- 投稿日:2024/09/12
- 更新日:2025/09/30

はじめまして!2歳の息子がいるシングルマザーのはなさくと申します。
「子どもの教育費をどうやって準備すればいいのか不安…」
そんな悩みを持っている人は多いと思います。
私も同じように不安でした。
いったいどれくらいお金が必要で、どうやってそのお金を貯めればいいのか…。
でも、5つの宿題リスト【貯める力】にある「教育資金を準備する方法」の学習コンテンツを見てからは、その不安が減りました。
今回、このコンテンツの内容を私なりにアレンジし文章にしてみました。
また、私自身がどうやって教育費を準備したかも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください!
(大項目1〜3の部分を漫画図解バージョンで見たい方はこちらへ)
1. 教育費ってどれくらい必要?
たとえば、大学に進学するために必要な金額を450万円(私立大学の場合)とすると、子どもが0歳から18歳になるまで、毎年25万円を貯蓄に回す必要があります。
現時点の見込みでは、450万円貯金できれば学費は賄えるはず。
でも、忘れてはいけないのが「インフレ率」。
1970年〜2015年までの45年間で、全体の物価指数は約3倍。
(100万円で購入できていたものが300万円かかるようになった)
物価指数に対して教育費はなんと…
約7倍です。
ここ10年ぐらいは落ち着いているけど、今後もインフレ率は0.5%〜1%進んでいくと見込む必要があります。
もしインフレ率が0.5%だとすると、18年後には大学に行くために492万円必要になります。
つまり、あと42万円準備しなければなりません。
2. 学資保険はどう?
学資保険は、万が一のリスクに備えることができるかもしれませんが、インフレにはあまり強くありません。
現金30万円+保険料420万円(18年累計)で準備したとします。
学資保険の利率が0.33%だとすると、インフレ率の0.5%には勝てません。つまり、貯めたお金の価値が毎年0.17%ずつ目減りしています。
現金30万円と合わせても、27万円不足します。
3. 貯金と投資の組み合わせ
そこで、投資(NISAなど)も使ってみるという方法があります。
たとえば、年25万円のうち、13万円を貯金、12万円を投資に回します。投資部分は年12万円を18年積み立てて、年利3%で運用したとします。
すると18年後には285万円になり、合計で519万円になります。これでインフレに負けないだけのお金を準備できます。
(複利計算は楽天証券のつみたて簡単シミュレーション を利用)
ちなみに、全額投資を含めた各成績のグラフはこちら。
ただし、投資にはリスクもあります。必ずしも成功するとは限らないので、注意が必要です。
特に、教育費の準備は「確実性」が最重要なので、全額投資はオススメできません。
投資を組み合わせた選択肢を検討し、【インフレ率 < 運用利回り】で正しく運用して、インフレ対策をしてきましょう!
4. 私が実際にやった方法
私自身も、子どもの教育費を優先的に準備する方法を考えました。
まず、出産時にもらったお祝い金や臨時の給付金を全て貯めておきました。
さらに、支給予定の児童手当金を貯金から先取りしていく方法で、2年間分のジュニアNISAの枠(160万円)を埋めました。
児童手当金を満額もらえるとしたら…
・0~3歳未満:54万円(1.5万円×36ヶ月)
・3歳~高校生:180万円(1万円×180ヶ月)
【総額234万円】
※2024年12月から高校生にも月額1万円が支給されることになりました
ジュニアNISAでは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」の2つの銘柄に投資。
元本160万円のジュニアNISAを年利6%で運用できた場合(上記銘柄の過去の運用実績6〜7%)、17年後には443万円ほどになります。
インフレ後の教育費との差額は49万円。
投資の利率にもよりますが、私の場合は児童手当金1万円/月をあと4年ほど貯金するだけで、大学の費用はなんとかなりそうです。
ちなみに私は息子を出産して4ヶ月後にリベシティに入会しました。
そして、ジュニアNISAを活用できる2年の間で、自身の不要な保険をすべて解約し、257万円を手元に確保しました。
5. 教育費を準備するいろいろな方法
最後に、児童手当金や貯金を使って、18年間で教育費を準備する方法を紹介します。
・児童手当金+月1.2万円を貯金する
→ 毎月少しずつ貯金していくことで、教育費492万円を準備できます。
・児童手当金を積立投資して、月1万円を貯金する
→ 投資(月1万×18年を年利3%で運用)と貯金で合計501万円。
・ 児童手当金を全額一括投資する
→ 234万円の元本で18年間、年利3%で運用すると約398万円(優良銘柄で運用利率6%だと約667万円)。残り94万円は月4.5千円貯金すると準備できます。
ここで再度注意しておきたいのが、投資にはリスクがあるので、必ずこうなるとは限らないということ。
そして、教育費の準備は「確実性」が最重要だということ!
もし他にも老後資金などのもっと後に使う資金を確保できているのであれば、このリスクは緩和できるかもしれませんね。
ご自身のリスク許容度の範囲内で、しっかり計画を立てていけるよう応援しています🙌
少しでも参考になれば嬉しいです。これからも一緒に頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
欲張ってしまいますが…
もしレビューをいただけると、とっても嬉しいです✨
(計算間違いや表現ミスなども教えてくださると感激します🙏)