- 投稿日:2026/02/03
はじめに
野球観戦に欠かせないもの、と聞かれたら何を思い浮かべますか?
ユニフォーム、応援タオル、球場メシ、ビール……そして最近、静かに存在感を増しているのが「日本酒」です🍶⚾️
特に注目したいのが、酒蔵と野球文化が正面から向き合った“コラボ銘柄”。
単なる記念ラベルではなく、
どんな場面で飲まれるのか
どんなファンに手に取ってほしいのか
勝ち試合か、悔しい敗戦か
そんな観戦シーンまで含めて設計された一本が増えてきました。
今回はその中でも、背景・ストーリー・味わいの方向性がはっきりしている3銘柄を、じっくり掘り下げて紹介します。
1)八海山:ブルーボトル⚾️💙
醸造元:八海醸造(新潟県)
八海山の野球コラボを語るうえで欠かせないのが、ロサンゼルス・ドジャースとのパートナーシップ。
日本酒としては異例ともいえる形で、MLB球団の公式日本酒に採用され、優勝や節目のタイミングでは記念ボトルも展開されています。
注目したいのは、派手さよりも**「信頼感」**を前面に出している点。
八海山らしい淡麗な設計は、
試合が長引いても
得点が動かなくても
食事が進んでも
飲み疲れせず、集中力を削がない方向にきれいにハマります。
メジャーリーグの張りつめた空気感と、八海山の静かなキレ味。
この組み合わせは、勝敗に関係なく“試合を最後まで見届ける酒*として完成度が高いです🍶
ペアリング🍽️
へぎそば × 八海山
つなぎの食感と淡麗な酒質がぶつからず、後半まで心地いい。
焼き鳥(塩)× 八海山
余計な味付けをしない分、酒の輪郭がきれいに残る。
枝豆 × 八海山
観戦中につまみ続けても、味がダレない安心感。
2)酔鯨:WHALE STAR⚾️🐳
醸造元:酔鯨酒造(高知県)
酔鯨と横浜DeNAベイスターズの関係は、スポンサー契約+専用銘柄「WHALE STAR」という形で具現化されています。
ここが面白いのは、
・球団のルーツ「ホエールズ」
・酒蔵名「酔鯨」
この2つがつながっている点。
ラベルも含め、応援文化の文脈に自然に溶け込んでいます。
味わいは、香りで引っ張るタイプではなく、キレと骨格で食事を支える設計。
点が入った瞬間の一杯でも、悔しい場面での一杯でも、
感情を邪魔せず、スッと流してくれるのが酔鯨の強みです。
ペアリング🍽️
カツオのたたき × 酔鯨
香ばしさと酸味、キレの噛み合いが抜群。
刺身盛り × 酔鯨
白身〜赤身まで守備範囲が広く、観戦向き。
唐揚げ × 酔鯨
油を切りながら、次の一口へつなげてくれる。
3)来福:球春⚾️🌸
醸造元:来福酒造(茨城県)
来福の野球企画酒「球春(きゅうしゅん)/一球入魂」は、
“シーズンが始まる高揚感そのもの”を酒にした一本。
開幕戦、順位表を眺める夜、
「今年はいけるかもしれない」と思えるあの感じ。
来福はそこを真正面から狙っています。
企画酒にありがちな軽さに寄らず、日常の食卓にも耐える設計なのがポイント。
応援用として買って、
気づけば普通に晩酌で飲み切っている。
そんな“生活に入り込む野球酒”です🍶
ペアリング🍽️
あんこう鍋 × 来福
濃い旨みを受け止めつつ、後口は重くならない。
豚しゃぶ × 来福
脂と旨みをきれいにつないでくれる。
チーズ × 来福
軽〜中程度のタイプで、甘みとコクが伸びる。
まとめ
野球と日本酒のコラボ銘柄は、
「珍しいから買う酒」から
「応援の流れの中で自然に開ける酒」へと進化しています。
今回紹介した3本に共通するのは、
試合のテンポを邪魔しない
食事との相性が広い
勝っても負けても成立する
という“観戦向け設計”。
ビールの代わり、ではなく、
観戦体験をもう一段深くする選択肢として、日本酒が入り込んできているのを感じます。
次にユニフォームを着る日、開幕戦を見る日、その一杯に、日本酒という選択肢を加えてみるのも悪くないですね🍶⚾️