未ログイン状態で閲覧中
  • 投稿日:2026/03/23
  • 更新日:2026/03/23
あなたはどうする?!知っておけば慌てない、退職時の社会保険選び方4.5選

あなたはどうする?!知っておけば慌てない、退職時の社会保険選び方4.5選

  • -
  • -
ひより@ドローン救命士

ひより@ドローン救命士

この記事は約5分で読めます
要約
退職時の社会保険料、どれを選ぶのが最適解?!公務員を早期退職したFPが実体験を元に記事を書きました。

はじめまして、ひよりと申します。

2025年9月末に25年間務めた公務員を卒業しました。

卒業に際して4年間準備しました。準備の中で色々な気付きがありました。今回は退職時の社会保険料の選択について、私の経験や気付きをお伝えします。転職・退職を考えている人の参考になりましたら幸いです。

1. 退職後の社会保険の選択肢3つ

 社会保険料について調べると、主な回答は以下の3つになると思います。

 ① 家族の扶養に入る ② 任意継続 ③ 国民健康保険

 まずはこの3つについて説明したいと思います。

2. 3つの選択肢のメリットや注意点

① 家族の扶養に入る

最もコストを抑えられる選択肢で、条件を満たせば保険料は0円になります。

メリット: 自分で保険料を払う必要がなく、コストカットの面では圧倒的です。

条件: 一般的に年収が130万円未満(60歳以上は180万円未満)である必要があります。

注意点: 失業手当などの非課税収入も「収入」としてカウントされるため、手当を受給している間は扶養に入れない場合があります。また、自分自身の将来の厚生年金増額にはつながりません。

任意継続(今の会社の保険を続ける)

退職した会社の健康保険に、最長2年間引き続き加入できる制度です。

メリット: 家族を何人でも無料の扶養に入れられるほか、大企業の健康保  険組合などでは、医療費の自己負担に上限を設ける「付加給付」や、人間ドックの補助などの手厚い福利厚生を継続できます。また、高所得者の場合は保険料に上限(標準報酬月額の上限)が設定されていることが多く、国保より安くなる傾向があります。

注意点: 会社が半額負担してくれていた制度がなくなるため、保険料は現役時代の約2倍(全額自己負担)になります。また、退職後20日以内に手続きをしないと権利が消滅する「20日ルール」があるため注意が必要です。

国民健康保険(国保)

お住まいの市区町村で加入する保険です。

メリット: 退職1年目は高額になりがちですが、1年目に無収入であれば、2年目からは所得ベースで計算されるため保険料が劇的に安くなる可能性があります。

軽減制度: 倒産や解雇などの「会社都合退職」、または病気や介護などのやむを得ない理由での退職(特定理由離職者)の場合、申請すれば前年の給与所得を30/100として計算してくれるため、保険料が最大で7割近く安くなることがあります。

注意点: 国保には「扶養」という概念がなく、家族の人数分だけ保険料(均等割)が加算されます。また、前年の「ボーナスを含めた総所得」をベースに計算されるため、前年に多く稼いでいた場合は高額になります。

3. 結局どれを選ぶ?判断基準

結局どれが一番得かは、個人の状況や住んでいる自治体によって全く異なります。以下の手順で最終判断することをお勧めします。

① リアルな数字を比較する

 役所の窓口で「国保の試算」をしてもらい、同時に今の会社の健保組合に「任意継続の金額」を確認して、実際の保険料を直接比較してください。1年目任意継続、2年目国保に変えることで保険料を抑えるという方法をとる人が多いと感じています。

「付加給付」の有無を確認

 任意継続の保険料が国保より数万円高くても、持病がある場合などは「付加給付」による医療費バックで元が取れる場合があります。

退職時期を考慮する

 国保は1月〜12月の所得で計算されるため、退職する月によっては「高い保険料を払い続ける期間」が長くなることに注意してください。

週20時間以上のパートを始める

 パート先で社会保険に入るという方法もあります。これにより、低い保険料で厚生年金を増やしながら、健康保険の恩恵を受けることが可能になります。

4. ひよりは何を選んだか

 私は法人を立ち上げました。いわゆるマイクロ法人です。上記に入ってないですね、すみません。一般的ではないかな、と思い入れませんでした(その他0.5)

 自分に法人から安い給料を払って、社会保険料を抑えました。ただ退職翌月にすんなり法人を立ち上げられない場合も考え、色々と調べました。

 私の場合は東京都の共済であったので、都の基準で行くと任意継続は年間およそ59万円、国保だと年間67万円でした。担当者や窓口に聞いた方が早くて正確です。ギリギリまで退職を秘密にしていたい人もいるかもですが、絶対に聞くようにしましょう。

 法人がすんなり立ち上げられない場合を考え、任意継続→国保を考えましたが、都共済は再就職でも国保切り替えでも一度任意継続を選んだら1ヶ月分の保険料は返さない、という返答がありました。国保は再就職が決まったら返してくれるそうです。(月末にどこに所属しているかで判定)

 なので、ひよりは退職翌月3日に役所に行き、一旦国保加入手続きを行いました。その後同月6日に法人を立ち上げることに成功したため、晴れて社保に切り替えとなりました。社会保険としては「転職」と変わらない感じです。(都共済→協会けんぽ)保険料は会社負担を合わせておよそ27万6千円です。上記④のパートなら会社負担分は払わなくていいのでもっと安くなりますね。

5. 終わりに

 公務員は特殊な場合を除いて失業保険はもらえませんが、失業保険をもらいたい普通の企業にお勤めの方はそことの兼ね合いも考えなければなりませんね。

 ホント制度が複雑怪奇すぎで、困りますね。制度がコロコロ変わるのも💦

 この記事に書いた内容は、ひよりの退職時の法令等に基づくもので、毎年のように制度は変わりますので、あくまで参考として下さい。取り返しのつかない事にならないよう必ず最新の情報を手に入れて下さいね!

 ここまで読んで下さった方、本当にお疲れ様でした。

 あなたの未来の選択の一助となれましたら幸いです。

 またお気づきの点、誤り等がありましたら、教えて頂けると助かります。

 ありがとうございました。 

                  かけだしFPひより@ドローン救命士

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

ひより@ドローン救命士

投稿者情報

ひより@ドローン救命士

パンダ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(0

まだレビューはありません