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  • 投稿日:2026/02/12
  • 更新日:2026/02/13
関節リウマチ、知って安心🦴💊正しい知識で、一緒に向きあう

関節リウマチ、知って安心🦴💊正しい知識で、一緒に向きあう

たけ@リウマチ内科医

たけ@リウマチ内科医

この記事は約5分で読めます
要約
関節リウマチは、免疫が暴走して自分の関節を攻撃してしまう病気です💦40〜50代の女性に多く、手指や手首に痛み・腫れが出ます。最近はいいお薬がたくさん登場して「寛解」を目指せる時代になりました。長く付き合う病気だからこそ、ご本人や周囲の方の理解が進めばと思い記事にしました☺️

はじめましての投稿になります。

リウマチ・膠原病の診療に携わっている内科医 のたけ と申します。

ノウハウ図書館を始めるにあたり、
少し自己紹介をさせていただきます。

プロフィール🧑‍⚕️

ニックネーム:たけ

専門:内科/リウマチ・膠原病内科

保有資格 : 内科専門医 / 膠原病・リウマチ内科専門医

趣味:卓球、野球観戦、進撃の巨人、ONE PIECE

現在の活動となぜノウハウ図書館を始めたのか?🩺

今は総合病院にて勤務し、日々さまざまな病気に触れながら研鑽を積んでいます📚

そもそも、どうしてノウハウ図書館で投稿を始めようと思ったかと言うと、世間でリウマチ・膠原病に関して、周囲だけでなく、患者さんご本人も知らないことがあります。そうなるとお互いに理解ができず、ご本人はもちろん周囲も困ってしまいます・・💦

あまり馴染みのない病気だからこそ、ちゃんと知ってみんなで幸せになれるようにお手伝いできたらなと思いリベシティでも投稿を始めました🙏


⭐️更新は不定期になると思いますが、日記と備忘録を兼ねて、これから少しずつ綴っていこうと思います。


第1回の今回は、私が日々診療している代表的な疾患の

関節リウマチについてお話ししようと思います☺️


関節リウマチってどんな病気??

目次

どんな病気でしょうか?

どんな人に発症するのでしょう?

原因はなんでしょう?

合併症はありますか?

治療はどうしますか?

知っておいてほしいこと

おわりに


どんな病気でしょうか?

関節リウマチは、「関節」となっていますが、『免疫』の病気です。

免疫とは、バイ菌やウイルスなどの外敵を排除するものです。

最近では、「はたらく細胞」の漫画、アニメ、映画でだいぶイメージしやすくなりましたね☺️

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私たちの体では、白血球さん、キラーT細胞さん、マクロファージさんなど、たくさんの細胞が連携しています。

しかし、その免疫細胞たちが、誤って自分の細胞を攻撃するのが

「自己免疫疾患」であり、

その中で、体の色々な臓器や組織に炎症が広がるものを

「膠原病」と言います。

関節リウマチは、この自己免疫疾患、膠原病の1つであり、

関節と関節の間の「滑膜」と呼ばれる、 関節の動きをスムーズにする場所に「炎症」が起こる病気です。

1RA.png2RA.pngそして、関節の痛みや腫れ、朝のこわばり(動かしにくさ)、関節の変形

といった症状が特徴的です。


起きやすい箇所として、手首、手の指の付け根、第2関節、足の指の関節といった小さな関節や足首、膝などで、

それぞれ左右対称の位置で症状が起きるようになります。

どんな人に発症するのでしょう?

発症しやすいのは、40〜50代の女性に多いですが、

どの年齢でも発症する可能性があります。

男女比は男性:女性=1:3で女性に多いです。

つまり、働き盛りの方、子育てを頑張っている方に多いのが特徴です。

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原因はなんでしょう?

現時点では、いまだによくわかっていません...。

遺伝的要因や喫煙、歯周病、感染症、女性ホルモンなどが言われていますが、 これらが、複雑に絡み合って発症します。

なので、どんな人にでも発症する可能性があるということです。

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合併症はありますか?

関節リウマチは、関節の炎症だけではなく、さまざまな合併症があります。 肺や心臓、血管、血液、腎臓、皮膚、眼などさまざまな箇所で合併症を発症することがあります。

なので、私たちリウマチ・膠原病内科医は全身をくまなくチェックします🩺

スクリーンショット 2026-02-12 23.20.24.png治療はどうしますか?

関節リウマチは、『免疫』の病気なので、

『暴走している免疫を抑えるお薬』が中心になります。

関節リウマチは、つい20、30年前までステロイドぐらいしかお薬がありませんでした。

関節リウマチの薬はDMARDs(ディーマーズ)と呼びますが、

これらが日本で使えるようになったのは最近のことです。

※リウマチの治療の中心であるメトトレキサートは1999年に承認されました。その後、2003年に生物学的製剤、2013年にJAK阻害薬が承認されました。

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しかし、免疫の暴走を抑えるお薬は、同時に自分の正常な免疫力も抑えるので、 注意すべき副作用や合併症の管理がどうしても必要になります。

これらの、

治療・管理をするのが、私たちリウマチ・膠原病内科医の役割の1つです😊

知っておいてほしいこと

関節リウマチは、『免疫』すなわち『体質』的な側面が強いです。

そして、現代医療では、お薬が全くいらなくなる『完治』

というのはなかなか難しいです。

もちろん、完治できる方もいますが、

多くのリウマチ患者さんは、

お薬を用いて関節の痛みや腫れがない、『寛解』

というのを目指し、それを維持していきます。


すなわち、関節リウマチというのは、

その方の人生と共にお付き合いしていかないといけない病気

ということです。


ですが、近年では先にも挙げたように、

とても良いお薬がたくさん世に出てきました。

おかげで、昔よりも関節の変形が進行してしまう患者さんがぐっと減りました。


しかし、それでも中には痛みが治まらず、関節の破壊や変形が進行したり、

良いお医者さんと巡り会えず治療を始めるまでに時間がかかったりする方もいます。


それでも、患者さんにとっては一度きりの人生です。

どんな状況になっても

やりたいことを諦めない、夢に向かって進んでいける

そのように一人でもリウマチに悩む患者さんが勇気を持てるよう

微力ながら私も日々成長し、そのお手伝いができたらなと思います。

スクリーンショット 2026-02-12 23.27.11.pngおわりに

今日は、私が日々、一番多く診療させていただいている

「関節リウマチ」についてお話ししてみました。

免疫の病気で難しいところもあり、それでいて長くお付き合いしないといけない病気ですが、医学は日々進歩しています。

また、治療だけでなく、患者さんが治療に前向きになれる、夢や目標に向かって進んでいける、そのように人生を伴走できるパートナーとなるべく、日々精進しないとな、 と記事を書きながら気持ちを新たにしました💪


ここまで読んでいただきありがとうございました。

また不定期になりますが、リウマチのことや他にもさまざまな膠原病の病気のことを少しでも知っていただけるよう、記事にしていきたいと思います。

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あとから読み返したい時に便利です。

たけ@リウマチ内科医

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たけ@リウマチ内科医

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この記事のレビュー(3
  • 会員ID:unjil2A3
    会員ID:unjil2A3
    2026/02/14

    数ヶ月前、朝起きた時に指のこわばりがあり、祖父もリウマチだったので心配で整形外科を受診しました。レントゲンや血液検査の結果、異常はないということでほっとしました。 専門の先生の詳しい説明をありがとうございました😊

    たけ@リウマチ内科医

    投稿者

  • 会員ID:b4G7N0sC
    会員ID:b4G7N0sC
    2026/02/13

    自分もリウマチ疾患に携わることがあるので、興味深く拝見させていただきました。 このご投稿を通して、早期発見、早期治療で少しでも多くの方のお助けになるとよいですね。

    たけ@リウマチ内科医

    投稿者

    2026/02/13

    ありがとうございます! 先生に読んでいただけて恐縮です🙏 関節リウマチは発症した数年が勝負なので、早期発見、早期治療できるように情報発信頑張ります💪

    たけ@リウマチ内科医

    投稿者

  • 会員ID:aRXAgKdZ
    会員ID:aRXAgKdZ
    2026/02/13

    医師の方にリウマチを解説していただき、リウマチがどんな病気かを知っていただければ患者も本当にありがたいです🙏 リウマチは全身の病気なんですよね😭 私はJIAでしたので、残念ながら手足が変形してしまいましたが、今は良い薬が出来ましたね✨ これからもぜひ発信していただければと思います😊

    たけ@リウマチ内科医

    投稿者

    2026/02/13

    レビューありがとうございます😊 JIAだったんですね。お若い時からのご苦労、大変だったかと思います。 少しでもリウマチ・膠原病の患者さんにとってより良い情報発信できるよう頑張ります✨

    たけ@リウマチ内科医

    投稿者