- 投稿日:2026/04/21
- 更新日:2026/04/21
「不動産賃貸業でAIを活用したい。でも、何から始めればいいかわからない…」
「物件購入は得意。でも、管理・分析・書類作成など周辺業務が多すぎて、時間がいくらあっても足りない…」
こんなお悩み、ありませんか?
私自身、Claude Code(クロードコード、以下クロコ)を使いはじめてから「これは使える!」と実感した場面が何度もありました。築古戸建てコミュニティでもメンバーと共有しながら、使い方を磨いてきています。
最近は「クロコって最近よく聞くけど、不動産で何ができるの?」というご質問をよくいただくので、今回その活用事例TOP5をノウハウ図書館にまとめました。
5位:修繕記録の資料作成
以前は1枚ずつ手作業で作成していましたが、Claude Codeに写真・メモなどのデータをまとめて渡し資料をつくってもらってます。
【Codeへの指示文】
リフォーム履歴シートをPDFで作成してください。写真の仕分けはあなたが画像を見て判断してください。
【物件名】→
【写真フォルダ】→
【施工箇所と内容】(箇所名:施工内容) 1. 2. 3.
【レイアウト】A4縦1枚、ビフォーアフター横並び+キャプション
割り当て結果を先に提示 → OK後にPDF作成してください。
※自由にアレンジして使って下さい。
そのまま、Codeに入れると、
こんな風に聞かれるので、必要な項目を入力👇️
【物件名】 例:「○○貸家」(市町村名を入れるのが一般的)
【写真フォルダ】 Mac内のフォルダの絶対パス(例:/Users/〇〇/Dropbox/コード/〇〇/)
【施工箇所と内容】 例:
キッチン:システムキッチン交換
浴室:ユニットバス入替
洗面所:床張替え
※写真はイメージ図に差し替えています。
資料を作っておくメリット
・金融機関への融資相談時に、実績の参考資料として使える
・売却時に修繕履歴の説明資料として活用できる
・次の物件探しで、仲介業者へ実績をアピールしやすい
・過去の購入・修繕を振り返り、次の物件選びや交渉に活かせる
ここまで資料を整えている築古大家さんは、実はそう多くありません。
「面倒だから」とやらない人が多いからこそ、この小さな積み重ねが次の物件購入チャンスを引き寄せることにつながります。
4位:物件メールの自動整理
不動産投資をしていると、登録した業者の数だけ物件メールが届きます。複数社に登録し、さらに戸建て・マンション・土地と条件を変えると、1日あたり数十通になることも珍しくありません。
全部開いて中身を確認するだけで、毎日30〜60分かかります。「条件に合う物件だけ見たい」のに、タイトルだけでは判断できないから、結局1通ずつ開くことになります。
【Codeへの指示文】
# 不動産新着メール → Googleスプレッドシート 自動集計スクリプト## 概要Gmailに届く不動産ポータルサイトの新着物件メールを毎日20:00に自動取得し、物件情報をパースしてGoogleスプレッドシートに一覧で追記する。同一物件の重複は除外し、毎日クリーンな一覧で確認できる状態にする。
出力イメージ:スプレッドシートに物件名・価格・利回り・所在地を自動転記
ある程度、自分なりの投資基準が固まり、戸建て・マンション・土地まで幅広く検討できるようになった方には、一括でスプレッドシートに整理できるこの機能が特に役立ちます。
以前はメール受信とのタイムラグが課題でしたが、随時更新に対応しているため、その点も心配不要です。
※注意
ただし、初学者の方にはあえて手動での確認をおすすめします。
メールの送信設定でもフィルタリングは可能ですが、条件を絞りすぎると「良い物件を見逃す目」が育ちません。また、最初のうちは、調べる条件もそこまで多くありません。
自分の目で1通ずつ確認し、どんな物件が「儲かる物件」なのか感覚をつかむことが先決です。
3位:シミュレーション分析
「この物件、利回り◯%だけど、本当に買っていいの?」
感覚だけで判断できないのが不動産投資です。キャッシュフロー・利回りなど、数字できちんと押さえておきたい。でも、Excelでシミュレーション表を作るのは地味に手間。関数を組んで、グラフを作って、シナリオを複数パターン用意して……。
私自身、書籍を読みながら毎年シミュレーションシートを自作してきました。それがクロコでさらにブラッシュアップ。
自作のスプレッドシートを添付して、
【Claude Codeの指示文】
添付のスプレッドシートを、築古戸建投資向けにより見やすく・分析しやすい仕様に変更してください。
従来のExcelテンプレートを改良していき、より自分好みに。
まだまだ改善中です🖥️
思考を深める・壁打ちの相棒として最適です!
2位:賃貸の成約事例の分析
築古戸建を買うとき、購入判断の重要な指標のひとつが「いくらで貸せるか」です。想定家賃が1万円ズレるだけで、利回りと長期収益が大きく変わります。
たとえば家賃4万円なら年間48万円、5万円なら年間60万円。その差は年12万円、5年で60万円、10年で120万円の収入差になります。
だからこそ、周辺の成約事例を正確に把握することが大切。でも、SUUMOやアットホームで1件ずつ調べるのは、地味に時間がかかります。
クロコに任せると、周辺の成約事例の比較表と適正家賃の根拠をまとめて出してくれます。
【Codeへの指示文】
〇〇サイトから、以下の条件で賃貸募集条件に役立つ情報をまとめて。
・築30年以上
・戸建て
・〇〇市〇〇区
・そのほか条件
「このエリアの同条件物件は平均◯万円。駐車場がないと平均より−2.5万円」「3DK 平屋の場合、家賃◯万円が妥当」といった根拠付きの家賃分析をしてくれます。
金融機関への事業計画書を作るときも、この分析結果がそのまま根拠資料として使えます。家賃設定の説得力が上がることで、融資審査の際にも安心感を与えられます。
不動産業者の場合は成約事例データベースを閲覧できるため、さらに精度の高い分析が可能です。
1位:修繕費の概算出し
5つの中でいちばん便利だと感じているのが、この修繕費の概算出しです。
内見から帰ってきて、いざ買付を入れるか迷うとき、ネックになるのが修繕費の見積もり。「この壁紙、張り替えるといくら?」「床のフカフカ、根太交換までいる?」「水回りは全交換?部分補修?」
業者に見に来てもらえばわかりますが、買付前に毎回呼ぶのは心理的にも実務的にもハードルが高い。特に3大リスク(雨漏り・傾き・シロアリ)は、修繕費が数百万円に上ることもあります。
そこでクロコの出番です。内見で撮った写真を渡すだけで、概算費用と状態の判断材料が手に入ります。
屋根の写真を添付して
【Codeへの指示文】
この屋根の種類と修繕費の概算を出して
そうすると、以下の用に提示。
根・外壁の状態屋根材:スレート(コロニアル)と思われる外壁:モルタル吹付け、かなり経年劣化あり箇所 状態屋根材 苔・色褪せが見える1階屋根の出隅 板金の浮き・剥がれの可能性
修繕費
①屋根塗装のみ:30〜50万円/耐用10〜15年
②・・・
基本的に3大リスクは初心者の方には避けることをおすすめします。ただし、立地が良い・軽微な可能性を感じる場合は、購入前に専門業者へ確認しながら検討する価値もあります。私自身も1戸目でそうやって相場感を身につけてきました。
注意
クロコによる概算はあくまで検討段階の参考資料。
購入前には現地で専門業者へ見積りを取ってください。
3大リスク(雨漏り・傾き・シロアリ)を検討する初学者の方は必須で専門業者へ相談しましょう。
よくある質問【FAQ】
Q. 他にどんなことに活用できますか?
実際にこんな用途に使っています。
・内見用ポップの作成
・築古戸建てで使える補助金の確認・申請手続き
・ニュースリサーチ&Xへの投稿下書き
・賃貸募集のツール化
・地方民泊のレビュー対応自動化
・住所等変更登記の義務化に伴う申請サポート
Q. クロコを試す際のポイントを教えてください。
「面倒だな」と感じた作業があれば、それがクロコの出番です。
まずチャットで「これはできる?」と聞いてみましょう。Codeへの指示文を一緒に作ってもらい、それをそのまま貼るとやり取りがスムーズです。
ルーティン作業から少しずつ任せて、自分にしかできないことに集中していきましょう!
まとめ:まずは「面倒だな」と感じた作業から任せてみてください
ここまで、Claude Codeで自動化できる不動産業務のTOP5と、その他の活用事例をご紹介してきました。
実際に使ってみて一番よかったのは、「大事だとわかっているのに、後回しにしていた作業」や、「業者さんに頼むのは気が引けるちょっとした作業」が、サクッと片づくようになったことです。
副業で不動産投資をしていると、時間は本当に貴重ですよね。
Claude Codeは、その「時間のなさ」をそっとカバーしてくれる相棒のような存在だと感じています。
「なんだか難しそう…」と感じていた方も、まずは一番しんどい作業をひとつだけ、Claudeに話しかけるつもりで伝えてみてください。
「あ、こんなこともできるんだ」という小さな発見が積み重なっていく感覚、きっと楽しんでもらえるはずです😊
🦊 管理人の「築古戸建部」は、クロコ(Claude Code)の活用事例紹介をはじめ、お家に関するご相談を受け付けています。お気軽にのぞいてみてください。
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🦊 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!