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- 投稿日:2024/09/22

私の父(82才、初期認知症、要介護1)は、1人暮らしをしています。
介護保険サービスを受けながら、私が遠距離介護で支えています。
父は障害者手帳を持っていないのですが、最近の確定申告では障害者控除を受けることができました。
要介護(要支援)認定者が障害者控除を受けられることはあまり知られていません。要介護(要支援)認定者が障害者控除を受けるための条件やメリットをお伝えします。
国税庁が規定する障害者控除を受けるための条件
所得税法は、障害者控除の対象となる障害者として、介護保険法の介護認定を受けた人を規定していません。
しかし国税庁のホームページには、介護認定を受けた人が障害者控除の対象となる場合として、以下の記載があります。
「介護保険法の要介護認定の有無にかかわらず、精神または身体に障害のある65歳以上の人で、障害の程度が知的障害者または身体障害者に準ずるものとして市町村長等の認定を受けた場合など、障害者控除の対象となる人の範囲に該当する場合には、障害者控除の対象となります。」

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