- 投稿日:2026/04/25
- 更新日:2026/04/26
はじめに:欲が出ました
前回、Claude Coworkを使ってスプラトゥーンのスクショを写真アプリのアルバムに整理することができました。
ヒィヒィ言いながらも、なんとかゴールまでたどり着いた話は別の記事に書きました。
で。
人間、うまくいくと欲が出る。
「Macで動くなら、iPhoneでボタン一つで動かせたら最高じゃない?」
そう思ってしまったのです。これが今回の始まりです。
私は、ど素人です(再確認)
ここ、大事なので太字にします。
ターミナルを開くだけで「やばいことしてる感」がある。コードは読めない。エラーメッセージは象形文字。そのレベルです。
今回はClaude Codeを使いました。
何が起きたか
最初は順調でした。
Claudeはてきぱきと動いて、スクリプトを作って、Macのデスクトップアプリまで作ってくれました。「ダブルクリックすれば写真アプリのアルバムに自動で追加されます」という状態まで、あっという間。これはちゃんと動きました。
問題はここからです。
「せっかくだからiPhoneでも動かしたい」とお願いしたところから、右往左往が始まりました。
SSHというものを設定したり、Macにサーバーをたてたり、iPhoneのショートカットアプリでアクションを追加したり削除したり……。iPhoneのAppleの制限という壁にもぶつかりました。
はい?SSH? Macにサーバーをたてる?もう、言われるがまま💦しかも、ことごとくうまく行かなない😭
そんなやり取りを繰り返す中、Claudeがふとこう言いました。「スクショはSDカードをMacに繋いだときに増えるので、そのタイミングでMacは起動しているはずですよね?」
ん?あれ?
私、SDカード使ってない。Nintendo Switch公式アプリからiPhoneに直接ダウンロードしてる。Macは経由しない。Macはそもそも常時起動していない。
それ、聞かれてないし。それ、あなたが決めた前提じゃん。
私は一度も「SDカードをMacに繋ぐ」とは言っていない。Claudeがそう思い込んで、その前提のまま走り続けていたんです。
「なんか、使い方の前提から食い違っているようです」と私が言って、ようやくズレが発覚しました。
最初に聞かれましたよ、一応。私に必要なのは「写真はどこにありますか?」じゃなくて、「写真はどうやってiPhoneに入りますか?その作業のときMacは起動していますか?」。そこを聞いてくれていたら、全然違う方向に進めたはずです。
最終的に「iPhoneだけで完全自動化は難しい」という結論になり、最初の地点に戻ってきました。数時間かけて、元の場所に戻りました(泣)
なぜズレたのか
AIは賢いです。でも、私のITリテラシーを知らない。私の環境を知らない。私がどんな使い方をしているか知らない。…というか、AIよりもITリテラシ−高くない(笑)
そして——これが大事なところなんですが——AIを使いこなしている人たちの記事には、この「最初に何を伝えるか」の話がほとんど出てきません。
なぜかというと、エンジニアの人たちには「当たり前」だから。自分の環境くらい説明できるし、前提がズレたらすぐ気づけるから。
でも私には当たり前じゃなかった。
解決策:呪文を作りました
学長さんがおっしゃっている「呪文」でピンときて、Claudeのメモリに「呪文」を入れることにしました。
こんな内容です。
【作業開始前に必ずヒアリングしてください】
作業・提案を始める前に、以下を必ず質問してください。① 今、その作業をどうやっているか、現状を1から教えてください (どのデバイスで・どのアプリで・どの順番で)② どのデバイスをいつ使っていますか? (Mac・iPhone・その他。常時起動しているか否かも)③ 自動化・効率化したいタイミングはいつですか?④「完成」とはどんな状態ですか?これらを聞かずに作業を始めないでください。
この呪文を入れた後、コーチングサービスのサムネ作りとサービス設計を、Claudeと一緒に進めました。その中で、呪文の効果をじわじわと感じることができました。
具体的にはこんな場面です。
一括前払いプランの話をしていたとき、私が「規約も確認した方がいいですよね」と言わずとも、Claudeの方から「リベシティの規約も確認しておくと安心です。確認しますか?」と先に動いてくれました。
聞かれてから答えるんじゃなくて、「先に気づいて伝える」に変わっていました。
まずはこの呪文でClaudeさんとの共同作業をしようと思います!
AIと一緒に作業するとき、最初に「自分はこういう人間で、こういう環境で、こういう使い方をしている」をちゃんと伝える必要がある。それをやらないと、AIが一生懸命、見当違いの方向に走り続け、私は置いてきぼりになる。
エンジニアじゃない人がAIエージェントを使う記事が増えています。でも「最初に何を伝えるか」の話、まだあまり見かけません。
この失敗談が、同じ立場の誰かの「あ、それか」になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!「参考になった」「わかるわかる」と思っていただけたら、ぜひ高評価ボタンを押していただけると励みになります。記事を書き続ける原動力になります。よろしくお願いします!
【おまけ】
この記事、ひと決着つけたあと、発泡酒飲みながらClaudeさんと一緒に書いています。
こちらはすこぶる快調に書けました。
作業のときの右往左往、あれははなんだったのか(笑)