- 投稿日:2026/03/09
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要約
定期的な運動で感染症リスク31%減、死亡リスク37%減。免疫細胞の活性化やワクチン効果の向上など、運動が免疫力を高める科学的メカニズムを内科専門医が解説します。
日々の診療の中で「どうすれば免疫力を高められますか?」という質問をよく受けます。
食事や睡眠はもちろん大切ですが、今、科学の世界で最も注目されている「天然の免疫ブースター」があります。それが習慣的な運動です。
今回は、50万人以上のデータを分析した最新の論文を基に、運動がどのように私たちの免疫系を強化し、感染症から守ってくれるのかを科学的に解説します。
1. 運動で「感染症のリスク」が31%も下がる
驚くべきことに、定期的な運動を習慣にしている人は、そうでない人に比べて、市中感染症(インフルエンザや肺炎など)にかかるリスクが31%も低いことが示されました。
さらに、万が一感染してしまった場合でも、感染症による死亡リスクは37%も減少します。
これは、心血管疾患や糖尿病などの生活習慣病の予防だけでなく、運動が「感染症に対するレジリエンス(抵抗力)」を直接的に高めることを示唆しています。
2. 運動は体の中で何を変えているのか?(免疫の科学)
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