- 投稿日:2024/10/15
- 更新日:2024/10/17

ほんおーと申します。
普段は田舎の病院で病棟常駐薬剤師として勤務しております。
病棟常駐と聞くと馴染みがない方が大半だと思います。
そこで本記事では私が普段行う病棟常駐薬剤師としての業務内容について説明したいと思います。
一般の方はもちろん、病院薬剤師の仕事に興味のある方の参考となれば幸いです。
【その①:患者さんへの薬の説明】
患者さんへ薬の効果や副作用、飲み合わせ等について説明します。今までの薬とどう違うのか、かかりつけの薬と一緒に飲んでいいかどうかや調節しても良いかなど、多種多様な質問に答える必要があります。
【その②:病棟における薬剤管理】
薬剤によっては鍵付きの金庫に施錠して保管しなくてはならない薬剤もあるため、それらが適切に管理されているかどうか定期的に確認します。ほかにも備品薬剤や緊急用薬剤カートの内容を見直すのも重要な仕事です。
【その③:薬剤中止または再開の可否について他職種へ提言する】
例えば血を固まりにくくする抗血栓薬や抗凝固薬を内服されている患者さんが手術される場合、万一止血できないと大量出血を来たすため一時的に内服を止めることがあります。薬剤師は手術前に患者さんと面談して的確に中止されているかどうか確認し、中止されていなければ主治医へ情報を共有し手術日程を延期させることもあります。また手術後経過が順調であれば再開しないと却って血の塊ができて血管を塞いでしまうため、しっかり再開できているか確認することも重要です。

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