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- 投稿日:2024/08/20
環境の変化
認知症の要因は様々あると言われています。
その中でも、環境の変化については誰しもが注意することができる要因の一つです。具体的な場面の例をいくつか紹介します。
注意すべき時の例
特に高齢夫婦2人暮らしの場合。
・仕事を辞めた時(定年退職)
・長年行ってきた趣味や日課を辞めた時(できなくなった時)
・地域の集まり、自治会などの役割から卒業した時
・入院
・配偶者の死
どこに注意するの?
急にやることがなくなったり、何かをできなくなったりした場合、家に閉じこもりがちになるケースが多く見られます。特に趣味がなく、仕事一筋で頑張ってこられた方は、特に注意が必要です。
閉じこもりがちになると、刺激の少ない生活となり、日にちや曜日がわからなくなったり、運動不足による筋力の低下が起こります。こうなると「しんどいから外に出たくない」といった悪循環に陥る可能性が高くなります。
入院の場合も同様に、慣れない環境や刺激の少ない場所で過ごすことで混乱が生じることがあります。また、入院した本人だけでなく、自宅に残る配偶者にも注意が必要です。特に、これまで元気で、配偶者の世話をしてきた方が、入院によってその気が緩んでしまう場合があります。
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