- 投稿日:2024/12/19

日本酒の味わいを語る際、甘口と辛口は昔から親しまれている分類です。しかし、近年では「モダン」と「クラシック」という製法やスタイルの違いが注目を集めています。甘口・辛口という従来の軸と、モダン・クラシックの新しい軸を比較しながら、それぞれの特徴を深掘りしてみましょう。
クラシックスタイルの日本酒
クラシックな日本酒は、伝統的な製法と味わいを大切にするスタイル。以下が主な特徴です。
味わい:米の旨味やコクをしっかり感じられる。香り:穏やかで、炊きたての米や穀物を思わせる。代表的な製法:山廃、生酛などの伝統的な手法を用いることが多い。相性の良い料理:煮物、焼き魚、鍋料理など、和食全般。
おすすめ銘柄:
「菊姫 山廃純米」(石川県)「飛良泉 山廃純米」(秋田県)など
モダンスタイルの日本酒
一方、モダンな日本酒は新しい技術やトレンドを取り入れ、軽やかで飲みやすい味わいを追求しています。
味わい:果実のようなフルーティーさや爽やかな酸味。香り:メロンやリンゴ、花のような華やかな香り。代表的な製法:吟醸造り、低温発酵技術を活用。相性の良い料理:フレンチ、イタリアン、軽い前菜など。

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