- 投稿日:2026/04/12
詐欺師 宮本
12月のある土曜日に、少し早めの夕食を18時頃から摂り始めると、今ではほとんど鳴ることが無い固定電話が鳴りました。
相手「〇〇さんでしょうか。」
私「(答えずに)どちら様ですか?」
宮本「△△市役所の宮本と申します。〇〇〇〇(私のフルネーム)でお間えないでしょうか?」
私(土曜日の18時に市役所から電話?、フルネームを知っているということは本物かな。)
「どういうご用件ですか?」
宮本「8月に健康保険に関する手紙を送ったのですが・・・」
✳️両者のやり取りの要約
・今年の春に健康保険制度が変わったことにより、「私」に還付金が発生。
・返送期限が11月30日だが、送られてこないので電話をした。
・厚生労働省の事務なので、期限切れの場合は市役所では手続きできない。
・今後の手続きは「私」が希望する銀行で行うことになり、希望する銀行名を言ってくれれば、その銀行本社から私に電話がくる。
・その後の実際の手続きは支店が行う
・今日中に手続きしないと還付金は失効する。
・今まで何度も電話したが、今日初めてつながった。
という内容です。
この宮本は話し方がスムーズすぎます。
私は長年公務員をしてきて、こんな話し方をする公務員を見たことがありません。
きっと何回も同じ電話を繰り返すことにより、うまくなりすぎたのでしょう。
また、後ろの雑音がほとんどなく、もう一人男性らしい電話の声がかすかに聞こえていました。
私「市役所の何課ですか?電話番号は?」
宮本「保険年金課です。電話は・・・」
< 課も電話も実在します。>
私「課長さんの名前を教えてください。」
宮本「なぜそんなことを聞くのですか?」
私「管理職名は公表されていますから、問題ないでしょう。」
宮本「(なんだかんだと抵抗し、)それはネットに乗っているのですか?」
私「異動のタイミングで新聞に掲載されるでしょう。」
宮本「どこで新聞を見たのですか?」
私「新聞なんてどこでも見られるでしょう。」
宮本「教えられません。課長の名前は関係ありませんから。」
私「市役所や銀行が土曜日のこの時間に電話をすることは普通ありませんよね。」
宮本「普通てなんですか?疑うのであれば今から来てくださいよ。」
私「先程、市役所では手続きできないって言ったじゃないですか。」
宮本「そうですが。」
私「話の内容が腑に落ちないので、週明けに市役所に確認します。」
宮本「わかりました。それでは、還付金を失効する手続きを取ります。」
電話を切る。
考察
・私は、今もサラリーマンだから健保は職場で手続きするだろう!
・期限切れなのに市役所が電話してきて、失効の手続きもするんかい!
・厚労省の業務で市役所ができない業務を銀行本店がするんかい!
・だいたい役所はそんなに親切じゃないぞ!
本当は宮本をじわじわといじめたかったのですが、1/10くらいは「本当かもしれない」という気持ちがあったために、いじめられませんでした。
また、宮本はどこかで怒り出すか、途中で電話を切るかと思いましたが、最後まで役を演じ切りましたので、私は電話を切っても「本当かも」という思いが消えませんでした。
また、最初から「怪しい」と思えたので、騙されませんでしたが、
もし最初の段階で信じこんでしまった場合、先入観を払拭できずに騙されたかもしれません。
皆さん 気を付けましょうね。
最終確認
念のため、市役所保険年金課の直通電話に掛けたところ応答なし。
代表電話(宮本が言った電話番号と同じ)に電話したところ、
警備員「〇〇市役所、警備です。」
私「保険年金課お願いします。」
警備員「(面倒くさそうに)今日土曜日ですよ。やってるわけないでしょ。」
私「詐欺電話がかかってきたから、確認させてもらいました。お疲れ様です。」
警備員「ああ、そうですか。では。」
もっと驚いてくれよ 警備員‼️
私にとっては大事件なんだから‼️