘惑が多すぎて集中できない」、「集中して勉強できる環境が欲しい」、「一人で勉強していると不安になる」という受講生が多いと思います。
そこでせっかく高いお金を払っているのですから学校の空き教室を活用してみてください。
来るまでは面倒ですが、来る利点は大きいです。
利点としては、
・集中できる環境が整っている。
・欲しい資料があり学校にあればすぐに確認できる。(練習用紙もすぐ貰える)
・製図板等の道具を持ってこなくても貸してくれる。(学校によるかもです。)
・授業外で来ている講師がいれば質問できる。(なかなかないですが😅)
・他の生徒がいれば相談し合える。
この辺が利点としてあります。空き教室状況は学校ごとに変わってきますが、使えるものは最大限有効活用していった方が良いです😊
6月中旬から7月中旬 〜〜課題発表がされてから初年度組が合流するまで〜〜
二級建築士は毎年6月中旬くらいに課題発表がされます。ここがリベンジ組であることの良いところです!
初年度組はちょうど学科試験の追い込み時期で課題発表がされたとしても製図試験の勉強をしようとする人なんて1割もいないです。
なのでその期間に課題の建物について自分なりに調べておくことが大事です。初年度組が合流してきたあたりで課題の建物についてまとめられた資料が配られますのでそれはしっかり読みましょう。ただ、事前に自分でも調べておくことで読んだ時に理解しやすくなります。
また、リベンジ組の方はいち早く学校が作成した対策課題に触れることができますので、そこで今までやってきた過去問題で使えるものを抽出したり、新しい要素があったら早めに理解しておく等の対策が練れたり、その課題で時間内にプランニングと作図が出来れば年始から頑張ってきていた成果を実感するでしょう。
3 なぜ長期コースが良いのか?
ここまで読んでいただいた方は長期コースの利点についてはおおかた予想はついてるかと思います。メリット・デメリットとどういう人が向いているのかを簡潔に書いていきます。
長期コースのメリット・デメリット
⭕️メリット
・確実に勉強できる環境を強制的に整えることができる。
・前回と違う構造が出てくる年だったとしても早期に対策できる。
・一緒に勉強する仲間や講師がいて心強い。
・スケジュール管理が早期から組みやすい。
❌デメリット
・単純に金額が高い。(早期申込で安くなる場合あり)
・期間が長いのでモチベーションの維持が大変。
・学校に通学するため、仕事やプライベートの調整が必要。
長期コースに向いている人とは?
・自発的にやるべきことを整理して準備ができない人。
・試験について相談できる人が周りにいない人または欲しい人。
・木造、RC造の構造理解が一人ではできない人。
・勉強環境を整えたい人。
実際には長期コースを受講せずに初年度組と一緒に受講し始めて合格した生徒もいるので絶対ではありませんが、「確実に合格したい!」、「これは自分にとって必要な自己投資だ!」と思える人にはとても有意義なコースです😊
4 最後に
建築士の試験は一級・二級関係なく過酷な試験です。難しい学科を合格したとしても製図が一発で合格できるなんて保証はありません。むしろ準備期間が短い製図試験の方が難しいと思っています。ですので資格学校を有効活用し1年でも早く資格を取って受験のストレスから解放されましょう!
ここに書いたこと以外にも学校選びや勉強方法等ご相談に乗れることはたくさんあります。
プロフィールを見て貰えば私が一級建築士を取るまで楽ではなかったことがお分かりになるかと思います。
苦労して合格した一級建築士として、現役資格学校の講師としての目線でお話も個別にさせていただきますので、私が開いているスキルマーケットも有効活用してみてください😊
下記URLからご利用下さい🙇
https://libecity.com/user_profile/yzeQw1Du2HQVtR1jsyhImSD3uDh2
目指せ!建築士免許!!
長文読んでいただきありがとうございました🙇♂️