- 投稿日:2024/09/07
- 更新日:2025/10/01
リベシティの皆様の中にも、すでにペットを家族として迎えしている方、もしくはこれからお迎えしたいと思っている方もいらっしゃると思います。
我が家が2年前に保護団体からお迎えしたミニチュアダックスの女の子、元保護犬ひのわちゃん、現在の陽菜乃(ひなの)とのリアル生活をご紹介したいと思います。
犬を飼うときにお迎えする選択肢のひとつ・保護犬🐕
・ペットショップ
・ブリーダー
・保護団体
・保健所
他
色々な選択肢がある中、我が家では、義妹がメインオーナーとして1代目はペットショップで、2代目はブリーダからお迎えしました。今の子である3代目は、私がメインオーナーとして保護犬をお迎えしようと決めました。
理由の一つとして、本当は2代目のお別れの時の悲しさを乗り越える勇気がなく、もうこれ以上ペットは飼わないと家族みんな思っていたのですが、2代目を失った時の家族みんなの喪失感が半端なかった中、たまたま同僚から保護犬をお迎えするという選択肢があることを教えてもらったのがきっかけでした。
どのように保護犬を探したのか?
意を決して、とりあえずGoogleで「ミニチュアダックス 保護犬」で検索。たまたま見つけた「ペットのおうち」という保護犬猫を紹介しているサイトの中で紹介されている、「一般社団法人sora」さんで保護されている、めっちゃ可愛いミニチュアダックスフントの女の子、当時5歳ひのわちゃん(現在7歳の陽奈乃)を発見しました!
なぜこの子に惹かれたのかというと、おそらく1代目と2代目をミックスしたような毛色であった事、2代目がもし生きていたらこの子と同じ位の年齢だったこともあり、運命を感じてしまったんだと思います。

家族への説得方法
2週間ほど私自身も悩み、またこのサイトや保護団体が怪しいところでないか自分なりに検索して調べた後、サイトの写真と情報を家族に共有し、私がひのわちゃんのオーナーになった場合かかる、リアルの飼育費用やワンコ育てにかかる時間を共有した上で、家族みんなの心の満足度が上がることなど、プレゼンをした結果、家族全員のオッケーをもらえました🙆
「ペットのおうち」へ応募→保護団体「一般社団法人sora」から連絡✉️
ちょっとうろ覚えなのですが💦「ペットのおうち」経由で里親応募申し込みをした後、数週間後に保護団体soraさんから電話があり、応募動機をお伝えしたと思います。そして、熱意を受け取っていただたのか、連絡したのが早かったのか、1週間後にひのわちゃんとお見合いすることになりました。
お見合い❤️
愛知県名古屋市にある「一般社団法人sora」さんの所在地まで、神戸から新幹線とバスに乗り、次女と一緒に会いに行きました。保護団体の方に出迎えていただき、その後「あずかりさん家族」(保護されてから1ヶ月間、家庭犬として育ててくれるボランティアの方)が、ひのわちゃんを連れてきてくれました。
クレート(移動用ケージ)から出てきた、ひのわちゃんは、とても小さくて、抱いてみるととても軽かったのを覚えています。
怖がりで人見知りすると聞いていましたが、預かりさん夫婦の旦那さんに懐いていて、後ろをちょこまかとついて歩いていました🐕
この時点で私も娘もすでにメロメロになっていました❤️

2週間のトライアル開始の事前準備🐕
お見合いの後、自宅に帰り、あらためて説明した結果、同居家族(夫と姑と小姑) の許可を得ることが出来たので、soraさんに、里親になりたい旨、連絡した結果、保護団体の方とあずかり家族の方の了承を得て、我が家で2週間生活をした後、ひのわちゃんをお迎えできるかどうか決まる、2週間トライアル生活が始まりました。
そして、事前準備に下記を揃えて写真を送りました。
・玄関たたき前の脱走防止柵と階段前の柵を取り付け後の写真
・木製のサークルケージ
・ショルダーダブルリード(散歩用の首輪とハーネス両方に繋げる肩掛け紐)
・フードボール(エサ入れ)と水入れ
・シュプレモ(ドッグフード)
・ペット用ベット
写真をsoraさんへ送信し、必要なものや安全対策が出来ていることを確認されてから、トライアルが開始となりました。
soraさんとのお約束
まず、事前説明を受けていた譲渡費用(レスキュー費用、健康診断、避妊手術など合計84000円➕愛知から我が家までの交通費)をお支払いした後、ひのわちゃんの飼育説明書をもらい、口頭でも具体的に説明してもらいました。
・完全家庭内飼育(エアコンなどで1年中一定温度を保つ)
・脱走防止・誤飲防止
・首輪(ID刻印ネームプレート付き)を注文して、鑑札をつける
・ノーリード散歩は庭でも禁止
・トライアル期間中は4、5日ごとに家族との写真とおうちでの様子をメールで報告
・soraさんへの今後の寄付(毎月600円)のお約束
などなど、そのほか色んなルールがありました。
初めてうちに来た時のひのわちゃん🐕

トライアル期間のひのわちゃん🐕
初めて我が家にきた時、怖がりのひのわちゃんは、クレートから出てこなかったので、抱っこして外に出して、サークルの中に入れてあげましたが、ご飯も食べず、水も飲まずに、トイレもせずに、ずっと立ったままで、まる1日を過ごしました。
次の朝、そっと様子を見てみるとトイレシートにおしっこをしていて、ドッグフードも半分に減っていました。きっと知らない場所で緊張していたので、知らない人に囲まれて、安心してご飯が食べれなかったのかと思います。でもその後、徐々に慣れていき、おしっこはお家で、うんちは散歩の時するようになり、ちゃんと飲食もしてくれるようになりました。
1週間後のひのわちゃん🐕

↑キッチンまでご飯を早く出してもらいたくて様子見に来たひのわちゃん🐕
トライアル終了→譲渡成立!
ひのわちゃんが来て2週間経つ頃には、ご飯の用意をしていると、キッチンを覗きに来たり、次女を見つけると、しっぽを振って後をついて歩くようになりました。お名前も今まで呼ばれていた「ひのわ」からあまり違和感がないよう、「陽菜乃(ひなの)」と名付けました。
そして、soraさんに「ひのわちゃんの里親になりたいです!生涯大切にします!」とお伝えして、無事に許可されて🎉譲渡が成立が決定しました!

最後に
兵庫県では、獣医師会に登録申請して、鑑札を受け取ります。
狂犬病ワクチン接種することで鑑札を受け取るなどの場合もあるそう。
うちの場合は春だったため、引っ越しなどが多い季節のためか、登録にかなり時間がかかりました。皆さんもワンコをお迎えしたら、忘れずになるべく早く申請することをお勧めします。
うちの子は繁殖犬として飼われていた保護犬なので、親も生年月日も分かりません。なので、動物病院で診断された、推定年齢とお迎えした日をもとに、誕生日として毎年お祝いしています。
レスキューされる前は、小さい空間にずっといたそうで、お散歩したこともなかったらしく、うちに来た当初は、肉球も赤ちゃんみたいに、ふわふわでした。
また、表情も不安そうでしたが、家族みんなで見守っているうち徐々に、表情がどんどん豊かになり、ドッグフードの栄養のおかげで、毛並みもフカフカになり、毛色も(レッドからクリームに!)明るくなってきました。
一度、肉球の間に腫瘍が見つかったものの、良性だったため、切除手術したら、その後は元気に過ごしています。
生まれてから5年間、人の為に働いてきたので、これからは、ずっと楽しく元気で長生きして欲しいと思っています。そのために出来ることはなんでもしてあげたいと思っています。
今現在は、特に次女に懐いていて、いつも後ろをついて歩きます。
夜も一緒の部屋で寝ています。私のところには、おやつ持っている時と雷や花火、電話、インターホンなどが鳴ったりして怖い時だけしか甘えに来ません😭
トイレの失敗(お漏らし)もかなり減りましが、時々うんこ💩ふみふみ祭を開催します💦
大概、次女が家の中にいるのに相手にしてくれない時に、このお祭りが時々開催されます。困った甘えたちゃんになりました💦
また、いわゆる芸ごと「取ってこい」「お座り」「待て」などは出来ません。
でも、人間の言葉は分かっているようで、「ご飯だよ」とか「おやつだよ」というと、喜んでリビングを走り回ります。
その様子が本当に癒されます❤️
1ヶ月後の陽菜乃🐕わんわんマルシェ(ポーアイにて)
今日の陽奈乃🐕(リビングで突然鳴った電話にびっくりして撫でてを要求)
長文読んでいただきありがとうございました!