- 投稿日:2024/11/16
- 更新日:2025/09/30
妊娠し、出産をするまでの間に、各種検査を受けます。
母体が何かの感染症に罹患している場合、赤ちゃんの命を脅かす可能性があり、早めに対策をするためです。
子宮頸がん検診でひっかかる
私は子宮頸がん検診で「軽度異形成」と診断されました。がんに進行する前の細胞がある、という状態です。
ぜひこの動画で、子宮頸がんがどんなものかを知ってください。
https://jsgo.or.jp/animationlist/1276/
女性の76人に1人が罹患する。30代後半が発症のピークだそうです。
こちらもぜひ!
子宮頸がん予防情報サイト↓
子宮頸がんの原因は
ヒトパピローマウイルスの感染が原因です。
性交渉のある人の8割が感染します。
免疫により検出されなくなる人がほとんどですが、ウイルスの増殖が続くと、異形成を経て、子宮頸がんとなります。
妊娠中に軽度異形成と診断されたら
私の場合は、そのまま経過観察で良いとのことで、妊娠継続となりました。私の場合は、出産後、またすぐに検査することになりました。
出産後の子宮頸がん検診
中等度異形成と診断されました。
軽度異形成から、中等度異形成となる割合は15%程度、さらにそこから高度異形成と進行する割合は25%…
すでに軽度⇒中等度の15%に入ってしまっている…
でも、今できることは、健康的な日常を送ること、定期的な検査を受けることのみ。他にできることがない、しょうがない!子どもの世話で精いっぱい!
子宮頸がん検診を受け続けて
数年たって陰性化しました。
父がガンで早くに亡くなったので、ガンになるかも、と思っていましたが、統計的には確率は低いです。
もしガンになっても、早期発見なら生存率は高いです。大丈夫。
子宮頸がんの5年生存率
早期発見できるほど生存率は高いです。↓
https://hbcr-survival.ganjoho.jp/graph?year=2014-2015&elapsed=5&type=c13#h-title
20歳を越えたら、2年に1度は子宮頸がん検診が推奨されています。
早期発見のためには、子宮頸がん検診が欠かせません。
子宮頸がんの予防
『HPVワクチンは初めての性交渉前に接種することが望ましいと考えられています。厚生労働省では、安全性や効果などについての専門家の評価を受け、令和4年4月から、他の定期接種と同様に、HPVワクチンの接種対象年齢(小学校6年生から高校1年生の女子)の人への勧奨(接種のお知らせの個別送付)を再開しています。また、対象年齢の時期が積極的な勧奨を差し控えていた期間と重なったために接種機会を逃した女性へのキャッチアップ接種も行われています。具体的には、平成9年度~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていないという2つの条件を満たす場合に、令和7年3月までの間、HPVワクチンを公費で接種できます。』
https://ganjoho.jp/public/cancer/cervix_uteri/prevention_screening.html
当てはまる方はぜひ!
伝えたいこと
子宮頸がんで若くして亡くなることを美談にしてはいけません。
惜しまれて死ぬ、それは素晴らしいことかもしれませんが、残される人の身にもなってください。たまったもんじゃありませんよ。
知識がない、又は行動しないだけで、命を落とす結果を招くかもしれないのです。
この記事を最後まで読んでくださったあなたには、ぜひ、ご自身や、大切な人に活かしてほしいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!