- 投稿日:2024/02/02
- 更新日:2025/11/06
対象:夫婦・パートナーと家計管理をしている人
ゴール:家計のお金の流れを把握する。
そのために便利なツール「マネーフォワード」と「家族カード」を活用する方法を知る。
お金の流れbefore⇒after


これまで
収入:共働き(同程度)
支払い:項目で分担
夫⇒住宅ローン、光熱費、レジャー
妻⇒食費、日用品
課題
①それぞれが支払うので、全体把握がしづらい
②銀行口座が多すぎる
③消費と浪費がごっちゃになっている
考え方
家族の家計の支出(消費)を家計簿を活用して最適化することができれば、利益の拡大ができる!
そのためには家族の支出を把握したい!
リベ大YouTube
【常識を疑え】支出を「消費・浪費・投資に分けろ」は正しいか?改善方法を伝授!【お金の勉強 初級編】:(アニメ動画)第246回

夫婦で決めたことは(家計管理の目的)
・家計全体の支出は夫婦で管理したい
・収入のうち2割を投資にあてる
・投資に回して、支出を抑えて出た利益に関しては個人に任せる(浪費してもよし、投資してもよし)
そのための手段
・夫婦で管理する支出(消費):マネーフォワード(有料)で共同管理
・浪費(ゆとり費)について:マネーフォワードfor住信で個別に管理
要は夫婦ともおこづかい制で、おこづかいの使途はお互い干渉しない。
*お互いのおこづかい内容は見せたくなかったので、それぞれ楽天カードを使っています。
改善方法
①必要な生活費(消費)を書き出す
②現状を書き出す
③お金の流れをシンプルにしていく
これらを見直して、上の図のように夫婦で話をしながら、整えるまで2週間ほどかかりました。
①必要な生活費(消費)を書き出す
両学長がライブで出される4つの敵をもれなく書きだします。
我が家はExcelで表を作成しました。
おおまかな項目は↓このような感じです。
実際の表はこんな感じ。
不定期のものは月割りで、毎月の消費と合わせます。
ここまで出すと、
・年間の消費がいくらなのか。
・月割りでいくらかかるのか。
が、明確になります。
見てみると、結構使っている!と夫婦で気づくことができました。
気づいたあとは、消費を絞れるだけしぼりました。
具体的には
・利用度の低いサブスクの解約
・保険の見直し
・住宅ローン借り換え
項目が減ると消費額が下がるので、無理せず下げられるものはないか探していきました。
使ったファイルを共有しますので、よかったらご活用ください。
↓ここをタップするとファイルが開けます。
PCの方⇒4つの敵網羅シート 家計改善ファイル
*スマホで開くと、『表示のみ』となり編集できませんので、コピーしてご活用ください。

②現状を書き出す
書き出すもの
・手持ちの銀行口座
・手持ちのクレジットカード
・各銀行口座で何が行われているのか(給与が入る?何の引き落とし?)
・各クレジットカードで何が行われているか(何を支払っている?)
この時点で動いていない銀行口座とクレジットカードは解約しました。
③お金の流れをシンプルにしていく
リベ大でも講師を務めてくださっているよしおさんがマネーフォワードを共通アカウントを使って夫婦で家計管理をする方法が解説されていたで、それを実践するべく、お金の流れをできるだけシンプルにしていきました。
そして、できあがったのがこれです。

ポイント1.夫婦で1つの銀行に毎月決まった額を入金する。
ここで決める銀行は送金の手間や手数料(回数制限あり)がかからないSBI銀行を採用しました。そのため、給料口座は楽天銀行など、SBI銀行以外を指定しています。
ポイント2.支払い方法をしぼる
・生協、水道料金は地方銀行
・住宅ローンは借り入れしている銀行
と縛りがあるものは必ず必要になりますので、できるだけそこに集約できないか…という視点で考えました。
銀行振替を活用
地銀:食費(生協)、水道料金の引き落とし
SBI銀行
カード引き落とし
*三井住友カードで家族カードを作成。家族の消費はすべて三井住友カードに集約することにしました。
我が家では夫婦のおこづかいは楽天カード。家族は三井住友カードと分けることで、個人と家族の支払いが混ざらないようにしてみました。
不定期費用は目的預金で貯めておく
銀行の振替とカード払いが終わったあとのお金は不定期にかかってくる費用のため、SBI銀行の目的預金を活用し、それぞれの項目で貯めておきます。
費用が必要になったときには、目的預金にたまっているお金から降ろして使うことができます。
児童手当は別口座へ
・児童手当は毎月の入金でないこと
・児童手当を子どもたちに分配して貯めること
・マネーフォワードには反映させたくないこと
これらの理由からわかりやすさを優先し、口座数は増えますが、児童手当用の地方Bを活用してます。
児童手当を独立させることで、日常収支に影響がでないようにしています。
子どもたちの口座
改善前は3人の子どもたちにそれぞれ地方Bと楽天Bを作っていましたが、これを気に子どもたちの地方Bは解約して、楽天B一本にしました。
マネーフォワードカスタマイズ
マネーフォワードを二人で管理することになるので、ルールが決まっていないとごちゃごちゃになりかねないので、わかりやすさを重視しました。
項目をカスタマイズ
参考動画:【誰でもできる!】目指せ+3万円!「貯まる家計簿」カスタマイズを紹介【貯める編】:(アニメ動画)第132回
動画に出てくるAくんのように費目を絞って管理をしていきます。
この4項目を使って整理しました。
中項目は既存の項目と被るものもありますが、あえて「①」などの数字をつけて作成しています。
こうすることで、どの項目を使えばいいのかがすぐにわかるようにしています。
グループ機能を活用
有料で使えるグループ機能を活用し、3つのグループを作成しました。
①生活
②子どもたち
③資産
①の生活は日常使っていくグループ
この家計簿は月1夫婦で話をを行う際の情報となります。
②子どもたち は子どもたちの教育資金を把握するためのグループ
基本的には入金だけが行われる子どもたちの口座、証券となります。
③資産 は証券口座を連携しておきます。
生活のグループに証券口座が連携されておくと、額が大きくて気が大きくなりやすいとFPのよしおさんの動画で話されていたため、別グループで管理することにしました。
まとめ
夫婦で家計管理をしようとするとどうしてもお互いの意識のすり合わせが必要となります。
実際我が家も2週間ほども時間がかかりました。
結果、やってよかったです。
よかったこと
・収支の流れが明確になった!
・無駄を減らすことができた!
・今後の家計簿がマネーフォワードでほぼ自動化できた!
・月1の月の収支の見直しがしやすくなった!
・夫婦で家計管理をしていこうという意識が高まった!
ここまで簡単に進んだように書いていますが、パートナーが家計管理を見直そう!と思ってくれるまでには結構な時間がかかっています。
日々パートナーにお金の話を振り、時には資料を作りながら、ジャブを打ち続けてここまで来ました。
この記事がパートナーにジャブを打つひとつのネタになり、少しでもお役にたてていただけたら幸いです。
≪関連動画・資料まとめ≫
*スマホで開くと、『表示のみ』となり編集できませんので、コピーしてご活用ください。

【常識を疑え】支出を「消費・浪費・投資に分けろ」は正しいか?改善方法を伝授!【お金の勉強 初級編】:(アニメ動画)第246回