- 投稿日:2026/03/31
- 更新日:2026/03/31
正論では人は動かない
祖父には、90歳を過ぎた頃から、毎年お正月に親族が集まるたびに
「そろそろ免許返納も考えた方がいいよ」
「高齢者の事故も増えてるから、人ごとじゃないよ」
と伝えてきました。
ニュースで事故の話題が出るたびに話をしたり、市町村窓口に相談したり、タイミングを見て伝えてきました。
でも祖父の答えは、いつも同じでした。
「俺は大丈夫だ」
免許更新時のテストも毎回ほぼ満点。
(実際には内容を覚えているという背景はありますが⋯)
本人の中では、「問題ない」という確信があったのだと思います。
なぜ手放せなかったのか
祖父は、退職後も25年以上にわたり、趣味教室の講師を続けていました。
もともと教員だったこともあり、人に教えること、人と関わることは、祖父にとって大きな意味を持つ活動でした。
さらに、祖母は車椅子生活。
近隣には日用品や食料品を買える場所がなく、祖父にとって車は生活のインフラでもありました。
祖父にとって運転は、「自分の役割」だったのだと思います。
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