• 投稿日:2024/11/03
  • 更新日:2025/10/01
『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか 爆発的な成長を遂げた驚異の逆張り戦略』とは?

『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか 爆発的な成長を遂げた驚異の逆張り戦略』とは?

シロマサル@本の要約:ほぼ土曜日週1投稿

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要約
レッドブルの成功物語には、多くの逆境を乗り越えた起業家ディートリッヒ・マテシッツの情熱と、革新的なマーケティング戦略が詰まっています。本書では、レッドブルがどのようにして世界で52億本以上を売り上げるブランドとなったのか、その成功要因を深掘りします。

初めまして!シロマサルです。

知ることで、人生はもっと楽しくなる!

今回はヴォルフガング・ヒュアヴェーガー著『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか 爆発的な成長を遂げた驚異の逆張り戦略』(2013年発行)をつまみ食いします。まさに超、超、要約。

おもしろいので興味があれば読んでみましょう。

筆者:ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー
1971年生まれ、政治学、ジャーナリズム、ロシア語を専攻。
オーストリア在住で、編集者や執筆活動で活躍。


会社の補足

レッドブル創業者:ディートリッヒ・マテシッツ
大学に進学したものの、学費のほとんどをアルバイトでまかなうため、授業に出る時間もあまりなく、卒業したのは28歳の時です。🧐

栄養ドリンク製造・販売会社レッドブル社の創業者の一人であり、2022年に亡くなられています。


あくまで、参考程度で!🤔
レッドブルという商品は人によって🍄「毒キノコ」🍄になりかねません!

エナジードリンクは豊かな浪費と個人的には思います。


レッドブル誕生の背景

210817_pachinko_SingleCan-Closed-ol_ED_Lb4-06.jpg画像元:https://www.redbull.com/jp-ja/energydrink

逆境に負けない情熱

ディートリッヒ・マテシッツは、食品・洗剤・ヘアケア・トイレタリーなどの家庭用品を製造・販売する多国籍企業(ユニリーバ)に勤めながらも、灰色のような毎日に不満を感じていた。🤔


(「目に入るのは灰色の飛行機、灰色の背広、灰色の顔。来年も今年と同じ生活を送るのか」と自問することが多かった。😭)


彼が30代後半で出会った「エナジードリンク」という新しい市場で夢中に。😆

⇒ 燃えるような情熱がビジネスの原動力に。


エナジードリンクの可能性を発見

30代後半の時、マテシッツは香港のホテルで日本の高額納税者番付を目にする。

そこに載っていたのは大正製薬という聞いたことのない会社の経営者・上原正吉。🧐

実は日本の「リポビタンD」に触発される。


エナジードリンクの効果に感銘を受けたマテシッツは、当時、タイでユニリーバのフランチャイズパートナーが製造していたエナジードリンク「赤い雄牛」を発見。

⇒ 他者の成功体験から新たなビジネスアイデアの確信を得て行動を開始。


15.png「レッドブル」には元ネタがあった。

安定した職を捨て、ドイツでタイの経営者と共同で「レッドブル社」を設立。🤔


ヨーロッパ市場への挑戦とマーケティング戦略

販売許可までの長い道のり

エナジードリンクへの理解のないドイツでは1年以上待っても販売の許可が下りない。

貯金も使い果たし、この計画が失敗していたら家を失い路上生活者になっていただろうと後日振り返るほどの苦境に陥ってしまう。


「もしかして、うまく行かないかも」😱


ドイツでの申請をあきらめて、生まれ故郷のオーストリアに戻り、改めてオーストリアで販売の申請を行う。

⇒ 失敗したとしても、別の道を模索する。


オーストリアでの販売にこぎつけるまでにさらに数年を要したマテシッツは、その間、商品の改良とブランドコンセプトの練り上げに注力しました。

⇒ 完璧を目指し妥協しない姿勢が成功に結びつく。


独自のマーケティング「翼をさずける」

レッドブル成功において重要なのは「喉の渇きを癒やす」ことではなく、「力をさずける」というイメージを売ることにした。😎

従来の飲料とは異なる「エネルギー」を提供する概念を強調。


キャッチフレーズ「レッドブル、翼をさずける」は、まさにマーケティングの要。

⇒ 一貫したイメージでファンを獲得。


グローバル展開とレッドブルの成功要因

ヨーロッパでの評判と拡大のための準備

その①

タイで売れているオリジナルドリンクはヨーロッパ人の好みとは違う

だから何度も実験を繰り返した末に、基本的な成分は配合量を調整するだけにとどめつつ、そこに炭酸を加えることでヨーロッパ人好みのエナジードリンク(レッドブル)をつくり上げた。


その②

マテシッツ自身が実感していた「レッドブルを飲むと、誰もがとても強くなる」がどうすればユーザーに伝わるのか、広告代理店の友人と1年以上にわたり検討し続けた。


⇒ 顧客の創造に力を入れている。🧐


補足:ドラッカーの格言の中で最も有名な言葉「企業の目的は顧客の創造である」

参考記事:【現代の経営 企業・組織の目的


オーストリアで採算が取れるまでに3年かかったものの、次第に隣国ドイツで密輸的に広まります。


⇒ 「試してみたい」と思わせる戦略で徐々に市場浸透。


アメリカ市場への挑戦

レッドブルはついに海を越え、アメリカ市場でも存在感を発揮。ユニークなマーケティングでシェアを獲得し、グローバルブランドへと成長。
圧倒的シェアを誇ることになった。


⇒ ブランドの一貫性が信頼を築く。😆


まとめ

141.png⇒ 挑戦する意志が未来を切り拓く。

商品の前には情熱、やる気がなければ続かない。


結果的に成功を得るのは、自分のプランに自信を持ち、どれだけ苦境に陥ろうとも諦めることなく続ける人、そして「完璧」を目指し続ける人。


知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。

是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!

見ていただきありがとうございました!😆_.png

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この記事のレビュー(1
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    会員ID:ZgXUZx2X
    2024/11/03

    良記事でした! 読み物としても経営目線からもとても面白かったです。ヒントがいっぱいですね。 ありがとうございました!!

    シロマサル@本の要約:ほぼ土曜日週1投稿

    投稿者

    2024/11/03

    あきひか様。レビューありがとうございます😊これからも興味ある本の要約のモチベーションになります😆 誰かの読み物になれていれば幸いです☺️

    シロマサル@本の要約:ほぼ土曜日週1投稿

    投稿者