- 投稿日:2026/03/31
かけ算の丸つけをしたとき、少し不安になったことはありませんか。
子どもが問題を解いた。答えは合っている。
でも「なんでそうなるの?」と聞いたら止まる。
明らかに暗記に頼っていそう。
かくいう私も、学生時代は暗記で算数をこなしていた人間です。
だからなのか、本当に理解できているのかなと、気になりました。
うちの子はどのタイプだろう?と気になる方は、
ご覧いただけると幸いです。
■実は「解けた」には3段階ある
① 暗記型
→ 覚えている問題だけ解ける
② 手順型
→ 同じ形なら解ける
③ 思考型
→ 分解して答えを作れる
同じ正解でも、中で起きていることは全く違います。
■かけ算のきまりで見える違い
例えば、8×5=40。
暗記型の子は「知ってるから書いた」で終わります。
これは、まさに我が子のパターンでした。
手順型の子は「1増えたら8足す」と操作で処理します。
ここも、なんとなく“パターン処理”の匂いがします。
そして、思考型の子はこう考えます。
8×4=32
そこに8を1つ足せばいい
👉 量で捉えています。
■つまずきの正体
共通しているのはこれです。
「なぜそうなるか」ではなく
「何を書けばいいか」で動いている
ルールを使うだけで、作れていない状態です。
でもこれ、子どもだけの話じゃないんですよね。
耳が痛い話ですが、社会人の私の仕事ぶりがまさにこれです。。。
■家庭でできる声かけ
我が子の、もしくは自身の「解き方」の型を見つけた後、
どうやって「作る人」に育てていくのか。
①「どうやって出したの?」
②「それ、忘れたらどう作る?」
③「どこかで見た形にできない?」
この3つだけで十分です。
この中の一つでもいいと思います。
①は本人のアウトプットを否定しないことがコツです。
否定したり、すぐに修正しようとすると、せっかくの言語化が自信をなくすことに繋がりかねません。
(とはいう私も、幾度も口を挟んでしまい、やる気を削いだ経験があります)
■今日からできる3ステップ
① まず解かせる(口を出さない)
② 解き終わったら聞く
③ 1つだけ問いを投げて、10秒待つ
👉 この“待つ”が一番重要です
■ここで9割が止まる
・子どもが黙る
・親が答えを言ってしまう
・結局説明して終わる
手順はできるのに理解していない状態です。
これ、やってみると意外と難しいです。
■どう変わるか
作業型
問題 → 記憶 → あれば書く
思考型
問題 → 分解 → 再構成 → 答え
変わるのはこれだけです。
「答えを知っているか」から
「答えを作れるか」へ
■最後に
今日の問題、ひとつだけでいいので
「どうやって出したの?」
と聞いてみてください。
答えが出なくても大丈夫です。
その沈黙が、考える時間です。
まずは1問だけ。
そこから積み上げていけば十分です。