• 投稿日:2024/10/12
  • 更新日:2025/11/05
【後悔する前に知りたい】新たなリハビリ「パワーリハビリテーション」をわかりやすく解説します!

【後悔する前に知りたい】新たなリハビリ「パワーリハビリテーション」をわかりやすく解説します!

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ぴよ/世界一小さい美術館@AIアート販売

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要約
あなたの街にあればラッキー!? 老化に対するリハビリ「パワーリハビリテーション」を行う介護施設が近年増加! マシンを使うけど筋トレとは全く違う、そんな新たな手法のリハビリを紹介します。 自分や家族や大切な人が寝たきりにならないための、 一つの選択肢として知識を入れておきましょう!

世はまさに人生100年時代!

「自分の家族や大切な人に健康で長生きして欲しい!」
「自分自身の長生きリスクに備えたい!」

そんな【健康長寿】を目指すために今必要な知識として

【パワーリハビリテーション】

について解説していきます!


【ポイント】

1.軽い負荷
 パワーリハビリはマシントレーニングを中心として行うリハビリですが、
本人が「楽である」と感じる軽い負荷(概ね2.5kg程度)で、繰り返し正しい動作をゆっくりと行っていきます。これにより老化や普段日常で使わず眠って動かなくなってしまった「不活動筋」を再活動化させていきます。この点において、普段から使っている自信のある筋肉をより肥大化させるための高負荷の筋トレとは大きく目的が異なります。

2.行動変容
 パワーリハビリは軽い負荷で行う有酸素運動であり、また達成感を得られるプログラムで行われていきます。それにより、うつの改善に効果がある神経伝達物質の分泌が促されます。また適度な運動により併せてドーパミン(快楽物質)の分泌も促され、動作性だけでなく精神性の向上が見られます。これによって体力低下や老化そのものに対し悲観し閉じこもりがちになってしまった方でも「自信がついてきた」「新しいことにチャレンジしよう」など気分や気持ちに変化が現れます。これをリハビリにおける「行動変容」といいます。

3.病気に対する成果
 いくつかの認知症はアセチルコリンの減少が原因と言われています。パワーリハビリを正しく行った場合、このアセチルコリンが安静時の10万倍放出されるという研究結果も出ています。
 また、指定難病であり日本の65歳以上では約100人に1人発症しているというパーキンソン病ですが、これは脳内でドーパミンの放出量が減少することにより①震え②無動③筋肉のこわばり④バランス障害など、運動に様々な不調をきたす疾患です。この点負荷の軽い正しいパワーリハビリにより適度な運動を行うことで前述のとおり脳内でドーパミンが放出され、症状が緩和したり改善する例が多くみられています。


「年齢=老化」ではない!

 「老化」は確かに加齢により起こっていく現象であり、ある研究結果においては44歳と60歳の2段階で急激に老化が進むといわれていますが、その過程においては単純に「年齢=老化」というわけではなく、その進行スピードは人により様々です。
 もちろん遺伝などの要因は関係するものの、生活環境や習慣により老化を食い止めていくことが健康長寿でいることと密接な関係であることは明らかです。
 つまり、老化により体力が低下してきたからといって「歳だから仕方ない」と諦めるのではなく、「何歳になっても今日が一番若い日!」と体力を維持向上させる為に行動することが長寿リスクに備える「健康投資」になるのです。
 その一つの選択肢として「パワーリハビリ」という新たなリハビリ手法があるということを知っておいていただければ幸いと思い、この度記事を書かせていただきました。
 皆さん自身はもちろん、ご家族や大切な人が老化や疾患により健康を諦めてしまう事例が1件でも減りますように、近年「パワーリハビリ」を行う介護施設が増えておりますので、皆さんのお住いの地域にもあるかどうか調べてみてはいかがでしょうか。


 最後までお読みいただき、ありがとうございました🍀

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