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- 投稿日:2024/08/30
- 更新日:2024/08/30
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今回は1920年以降の震度5強以上の各地域のデータで調べました。
🔳【地震のデータを見る前に知っておくこと】
地震の計測データをとる上でまず知っておかないことがありますので、以下に書いていきます。
①震度計の導入と普及
1996年までは、震度は主に体感によって決定されていました。
ですので実際に地震の正しい計測としては1996年以降、気象庁が計測震度計を導入して、震度の機械による自動観測を開始してからです。
観測点の増加震度計の導入に伴い、観測点の数も飛躍的に増加しました。
これにより、以前は捉えられなかった局所的な強い揺れも記録できるようになっています。
②震度階級の変更
1996年に震度階級が改定され、震度5が「震度5弱」と「震度5強」に細分化されました。
この変更により、以前は単に「震度5」と記録されていた地震の一部が、より詳細に「震度5強」として分類されるようになりました。
③データの解釈における注意
このように1990年以前と以後のデータは単純に比較することは適切ではありませんが、今回は建物に実際に被害が出る恐れのある震度5強以上に設定しているので、参考の一つになるとみています。

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