- 投稿日:2024/10/31
- 更新日:2025/10/08

ハイパーインフレーションってなに?
答えだけ見たい方は目次で飛んでくださいね。
1分以内で説明する!を目標にまとめてあります。
ハイパーインフレーションの定義
先日、国政選挙がありましたね。
政策論争が巻き起こるたび、「ばら撒き政策をするとハイパーインフレになる!」と度々言われます。
有名な例えで「ばら撒き政策をすると、コーヒー一杯買うのにトラック荷台にいっぱいのお金がいる」というものがあります。
本当でしょうか。
ハイパーインフレになれば、私たちの生活にどんな影響があるのでしょうか。
子どもにもし聞かれたら何と答えたらいいのでしょうか。
パプちゃんに定義を聞いてみました😊
ハイパーインフレーションは、物価が急激かつ大幅に上昇する経済現象を指します。具体的な倍率については、以下のように定義されています。
定義による倍率
アメリカの経済学者フィリップ・D・ケーガンの定義によると、ハイパーインフレーションは以下のように規定されています:
・毎月のインフレ率が50%を超える状態
・この状態が続くと1年後には物価が約129.75倍に上昇する
・年間インフレ率に換算すると12,875%になる
わかりやすくすると、大体物価が年率10000%上昇します。
一年後、物の値段が100倍になります。
百均が一万円均一になります(笑)
どうなったらハイパーインフレーションになるの?
私たちは既に経験してる!
では、どういう状況のときにそうなるのでしょうか。
本当に政府がお金を国民にばら撒いたらそうなるのでしょうか。
2020年一人に10万円給付されましたよね。
あのときインフレ率、びくともしなかったんですよ。ご存知でしたか?
値上がりしたもの、しなかったもの
2020年、2021年、マイナスなんですよ😱
特別定額給付金では約12兆円を財政出動しました。
あのときコーヒー一万円になりました?
なりませんでしたよね。
けれど値上がりしたものもありました。
覚えていますか?マスクです。
一箱500円程だったマスクが一箱5000円になりました😭
それはお金を発行してばら撒いたからではないですよね。
マスクを輸入に頼っていて国内供給力が小さかったから需要に追いつかなかったのですよね。
いろいろな要因が絡み合うので、単純な話ではないですが、
大切なのは「供給力」であることは間違い無いです。
需要と供給のバランス
例えば、
スイミングスクールが1ヶ所しかない市と
競合スイミングスクールが10ヶ所ある市、
会費設定はきっと競合がある方が下がりますよね。
需要が大きければ値段は上がる。
供給が多ければ値段は下がる。
多くの商品やサービスはそうだと思います。
身の回りを思い浮かべてみてください。
それではまとめ「ハイパーインフレーションってなに?」と聞かれて
1分で説明するなら!
1分で説明するハイパーインフレーション
インフレ率が約10000%になった状態のことです!
わかりやすくすると一年後の物価が100倍くらいになるよ。
ちなみに2024年は2〜3%。
「供給力を超えた貨幣が供給され、貨幣を回収するシステムが歪んでいる」場合、
その度合いと持続によってハイパーインフレーションになります。
お金の総量というより、需要と供給のバランスが大切♪
いろいろな規模で、多用な形の供給力が日本中に分散して存在すること。
とても大切ですね!
拙い説明でしたが、お読みいただきありがとうございました!