- 投稿日:2024/11/19
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!😆
自分の記録用に カル・ニューポート著『デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方』2021年発行を紹介します。
文庫本サイズで手に取りやすいですが、367ページもある。
スマホを手放すための演習もいくつか用意されている。
夜21時以降はスマホを触らずに、この本を読んでみるのも良いだろう。
筆者:カル・ニューポート
2004年にダートマス大学で学位を、2009年にマサチューセッツ工科大学(MIT)においてコンピュータ・サイエンスでPh.D.を取得。
他の書籍
・「今いる場所で突き抜けろ!」2017年発行
スマホに依存しないために
①スマホ依存の正体
⇒ これまでに世界中で何十億、何百億もの資金が投じられているから。
私たちの意志が弱いわけではなく、「いかにスマホを使ってもらえるか」に全力が注がれている。
ガジェットやアプリは巨万の富を得られることに稼ぐ人は気づいている。
触ってもらう=お金を払ってくれる機会を得られる。
実店舗とは異なり、世界の反対側であろうと商談ができる。
プログラマーに高額な値段をつけてでも雇うのは、さらに儲けられるからだ。
ありとあらゆる手で、ずっと触ってもらえるように研究されている。
スマートフォンはスロットマシンと変わらない。
厄介なことにスマホ一つで買い物もできてしまう。
もう、手放すことは難しい。
だからこそ、スマホの時間を最適化しなければならない。🤔
②デジタル・ミニマリズムとは?
⇒ 目標のために、このテクノロジーは最善と言えるのか?から始まる。
漫然と利用せずに、数々のサービスを慎重に取捨選択すること。
スマホとうまく付き合い、デジタルに人生を奪われない考え方。
それがデジタル・ミニマリズムである。
③デジタル・ミニマリズムの三原則
原則1:あればあるほどコストがかかる
多くのデバイス、アプリ、サービスで埋め尽くされると、それぞれがもたらす小さなメリットを帳消しにしかねないデメリットがある。
不必要に触り、本来の重要な時間を奪われる。
原則2:最適化が成功のカギである
自分の大事な目標を後押ししているか否かを見極めること。
そのテクノロジーをどのように利用するかを慎重に判断しなくてはならない。
原則3:自覚的であることが充実感につながる
新しいテクノロジーと関わる際、「気づいたら」、「なんとなく」ではなく、自覚して利用しているか?
⇒ 三原則でテクノロジーを自覚して扱うことが第一歩。
④ミニマリストになるために
デジタル片づけのプロセス
1.30日のリセット期間を定めて、必ずしも必要ではないテクノロジーの利用を休止する。
2.この間に、楽しくてやりがいのある活動や行動を新しく探したり再発見したりする。
3.休止期間が終わったら、休止していたテクノロジーを再導入する。
その1つ1つについて、自分の生活にどのようなメリットがあるかを検討する。
⇒ デジタルを最適な状態で使おう。
⑤3つの選考基準
1.大事なことがらを後押しするものか?
何らかのメリットがあるだけでは不十分。
アプリは何かしらメリットがあるから。
2.大事なことがらを支援する最善の方法か?
最善でなければ、別の方法を考える。つまり不要である。
3.いつ、どのようにそのテクノロジーを利用するかを具体的に定めたルールで採用する。
これは新しいテクノロジーを利用する際にも適用すること。
⇒ 不用意にアプリを入れてはいけない。選考せよ。
まとめ
⇒ 問題の本質はテクノロジーではない。
自分の人生の質をどうみているかなのだ。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!