- 投稿日:2026/03/31
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要約
2026年本屋大賞TOP3を予想する。
また、ノミネート作品10冊をサラッと紹介する。
冒頭が長ければ、目次①をタップ。
「こんばんは。文芸評論家の三宅香帆が好きです。……ええ、もちろん嘘ではありませんよ(笑)。
『三月、澱、窓の際』。
ヨルシカの『八月、某、月明かり』のパクリじゃないか、なんて野暮なことは言わないでくださいね。今日は三月三十一日。四月から始まる一年という物語が、最後の一滴まで絞り出される、残酷なまでの結末の日。私は今、窓際の椅子に深く腰掛け、本を読んでいます。
それにしても、一年というのは、本気で、マジで、恐ろしいほど早いですね。
小説なんていう実体のない虚構よりも、明日の糧になる技術、効率、そして数字。それを求めるのは、この『しんどい』世を生き抜くための、否定しようのない、あまりに切実な願いです。
しかし。
その『最適解』という名の檻に対して、私はあえて、否定を提示させていただきます。
数字では測れないもの。
何の得にもならないのに、なぜか胸を締め付けるもの。
効率という刃で削り落とされた、私たちの孤独を埋めてくれるもの。
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