- 投稿日:2024/09/26
- 更新日:2025/10/05

文章の書き方の研究をしている日本語とんとんが「分かりやすい文章を書くコツ」をお伝えします。
ブログやSNS、学校や仕事で書くものなどの全ての文章に応用可能ですが、ここではリベのプロフィールの書き方を題材に、お伝えしたいと思います✨
1 事前に「構成」を考えてから書く理由
人が何かを書くとき、頭の中では下のようなプロセスを通して、文章作成が行われています。
【文章を書くプロセス】
①構想(アイディア出し)→②構成(アウトライン) →③書く →④修正
※ ①から④は一直線ではなく、行ったり来たりしている
書くのが上手な人は、これが一気にできてしまいますが、苦手な人は、これを頭の中で行うのが難しいことが多いんです。
また、書くのが得意で
👧「普段は計画を立てずに、流れるままに書けるよ!」
という方でも、1つ1つの過程を分けて可視化すると論理的な文章が書きやすくなります。
この記事では「①読み手と書く目的編」、「② 構想(アイディア出し)編」に続き、③構成(アウトライン作成)について解説します!
2 アウトラインとは
アウトラインとは、書く内容の概要を事前にまとめたものです。
例えばこのようなものです。
_______________________________________
(例)リベプロフィール「自己紹介」のパートに書くこと
1.概要(3行で)
本業と副業、リベに入った理由
2.自分のキャラクター
見た目、呼び名、性格
3.今、頑張っていること
3.1 副業
3.2 投資
4.これから取り組みたいこと
4.1 オフ会主催
4.2 不動産
5.スキルマーケットの紹介
________________________________
論理の流れを考えて、書くことを順番にならべます。
下位分類(3を3.1と3.2に分けるなど)を作り、各パートを小さくするのが書きやすくするコツです!
3 アウトラインを作成する5つのメリット
アウトラインを作成するメリットには次の5つがあります。
1. 書いている途中で、ネタ切れにならない
2. 段落ごとに内容がよくまとまり、論の流れに整合性が生まれる
3. それぞれの段落のだいたいの文字数を考えた上で、書き始められる
4. 頭の中で構想を考える必要がないので、脳のスペースが空く
5. 構想を可視化することで、書く前段階での修正が容易になる
このような特徴は、特に難しい内容を書くときに便利です。
作文などでは、
✅1つのアウトラインをもとに1つの段落をつくる
と書きやすいですね!
4 アウトラインをもとに段落のまとまりをつくる
段落とは
「文章を構成する基本的な単位」
です。そして、
「いくつかの段落がまとまって、文章が作られています」
✅一つの段落は、一つの話題のまとまりとなっています
手書きでは段落の表示として、一字下げが使われますが、
メールやオンラインの文章では、1行あけが使われることが多いですね。
段落を作るポイントは、
✅書き上がったものを「切って」わけるのではなく、はじめから「いくつかのまとまり」を作ろうと思って書くことが重要
です。
そのためにも、
✅文章を書く前にアウトラインを作ることが必須になる
のです。
構想(アイディア出し)のためのマッピングでたくさん
1️⃣アイディアを出して(思考の拡散)、そのアイディアを2️⃣取捨選択し(思考の収斂)、それを3️⃣論理的にわかりやすく並べる
のがアウトライン作成です。
普段、大学1年生の授業で教えている内容を、リベ大生向けの内容に変更し、本記事にさせていただきました😃✨
ご質問・お悩みなどがありましたら、お気軽にコメントいただけたらと思います✨
少しでもお役に立てましたら幸いです✨