- 投稿日:2026/02/14
はじめに
第2回では、短期的な「減量」がいかにハイリスクなギャンブルであるかをお伝えしました。リバウンドを防ぐ鍵は、体重を追う前に「体の状態を整えること」でしたね。
とはいえ、こう思う方もいるかもしれません。
「整えるのが大事なのはわかった。でも、それが続けられないんだよ……」
安心してください。
ダイエットが続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。
「仕組み」が整っていないだけなのです。
今回は、努力を習慣に変えるための、具体的な「仕組み化」のノウハウをお届けします。
1. 意志の力は「有限の資産」と考える
リベ大では「時間は有限な資産」と学びますが、実は「意志の力(ウィルパワー)」も、寝ると回復し、使うと減っていく有限の資産です。
・副業のアイディアを考える
・仕事のトラブルに対応する
・今日の献立を悩む
これらすべてに意志の力を使っています。1日の終わりに「よし、今からきつい筋トレをしよう!」と思っても、残高がゼロでは動けないのが当たり前なのです。
ダイエットを成功させるコツは、「意志の力を使わなくても、勝手に体が動く仕組み」を作ること。つまり、ダイエットを「特別なお出かけ」ではなく、「歯磨き」のような日常動作に落とし込むことです。
2. 「if-thenプランニング」で行動を自動化する
家計管理において「給料が入ったら、まず先に投資に回す(先取り貯蓄)」という仕組みは最強ですよね。ダイエットも同じです。
「もし(if)〇〇したら、その時に(then)△△する」 というルールをあらかじめ決めておきましょう。
・if(朝起きたら)→ then(コップ1杯の水を飲む)
・if(お風呂が沸くまで)→ then(5分だけスクワットする)
・if(コンビニに行きたくなったら)→ then(まずは炭酸水を飲む)
このように、すでに習慣になっている行動に「新しい習慣」をセットにすることで、脳は迷うことなく行動を選択できるようになります。
3. ハードルを「バカバカしいほど低く」設定する
リベ大で「まずは月5万円稼ごう」と言う前に「まずはメルカリで不用品を売ってみよう」とアドバイスするように、ダイエットも最初の一歩は極限まで下げます。
× 毎日30分ランニングする
○ 毎日スニーカーを履いて外に出るだけ
× 糖質を完全にカットする
○ 一口目は必ず野菜から食べる
「これなら、どんなに疲れている日でもできる」というレベルまでハードルを下げるのがコツです。大事なのは「内容」よりも「毎日そのことを考え、実行した」という継続の事実です。
4. 環境を整える(誘惑の固定費を削る)
「お菓子を食べないように我慢する」のは大変ですが、「そもそも家にお菓子を置かない」のは簡単です。
・目の届くところに食べ物を置かない
・スマホの出前アプリを消す
・運動ウェアを寝る前に出しておく
これは家計管理でいう「格安SIMへの乗り換え」と同じです。一度設定してしまえば、その後はずっと「我慢するコスト」をカットし続けてくれます。
まとめ:習慣化は「仕組み」が9割
ダイエットを「頑張る」うちは、まだ投資としては不安定です。 「気づいたらやっていた」という状態になれば、あなたの健康資産は雪だるま式に増えていきます。
・意志の力は使わない
・「〇〇のついで」にやる
・ハードルは最低まで下げる
・環境を味方につける
今日の小さな一歩(宿題)
✅ 「if-thenルールを1つだけ作ってみる」 (例:お湯が沸く間だけ、スクワットする)
たったこれだけでOKです。まずは「できた!」という成功体験を自分にプレゼントしてあげてください。
次回予告【第4回】
「正しく食べて、代謝を最大化する。食生活の黄金バランス」 次回からはいよいよ実践編。何をどう食べれば、意志に頼らず食欲を安定させられるのか、具体的なノウハウを公開します!