- 投稿日:2024/09/02
- 更新日:2025/10/09
1. 他人の課題(問題)に過剰に介入しない!巻き込まれない!踏み込まれない!
他人の課題に対して過剰に介入しようとしたり、他人の課題を押し付けられないように気を付けましょう。他人の課題にまで責任を感じてしまうと、精神的な負担が大きくなります。
【具体例1】
友人AからAの彼氏(モラ男気味)の愚痴を聞かされ、最初は友人Aの彼氏に腹を立てていたんですが、会うたびに愚痴が止まらなくなるので、解決に向けて何も行動せず愚痴しか言わない友人Aにたまりかねて、「これ以上愚痴を言うなら会いたくない!」と爆発してしまい、そこから1年以上連絡を取ることがありませんでした。
この時思ったのが ”私は絶対間違っていない” でした。
【具体例2】
兄が手術することになり義理の姉に保険事情をなんとなくサラッと聞くと、兄は掛け捨て保険とがん保険に入っていて、それとは別に義理の姉は独身時代から掛けている保険があるとのこと。衝撃でした!😨NISAもiDecoもふるさと納税もおそらくしていないであろう兄家族の無駄な支出と制度の無知をどう改善に向けていったらいいか心配になりました。
この時思ったのが ”この情弱を直さないといけない” でした。
【事例1】
周りの誰かから家族観、恋愛観、結婚観、子育てや仕事に対する考え方について"こうあるべき"と諭される。押しつけは勘弁してほしいもんですね。芸能人の起こした不祥事に腹を立てる。恐らくこう思うんじゃないでしょうか?「そんな事をしたら相手がかわいそう!家族がかわいそう!子供がかわいそう!」
2. 自分の課題(問題)と他人の課題(問題)を明確に分ける
自分の課題は自分だけのもの、他人の課題も他人だけのもの
具体例を見ると自分が相手に介入しすぎだと分かります。誰もそれを望んでいないのにズカズカと他人の領域に土足で踏み込むと良かれと思ったアドバイスで敵視されたり、逆に執着されたりします。
一方踏み込まれないように気を付けておきたいのが、大義名分をかざす人。誰かの意見を引用したり「常識的に見て」「一般的には」など主語を「私」にしないような発言の責任は取りたくない人の意見は鵜呑みにするべきではありません。同情心を引こうとする人も要注意です。「こんなかわいそうな私を見捨てるの?」は弱者を装いながらも不安や恐怖同様相手をコントロールする力を持っています。



3. 自分の課題(問題)に集中する
変更不可能な他人の課題や過去に目を向けるより、自分の感情や行動といった今自分でコントロールできることにエネルギーを注ぎ、自分自身を改善することに集中することで、より健全な状態を保ち自立心を養うことができます。自分はこんなにしてあげてるのに!と相手を責めている時は自分が相手に依存していることに気づきましょう。ただ、依存や怒りを悪いものと決めつけてはいけません。依存や怒りはあくまであなたからのリクエストです。言い方を変えてみればいいんです。

4. 相手の選択を認め、認識の違いを受け入れる
相手の考えや選択には相手なりの背景があります。共感はできなくても、「あなたはそう思うんだね。自分はこう思うよ」と否定はせず違いを受け入れると気持ちがフラットになります。相手に期待しないということは相手をあきらめることではありません。相手を信じることです。
正義は人の数程あります。どちらが正しいかとか間違っているかとか、ジャッジするのはナンセンスです。
ただどうしても相いれない場合、自分の心が壊れてしまいそうなら、その場を物理的に離れてください。一旦冷静になれる場所に避難して改めて境界線を引いてみましょう。いずれどこかで披露できるネタのひとつとして昇華し、図太くたくましく世界を彩るんです。まずは自分ファーストで!誰も犠牲にならない方法を探していきましょう。
まとめ
以上の点を踏まえると、会話中にモヤモヤが発生したその瞬間にも境界線が強く意識され、これは自分の領域ではないなと俯瞰できるのでムダにエネルギーを費やすこともありません。省エネです。
そしてなにより違う価値観を受け入れることができれば、自分の価値観も怖がらずに開示できるのではないでしょうか。言いたいことが言えるような開かれた環境で軽やかな人間関係を築いていきたいものですね。