- 投稿日:2026/04/10
好きを仕事にすると、毎日が最高に幸せになれる。
好きと得意は、意外と身近なところに眠っている。
このシリーズの前2本で、そんなメッセージをお届けしてきました。
そして今回。
「好きと得意を活かして独立したい!」
そう思い始めたあなたへ——少しシビアな話をしたいと思います。
好きと得意を活かして活躍する生活は、ワクワクするでしょう。
でも、夢だけでは乗り越えられない現実は、確かに存在します。
夢を追いかけて日々の生活や将来が不安になったり、
家族や友達に迷惑を掛けたりすることは、避けたいですよね。
この記事の目的は「怖がらせること」ではなく、
「そういった事態にあらかじめ備えて、自信を持って踏み出せるようにすること」です。
今回はよくある失敗を回避するために、チェックリスト風にしてみました。
せっかく見つけた夢を実現するために、万全の体制を整えていきましょう。

💰 1. 家計管理をしっかりしておく
いきなり夢のない話ですが、家計をしっかり管理しておくことは、とても大事です。
なぜなら、独立してすぐに安定した収入が得られるとは限りません。
また、今は仮に上手くいったとしても、いつ収入が途切れるかも分かりません。
そういった「空白期間」を乗り越えるために、2つの備えが必要です。
1️⃣ひとつは黒字家計。つまり毎月の収支がプラスになっていることです。
2️⃣もうひとつは資産。収入がゼロになっても、しばらく生活できる蓄えを持っておくことです。
私が独立前に確保したのは、約10年分の生活費でした。
「多すぎでは?」と思われるかもしれませんが、余裕があるからこそ焦らずに判断できます。
逆に、余裕がないと不安になります。
不安は思考を狂わせます。
冷静な時なららしないミスを、焦った状態ではやってしまうものです。
基礎が整っていない状態での独立は、土台のない家を建てるようなものです。
学長が仰るとおり、個人で稼ぐには2-3年掛かるものです。
10年分とは言わないまでも、それくらいの期間を凌げる家計と資産があれば、自身も家族も安心できるでしょう。
リベシティの宿題リストをおおむね終わらせていることも、一つの目安になります。

🎭 2. 三つの人格を知り、使い分ける
書籍『はじめの一歩を踏み出そう』(マイケル・E・ガーバー著)で、
ビジネスを動かす人間には3つの人格があると紹介されています。
・起業家:夢を描き、ビジョンを示す
・管理者:計画を立て、仕組みを作る
・職人:実際の作業・サービスを担う
「好きと得意を仕事にしたい」という人は、職人の人格に偏りやすいです。
技術の追求に没頭するあまり、営業や集客がおろそかになる——
というのは、このタイプでよくある失敗パターンです。
私自身も、職人気質なところがあります。
でもこの本を読んでいたおかげで、
👨🎤「今は起業家としてビジョンを示すときだな」
👨⚖️「今は管理者として動くべき局面だな」
と、考えを意識的に切り替えられています。
このようにして3つのバランスを保つことが、事業を長続きさせる鍵です。

🎯 3. マーケットインで需要を確かめる
「好きで得意なことを突き詰めれば良い」
「自分が好きなことだから、需要はあるはず」
という考えは、危険な思い込みになりえます。
需要のない分野、あるいは需要はあるが稼げない分野というものは、実際に存在します。
稼げなければ、それは事業ではなく趣味か慈善活動です。
著名な実業家であるナヴァル・ラヴィカントさんの言葉に「努力の前に方向性が大事」というものがあります。
どれだけ情熱と技術があっても、向いている方向が間違っていれば報われません。
学長も🦁「人がお金を払ってくれるところから探しやー」と仰っていますよね。
また、可能であれば、独立前にファーストキャッシュを得ておくことを強くお勧めします。
小さな売上を実際に上げることが、見込み違いを防ぐ最良の方法です。
「あとは時間さえあれば、もっと大きくできるのに…」
というフェーズになったら、独立への最良のタイミングです☺️

🙋 4. その道で成功している人から話を聞く
独立前は「好きなことを続けていれば、いつか稼げるようになる」と考えがちです。
でも仕事にする以上、好きでないこと・苦手なことも必ずやらなければならない場面があります。
うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある——
そういった現実を独立前に知っておくことが大切です。
私は独立前に、個人事業主や法人経営者に実際に話を聞きました。
それによって、税務・会計・社会保険といった、サラリーマン時代には意識すらしていなかった実務を知ることができました。
「知っていてよかった」と、独立後に何度も助けられたものです。
自分が目指す分野でアルバイトを短期間してみるのも一つの手でしょう。
「将来独立する前提で働く」という意識で入ると、知識の吸収率がまったく違います。
ただしその場合、期限を決めて取り組むことが大事です。
準備期間をダラダラ続けてしまうのは本末転倒ですからね。

🌱 5. 小さく始める
ここまで取り組んだ上で、最後のポイントは「小さく始めてみる」です。
つまり、融資を受けない、物件を借りない、大きな固定費を作らない、ということです。
私が独立したとき、用意したのは自分一人とパソコン1台だけでした。
借入ゼロ、賃料ゼロ、固定資産ゼロ。
そうすることで、もし仮に売上が途絶えても、損失を最小限に抑えられる状態を作れました。
大きな借入や固定支出があると、失敗したときに生活への直撃が避けられず、再起が難しくなります。
「善く敗れる者は滅びず」という古い漢書の一節がありますが、
何度でも立ち上がれるよう、リスクをコントロールして長く生き残っていきましょう。

✨ おわりに
今回は「好きと得意で独立する前に」ということで、押さえておくべき5つのポイントを紹介しました。
少し重く感じたかもしれませんが、伝えたいのはこのひと言です。
「しっかり準備して、確実に夢を叶えましょう!」
好きと得意で成功する世界は、確かに存在します。
そこへ辿り着くのに必要なのは、夢と、地に足のついた準備の両方です。
焦らず、でも足を止めず、着実に前へ進んでください。
私もまだまだ道半ばです。ともに頑張りましょう!💪

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とはいえ、実際に独立するのは勇気が要りますよね。
僕が独立に踏み切ったときの具体的な備えを、下記の記事にまとめました。
こちらも参考になれば幸いです。
▶https://library.libecity.com/articles/01K810STJGTGE9YCN50TXJDAN2

🤔「いや、でも今の会社で働き続ければ、安定してるし将来安泰だし…」
と悩んでいる方、好きなことを仕事にしたいけど踏み出せない方は、
以下の記事をご笑覧ください。
もしかしたら「もったいない」判断をしているかもしれません。
▶https://library.libecity.com/articles/01K8YCFPWWKE6Y0QMF1C9BPAQZ

また、今回紹介しきれなかった「独立前に考えるべきこと」も、🦁学長の動画にまとまっています。ぜひ合わせてご覧ください。
【失敗しない独立のための10条件】
▶ https://youtu.be/_UZ418v4IDo?si=Fv3gOYZKDdcdkGGv