• 投稿日:2024/10/23
  • 更新日:2025/09/29
樋口裕一著「悪魔の文章術」 ビジネス文書、小論文に活かせる。四部構成の型

樋口裕一著「悪魔の文章術」 ビジネス文書、小論文に活かせる。四部構成の型

シロマサル@本の要約:ほぼ土曜日週1投稿

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要約
知ることで、人生はもっと楽しくなる! 樋口裕一著「悪魔の文章術」 小論文、ビジネス文書、書きにくい文章も「四部構成」の型に当てはめれば、スラスラ文章が書ける!

初めまして!シロマサルです。

知ることで、人生はもっと楽しくなる!

今回は樋口裕一著「悪魔の文章術」2006年発行をつまみ食いします。
まさに超、超、要約。
おもしろいので興味があれば読んでみましょう。

筆者:樋口裕一 日本の著述家、教育者(作文・小論文)。「小論文の神様」と呼ばれる。

「四部構成」の型

「文章は起承転結で書け」と言われるが、それだけでは書けない。

参考:【読みたいことを、書けばいい。⑤どう書くのか

小論文は作文や感想文とは異なる。

⇒ ある命題に対して「イエスかノーかを書く」文章である。

この型に当てはめていけば、書きにくい文章もスラスラ書ける。

①問題提起「~だろうか」

⇒ 自分が何に対して意見を述べようとしているのかを書く。

何について書くかを具体的に。反論や同意の姿勢をここで示しても良い。

②意見提示「確かに~」「しかし~」

⇒ 客観的な意見を入れる。

「確かに〇〇だが、△△という視点を見落としていないだろうか」の形で視野の広さをアピールする。
しかし、ここが多く強すぎると、次がうまく展開できなくなる。

③展開「その背景には」「なぜなら」

⇒ なぜ自分がそのような意見を持つかの理由出し

文章の肝である。字数をもっとも多く割くこと。根拠を示す。
もちろん、シンプルでも構わない。

④結論「よって、~である」

⇒ 全体を締めつつ、最後に自分の意見をもう一度明示する。

結論に当たる部分なので、「よって反対(賛成)」など、シンプルに意見を示す。凝る必要なし。

⑤例文 ビジネス文章にも応用できる。

新企画商品「〇〇〇」について、予定購買層である30代の視点から、所見をレポートいたします。

一消費者として新商品を捉えた際、確かにこれまでにないコンパクトさは魅力的です。
しかし価格面ではまだ問題点があり、この価格での発売には反対です。

競合するA社の類似商品が発売1ヵ月前倒しされ、しかも予想以上に安価でした。
「〇〇〇」についてはコンパクトさだけでなく別の付加価値(価格、使用感、耐久性)が必要です。

よって、私は再度試作モデルを作り、検討すべきだと考えます。

まとめ

「四部構成」の型に当てはめれば、スラスラ文章が書ける!

知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。

是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!

見ていただきありがとうございました!

悪魔の文章術 デキる文章の基本

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この記事のレビュー(1
  • 会員ID:5ST46Qec
    会員ID:5ST46Qec
    2024/10/23

    とても参考になりました。ありがとうございます!!

    シロマサル@本の要約:ほぼ土曜日週1投稿

    投稿者

    2024/10/23

    まっちー様。レビューありがとうございます。 文章も「型」に収めることで、考えやすくなるかもしれません。 一助になれたのであれば、幸いです。

    シロマサル@本の要約:ほぼ土曜日週1投稿

    投稿者