- 投稿日:2024/08/28
- 更新日:2025/09/29

Ⅰ.頭痛専門医を探す
(出典:日本放送協会)
まず、頭痛専門医の探し方から始めましょう。
日本頭痛学会のウェブサイトに「認定頭痛専門医一覧」があり、都道府県別に専門医を検索できることを知りました。
自分の住んでいる地域で最寄りの専門医を見つけ、予約を取りました。
Ⅱ.初診の流れ
⭐ 1.問診
初診では、まず詳細な問診がありました。
頭痛の種類、頻度、痛みの強さ、日常生活への影響などを丁寧に聞かれました。
これまでの治療歴や生活習慣についても質問されました。
⭐ 2.診察と検査
続いて、神経学的診察(神経系の機能を評価するための医学的検査)が行われました。
必要に応じて、MRIやCTなどの画像検査も提案されることがあるそうです。
私の場合も、念のためMRIを受検しました(異常はありませんでした)
Ⅲ.診断と治療方針
詳しい問診と診察の結果、私の頭痛は「片頭痛」と診断されました。
医師は、薬物療法と生活指導を組み合わせた治療方針を立ててくれました。
⭐ 1.薬物療法
急性期の治療薬と予防薬が処方されました。
トリプタン系薬剤の使い方や、予防薬の効果が出るまでの期間についても詳しく説明がありました。
⭐ 2.生活指導
頭痛の引き金となる因子(強い光や音など)を避けることや、規則正しい生活リズムの重要性について指導を受けました。
また、ストレス管理の方法や適度な運動の必要性についても助言がありました。
Ⅳ.フォローアップ
(出典:沢井製薬HP)
初診から1か月後に再診の予約を取りました。
その間、頭痛ダイアリーをつけるよう指示され、薬の効果や副作用、生活習慣の変化などを記録しました。
Ⅴ.受診後の感想
頭痛専門医を受診して、自分の頭痛について深く理解できたことが大きな収穫でした。
専門的な知識に基づいた適切な治療を受けられ、徐々に頭痛の頻度と強度が減ってきています。
頭痛に悩んでいる方は、ぜひ頭痛専門医の受診を検討してみてください。
正確な診断と適切な治療により、QOLの向上が期待できます。
まとめ
頭痛外来では、個々の患者の症状に合わせたきめ細かな対応が受けられ、頭痛という疾患について学ぶこともできます。
頭痛専門医の診療を受けることで、頭痛の強さや日常生活への支障が改善し、健康関連QOLが向上したという報告もあります。
私自身、専門医の診療を受けて本当によかったと実感しています。