- 投稿日:2026/03/14
◾️はじめに
という記事を書きました。
ただ、最期の話というのは関係性・相手の価値観・その時の気持ちなど、いろいろな要素が重なってくるものだと思います。
だからこそ、「自分のこと」から考えてみるというのは比較的やりやすい方かなと思っています。
とはいえ実際にやってみると、かなり体力と気力を使います。
やりやすくても簡単とは言えないなぁと感じました。
今回は、やったことではなく、私自身の気持ちの移り変わりなどを中心に書いてみようと思います。
「こんな人もいるんだなぁ」くらいの気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。
かなり感情ベースで、理論的ではありません。
無理のない範囲でご覧くださいね。
🍎マークは、みなさんが取り入れられそうなこと
💩マークは、私の失敗ポイントです。反面教師にしてください。
◾️エンディングノートを書き始めた背景
🎀大学卒業後、作業療法士として病院で働き始めいろんな人生や最期があることを目の当たりにした。
🎀社会人になって一人暮らしを始めたことで「自分しか知らないこと」が増えていきました。
例えば
・どこのクレジットカードを使っているか
・どこのガス会社を契約しているか
・暗証番号
などです。
🎀祖父が亡くなったとき、手続きの一部を手伝ったのですが、やることが多かった。
そんなことを思った新卒1年目の冬。当時23歳の私は「エンディングノートを書けばいいんだ」と思い、動き出しました。
🍎もし書くのを迷っている方がいたらまずはどんな項目があるのかを見るだけでもいいと思います。
🍎私はコクヨのエンディングノートを購入しましたが、ネットで調べると無料のエンディングノートもあります。(「葬儀ベストネット」「いちばんやさしいエンディングノート」など)
◾️エンディングノートを1人で書いていた
感覚的に「家族には言えなかった」んです。
今も両親には言えないという感覚があります。
なので、まずは黙々と書けるところから書いていきました。
ただ実際に書いてみると「これ、思った以上に疲れるな…」というのが正直な感想でした。
人生や最期について考えることも、
資産や口座を整理することも、
思っていた以上にエネルギーが必要でした。
同時に思ったんです。
「23歳でこれだけ大変なら年齢を重ねてから全部やろうとするともっとしんどい、いや、できないかもしれない」
そう思って書きやすいところから少しずつ埋めていきました。
🍎書くときは、書きやすいところからで大丈夫だと思います。
◾️1人では書けない部分もある
エンディングノートには
「入院した時」
「亡くなった時」
に知らせる人を書く欄があります。
でも、私はそこが書けませんでした。
知らせたい人はいるのですが、LINEしか連絡先を知らない人も多かったんです。
空白でもいいかなと思ったのですが、やっぱりお世話になった人には伝えてほしい。
そう思って、周りの人に連絡先を聞くことにしました。
◾️周りの反応
連絡先を書くためにエンディングノートを書いている背景を伝えると、驚きながらもみんな快諾してくれました。
今思うと、本当に周りに恵まれていたなと思います。
ただ多くの人に言われたのは「早くない?」という言葉でした。
10歳くらい上の同僚の医師にも「私でも書いてないよ。若いのに早くない?」と言われました。
みんなの反応は「まだ書かなくてもいいんじゃない?」という感じだったと思います。
でも、そのときの私は「じゃあ、いつ書くの?」と思っていました。
💩私は「やりたい!」となったら、石橋を叩かず渡るタイプで周りの言葉をあまり気にせず続けていました。
※これはあまり良くない例かもしれません。幸せなことに決断を迫られたわけではないのでもう少しゆっくりでもよかったとも思います。ただ、勢いや気力がないとできないこともあるのかなとも思っています。
🍎最期の話はセンシティブな内容です。相手の反応を見ながら無理に埋めないことも大事だと思います。
エンディングノートで人間関係が崩れたら元も子もないです。(ほんと私は周りに恵まれていました😭🫶)
◾️エンディングノートの更新
書き終えたあと「もしものために」と思って放置していました。
でも、仕事をしていると「最期」を考える機会が自分のタイミングとは関係なくやってきます。
そのたびに見返すようになり、少しずつ更新しています。
💩とはいえ、私は数年放置していた時期もありました。
🍎ライフスタイルが変わったタイミングなどで見直すのが良いと思います。
私は誕生日に年1回見直すことにしています。
◾️この数年で変わったこと
父方も母方も90歳以上という家系の私は、昔「長生きしてギネスに載るぞ!」くらいの気持ちで、人生の“長さ”を重視していました。
90歳以上生きるのが普通だと思っていたのです。でも、年齢を重ねるにつれて、「長さ」より「質」に重きを置くようになりました。
同じ60歳でも、30歳の私より体力がある方もいれば、寝たきりの方もいます。本当にさまざまだと感じます。
また、「一般的に〜」「統計では〜」と言われることも、自分のこととなると諦めきれない自分がいることにも気づきました。
とは言え、年齢で
80歳?70歳?60歳?
と考えてみたのですが、
どうしても、年齢で区切ることができませんでした。
だから私は、「年齢」ではなく、別の基準で考えることにしました。(※最期の希望に書いてあります)
◾️私の死生観
端的に言うと、
「今この瞬間死んでもいい」
という考えです。
もちろん、積極的に死にたいという意味ではありません。
そうではなく、
「そうなったとしても、後悔しない人生を歩みたい」
「今終わっても、総じて幸せだった」
という意味です。
まだやりたいことはあります。だからやり終わるまでは生きたい。
でも、もし自分の予想外のことが起きたとしても後悔しないために「今この瞬間死んでもいい」という気持ちも同時に持っているのだと思います。
💩この言葉だけ聞くとヤバいやつだと思われて心配されます。ちゃんと説明しましょう。
🍐胡梨の一言
同じ思いでも、その背景は異なるので、皆さんの意見も聞いてみたいです👀
◾️胡梨の最期の希望
こちらは正解でもありませんし、気分が悪くなる恐れがありますので
無理のない範囲で読み進めてください。今の希望です。
・年齢関係なく、私は「私として生きていること」を大切にしたい。
・意識があり回復の見込みがある場合は治療を受けたい
・意識が戻らない状態が2週間ほど続き、回復の見込みが低い場合は延命治療を望まない
・認知症などで自分で判断できない状態になった場合も延命治療を望まない
・意識があっても体がほとんど動かず、自分で生活や意思決定ができない状態で延命されることは望まない
・ただし痛みや苦しみを和らげるケアは希望する
また、両親が健在なうちは最終的な判断は兄を中心に、両親の意思も尊重してほしい
とエンディングノートに記載してあります。
これは、私の意思によって残された家族が揉めたり悲しくなったりしてほしくないからです。
もし、それで家族の関係が悪くなるくらいなら私の意見はどうでもいいです。
みんなが幸せに生きていて、普通に暮らしてくれる方が私は嬉しいです。
🍎細かく決めなくても「こういう状態がいい」だけでもあると周りの方もご自身も困らないのかなと思います。
例えば「ご飯は食べていたい」など。
◾️今私ができること
・今の体を大事にする
(睡眠や食事、ついおろそかになってしまうので気をつけたいです)
・部屋の掃除/整理整頓
倒れた時に足の踏み場がなくてぐちゃぐちゃだなんて恥ずかしいですし、救急隊の人に怪我をさせたら大変です。また入院中に物を持ってきてもらうにも「そこら辺にあるんだ…!」では相手が困ります😂
🍎エンディングノートじゃなくてもできることはたくさんあります。
◾️エンディングノートの存在を兄に伝える
エンディングノートを書いて満足していたのですが、オフ会で、
「誰かに知らせないと意味がないよ」
と言われて気がつきました。
友人は知っているけれど、家族は知らないという状況だったんです。
ということで、両親のキャラクターを考慮して兄に伝えることにしました。
両親に知らせると、必要以上に心配してしまうと思ったからです。
兄にはこんな感じで伝えました。
・エンディングノートを作ってある
・もしもの時はそれを見て進めてほしい
・病気や精神的な問題があるわけではない
・家の書類と一緒にまとめてある
・両親には今のところ伝えないでほしい
兄の反応は意外とあっさりしていて、両親に伝えないことも承諾してくれました◎
🍎家族などに伝える場合もセンシティブな内容なので、説明はしっかりしたほうがいいと思います。無理に話を進めないと言うのがおすすめです。様子を見て数日に分けるものいいかもしれないです。
◾️まとめ
最期のことを考えるのは、正直簡単ではありません。
でも、少し考えておくだけでも残された人が困らないこともあるのかなと思っています。
もちろん
・考えない!
・全部、家族や医師に任せる!
という選択もあると思います。
私はたまたま「自分のことは自分で考えておきたいタイプ」でした。
そんな一例として読んでいただけたら嬉しいです。
また、コメントやオフ会で意見交換できたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
胡梨🍐
💡注意
この記事はあくまで私個人の考えです。
医療的な判断や正解を示すものではありません。
それぞれの価値観や状況に合わせて考えていただけたらと思います。