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  • 投稿日:2026/02/16
【保存版】「この画像、本物?AI?」を見抜く新技術「C2PA」とは?  実際のデータつき

【保存版】「この画像、本物?AI?」を見抜く新技術「C2PA」とは?  実際のデータつき

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バラ猫@画像生成初心者チャット管理人

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要約
画像が「本物」か「AI」かを見抜く新技術C2PAを徹底解説!デジタルデータの履歴書とも言える仕組みを、実際の内部データを解読しながら紹介します。フェイク対策として注目の世界標準技術を専門用語なしで学びます。

【保存版】「この画像、本物?AI?」を見抜く新技術「C2PA」とは?  実際のデータつき

生成AIが急速に普及する中、「フェイクニュース」や「なりすまし」への不安が高まっています。

そんな中、デジタルコンテンツの信頼性を守るために生まれた世界標準の技術が「C2PA(シー・ツー・ピー・エー)」です。

今回は、難しい専門用語を使わずにその仕組みを解説し、さらに「実際のC2PAデータの中身」を解読して、画像にどのような履歴が刻まれているのかを見ていきます。

unnamed.jpg

1. C2PAってなに?(ざっくりイメージ)

デジタルデータは、誰でも簡単にコピーしたり、偽物を作ったりできてしまいます。

そこで、「この画像は本物ですよ」「AIで作りましたよ」「ここを加工しましたよ」という履歴書のような情報を、ファイルの中に「改ざんできない形」で焼き付けてしまおう、というのがC2PAです。

誰が決めたルール?

Adobe、Microsoft、Intel、BBC、そしてNikonやLeicaなどのカメラメーカーが集まって作った「世界共通のルール(国際標準)」です。
特定の会社だけの技術ではなく、「みんなでこの安全な方式を使おう」と決めたものです。


2. 仕組みは「透明な箱のバケツリレー」

C2PAの仕組みは、「鍵のかかった透明な箱」をイメージすると分かりやすいです。
データはこの箱に入って、人から人へと渡っていきます。
C2PAでは、この「履歴書」にあたる情報をまとめた塊をマニフェストと呼びます。
その中に、「作った」「編集した」「変換した」といった出来事がアクションとして時系列で記録されていきます。unnamed (2).jpg

① 生成時(スタート)

カメラで写真を撮ったり、AIで画像を生成した瞬間、データと一緒に「いつ・誰が・どう作ったか」を書いたメモを透明な箱に入れます。
そして、その箱に「デジタルの鍵」をかけます。

② 編集時(リレー)

Photoshopなどで編集すると、新しい箱が用意されます。
ここでのポイントは、「前の箱(元の状態)」をそのまま新しい箱の中に入れること。
その上で、「色を明るくしました」という新しいメモを追加し、また新しい鍵をかけます。
こうして、箱の中に箱が入る「マトリョーシカ」のような状態でリレーされていきます。

③ 閲覧時(ゴール)

SNSなどで私たちが画像を見るとき、ツールを使ってこの「箱」を開け、中身(履歴)を確認できます。
もし途中で誰かがこっそり画像を書き換えると、箱にかけてある「鍵」が壊れる仕組みになっているため、「改ざんあり(危険)」と警告が出ます。


3. 【実例公開】これが画像の「履歴書」だ!

では、実際にC2PAに対応した画像ファイルの中には、どのようなデータが入っているのでしょうか?

それでは、Googleの生成AIで作られた画像の内部データ(マニフェスト)を見てみましょう。
一見、難解なプログラムコードに見えますが、読み解くと「画像の歴史」がすべて記録されていることがわかります。


実際のデータ(一部抜粋)

C2PAでは、この「履歴書」にあたる情報をまとめた塊を 「マニフェスト」 と呼びます。

その中に、「作った」「編集した」「変換した」といった出来事が「アクション」として時系列で記録されていきます。スクリーンショット 2026-02-11 16.20.11.pngassertions の中に、c2pa.actions.v2 という「アクションの一覧」が入っており、ここに画像に起きた出来事が順番に並んでいます。


データを「翻訳」してみよう

この暗号のようなデータを紐解くと、以下の4つのステップが明確に記録されていました。


1. 誕生 
"action": "c2pa.created" → "Created by Google Generative AI."
「Googleの生成AIによって作られました」
カメラ撮影ではなく、AI生成であることが明記されています。

2. 加工
"action": "c2pa.edited" → "Applied imperceptible SynthID watermark"
「目に見えない透かしを入れました」
Googleの電子透かし技術「SynthID」が埋め込まれた記録です。

3. 変換
"action": "c2pa.converted" → "Converted to .png"
「PNG形式に変換しました」
最後にファイルの種類を変更して保存されました。


このように、
「いつ、誰が(Google)、何をしたか(AI生成・透かし・変換)」が、
嘘偽りなく記録されているのがわかります。
これがC2PAの力です。


4. 警告「Invalid(無効)」の意味は?

今回のデータを検証ツールに通すと、最後に以下のような表示が出ることがあります。

> Validation Status: Invalid (無効)> Explanation: signing certificate untrusted (署名が信頼されていません)

「えっ、偽物なの?」と驚くかもしれませんが、「Invalid(無効)」は、「この画像が必ず偽物だ」という意味ではありません。

多くの場合、「署名そのものは読めるけれど、証明書が信頼リストにない/期限切れなどで、安全と断言できない」状態を指しています。

つまり、「この署名は私はまだ信用していないよ」という、防御的な挙動だと考えてください。

まとめ:あなたの作業はどう変わる?

「なんだか難しそう…」と思いましたか? 安心してください。

私たちユーザーは、難しいコードを書く必要はありません。

クリエイターの方

C2PA対応ソフト(Photoshop、Fireflyなど)を使っていれば、自動的に「本物の証明」が埋め込まれ、あなたの権利が守られます。

画像を見る方

ニュースサイトやSNSで、画像の隅に「CR」マークなどを見つけたら、それが「来歴情報のボタン」です。

生成AIを楽しむこれからの時代、「情報の出処(トレーサビリティ)」を確認する習慣をつけることが、自分自身を守る一番の盾になります。


❌なお、C2PAは「来歴がきちんと付いた画像」を見分ける仕組みであり、「来歴のないフェイク画像」を自動で検出する魔法のフィルターではありません。

あくまで「信頼できる履歴を持つコンテンツを増やす」ための仕組みだと理解しておくと良いでしょう。


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