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- 投稿日:2024/06/26
- 更新日:2024/07/15

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要約
家族信託開始後は、受託者が信託財産の管理を開始します。受託者がどういったことを実施するのか想像がつかないかもしれません。本記事では、受託者(私)がどのような作業をやっているのかご紹介します。
はじめに
目的
家族信託開始後は、受託者が信託財産の管理を開始します。受託者がどういったことを実施するのか想像がつかないかもしれません。本記事では、受託者(私)がどのような作業をやっているのかご紹介します。
結論
受託者がやることは、「信託財産の管理」と「報告」の作業です。信託財産の管理は、信託の目的に沿って、信託財産の管理・処分を行います。報告は、信託財産の管理状況を両親や税務署へ報告します。
受託者が家族信託開始後にやること
受託者のやることは、信託財産の管理・処分と報告です。管理は維持・メンテナンスになります。処分とは売ることです。報告は管理・処分の状況を関係者に報告します。
(1)信託財産の管理・処分
有価証券の管理・処分
【やること】
有価証券の管理・処分は、信託の目的に沿って、信託された株式・投資信託・債券などの売買、預り金の入出金の作業を実施します。
【具体的な手順】
1.投資方針を検討する。
どのような方針で投資を行うのか検討しましょう。やみくもに投資してはいけません。他人のお金ですから、考え方を明確化し、運用方法がぶれないようにしましょう。

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