- 投稿日:2024/07/05
- 更新日:2026/02/06
今回は捨てる力について解説していきたいと思います。
学長はよくライブで、
・貯蓄型保険など不要な保険に入る
・見栄のため必要性の少ない高額なものを買ってお金を浪費をする
などお金を減らしてしまうというネガティブの意味で「捨てる力」と例えていました。
しかし、私はもう一歩踏み込んで、この「捨てる力」をポジティブな戦略として捉え直すことが、皆様の自己投資や人生の充実に大きく寄与すると考えています。
今回は、私の特技である「囲碁」の考え方をヒントに、人生の盤面を有利に進めるための「捨てる力」について解説していきます。
捨てる力の解説
私の特技 囲碁における捨てる力
私の特技は 囲碁 なのですが、囲碁では捨て石という作戦 をよく使います。

捨て石とは、文字通り「自分の石をあえて相手に取らせる」戦術です。一見すると、石を失うわけですから損をしているように見えます。
しかし、その石を犠牲にすることで、相手の石を重くしたり、外側に強固な「厚み(勢力圏)」を築いたりすることができます。
結果として、局地的には損をしても、盤面全体(大局)で見れば勝利に大きく近づいているのです。
これは野球の「送りバント」にも似ています。アウトという一つの犠牲を払うことで、ランナーを二塁へ進め、得点圏に送り出す。自分の成績(安打数)を捨てることで、チームの勝利という大きな果実を取りに行く。

私たちの人生も、まさにこの「盤面」と同じではないでしょうか。 すべてを抱え込み、一箇所の損も許さないと執着していては、より大きなチャンスを掴むための「余裕」や「スペース」が生まれません。
物を「手放す」ことで循環を生む
最近では「ミニマリスト」という生き方が定着してきましたが、私もその思考に強く共感しています。
ただ、私は「捨てる」という言葉よりも、「手放す」という言葉の方がしっくりくると感じています。
物を手放すことは、単なる片付けではありません。それは、自分にとっての優先順位を再確認する作業です。
「三方よし」の循環
最近は、メルカリやジモティーなどのフリマアプリ、リサイクルショップを活用することで、不要なものを「価値」に変えることができます。これこそ、囲碁の捨て石作戦に似ています。

自分: 空間が広がり、思考がスッキリする。売却益が得られる。
購入者: 新品よりも安く、欲しかったものが手に入る。
物自体:再び誰かの役に立つことができる。
物を手放すことで、停滞していたエネルギーが動き出し、新しい価値が自分のもとに流れ込んできます。部屋の居心地が良くなるだけでなく、管理コスト(時間や手間)が減ることで、自己投資に回せるリソースが増えるのです。
常識を捨てる
次に捨てるべきは、目に見えない「常識」です。
常識とは、その時代の、そのコミュニティにおける「最大公約数的な正解」に過ぎません。しかし、時代は驚くべきスピードで変化しています。かつての常識が、現代では成功の足かせになることも少なくありません。
「大企業に入れば一生安泰」
「家を買って一人前」
「投資はギャンブルだから怖い」
リベシティに参加されている皆様なら、こうした常識を打ち破っている方が多いでしょう。万人に共通する正解など存在しません。一人ひとりが置かれた環境や目標は違うのですから。
「当たり前」だと思っている前提を一度捨ててみることで、これまで見えていなかった選択肢が視界に入ってきます。
可能性を広げるためには、まず頭の中の「既存の地図」を捨てることが必要なのです。
こうあるべきという考え方を捨てる
最後に、最も手ごわいのが「こうあるべき」という固定観念です。
「親ならこうあるべき」「30代ならこれくらいの年収があるべき」「毎日ブログを更新すべき」……。 こうした「べき論」は、自分を律するための規律になる一方で、行き過ぎると自分を苦しめる鎖になります。
「こうしたい」という能動的な願望は素晴らしいエネルギーになりますが、「こうあるべき」という強迫観念は、心を疲弊させ、柔軟な判断力を奪います。
完璧主義を捨て、適度な「余白」を持つこと。 失敗した自分を許し、計画通りにいかない現状を受け入れること。
この「心のこだわり」を捨てる力が、変化の激しい現代を生き抜くための「レジリエンス(回復力)」を育ててくれます。
まとめ
「捨てる」という行為は、一見すると喪失のように感じられるかもしれません。
しかし、囲碁の捨て石が勝利への布石であるように、私たちが何かを手放す時、そこには必ず「新しい何か」が入ってくるためのスペースが生まれます。
・不要な支出を捨てて、資産を増やす。
・不要な物を手放して、時間を生む。
・古い常識を捨てて、自由を掴む。
皆様も、今日から一つ、自分の中の「執着」を捨ててみませんか? それは、より豊かな未来を勝ち取るための、最高にクリエイティブな戦略になるはずです。
