- 投稿日:2024/12/28
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は藤本シゲユキ著「幸福のための人間のレベル論」2018年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。おもしろいので興味があれば読んでみましょう。
著者:藤本シゲユキ
1975年、京都府生まれ。17~29歳までバンドマンとして活動、30歳を目前にホスト業界に転身する。その後、ホストクラブオーナーを経て、女性向けの恋愛カウンセラーになるという異色の経歴の持ち主。これまでに培ったノウハウを改良し研究を重ね、現在は悲恋改善アドバイザーとして活動中。
✅ まずは「気づいている」ステージを目指そう。
✅ 人生の幸福度は自分の手の中にある。
✅ 結局は原因自分論である。
特に興味がなければ、下の動画で十分である。↓↓
リベ大動画:原因自分論で考える【人生論】:(アニメ動画)第323回
本書の執筆において、youtubeの動画で著者が説明している。
「人間を階層分けするのってどうなの?」といった意見をいただいたことがあります。
人間を階層分けしたわけではなく、人間の「幸福度」を階層化したのがレベル論なんです。
そこだけは勘違いしないようにしてください。
お金持ちの人でも人間性が欠けていると幸福度は低いですし、逆に貧しい人であっても、他者に愛を分け与えることで幸福度が高くなる場合もあります。
良し悪しではなく、あくまでも「幸福度」のレベル分けなんですね。
幸福のための人間のレベル論:著者YouTubeの動画
著者本人がYouTubeで解説しているのでそちらでも良いだろう。
書籍自体はわかりやすい言葉でスイスイ読める。
学長がおすすめするのも納得である。
では、本書に入ろう。
幸福のステージとは?
画像元:藤本シゲユキ著「幸福のための人間のレベル論」
日本では「人でなしステージ」と「気づいていないステージ」の人が全体の約8割。
「気づいているステージ」と「悟りステージ」の人は約2割で、お釈迦様フィールドにいる人は世界中の人口の1%程度と語る。
恋愛や人間関係がうまくいかない。
それは相手とのステージの差が原因かも…。
⇒ でも他人と比較せず、自分の道を行くべし。
幸福のレベルを分ける4つのステージ
人間の幸福度を階層化した「幸福のための人間のレベル論」では、幸福のレベルを4つのステージに分けられる。
■「人でなしステージ」:やべーやつ。相手にしちゃだめ。
■「気づいていないステージ」:文句や愚痴が多い。大半の人。
■「気づいているステージ」:人生が楽しい。
■「悟りステージ」:一は全、全は一。
…の順で、ステージが上がるほど、幸福度も高まる。
一は全、全は一(いちはぜん、ぜんはいち)
要するに世界の理(ことわり)のこと。
色即是空。空即是色。
もはや個人の概念はほぼ無い。
そしてこの説明は間違っていると断言できるほどに…。
美しく調和のとれた説明できない概念。
⇒ 幸福度はステージによって決まる。
まずは気づいているステージを目指せ
「気づいていないステージ」の人は、自分の不幸を他人や環境のせいにし、感情に振り回されがち。
「気づいているステージ」では、他人を愛し貢献することで幸福度が高まっていく。
その中でも、ちょうど真ん中の2つに当たる「気付いていないステージ」から「気付いているステージ」に上がることが、人が生きづらさから抜け出して心からの幸福を感じられるようになる一番のターニングポイントになります。
藤本シゲユキ著「幸福のための人間のレベル論」
「気付いているステージ」の特徴
■感情の原因を冷静に分析できる
■自分の幸せを自分でコントロールできる
■他人からの評価よりも、自分の価値観を大切にする
■上司に叱られたときに「自分にも改善点がある」と冷静に考えられる
気づいているステージに向かうには
⇒ 「固定観念」、「他責思考」を捨てよ。
⇒ 「客観的な視点」を持つこと。
⇒ 現実を知ることは「自分にないもの」を知ること。
「固定観念」の例
❶恥をかくのが嫌だから
❷周囲に拒絶されたら嫌だから
❸結果が出るかどうかわからないから
本書では「コンプレックス」とも呼べる。
「他責思考」の例
❶「悪いのは自分ではなく相手のせい
❷いい結果が出せなかったのは環境のせい
❸「私は、言われた通りにやりました」
物事が起きた際に自分以外の要因に責任があると考える心理的な傾向。
この2つはあなたの行動を妨げる。
具体的には…?
本書における「客観的な視点」とは、「固定観念」に気づき、真逆の事例がないかを探すこと。
「志半ばで夢から逃げ出したけど、別の人生をしっかり生きている人」
「こらえ性がなくて、色々挫折したけど社長になった人」
今だけではない、過去や歴史上の人物、書籍あらゆる視点から事例を探す。
他人の成功体験、失敗体験は絶好の教材である。
疑似体験することで記憶に残し、将来の糧にする。
つまり、「固定観念」を解除するということは、「当事者」の立場でありながら、「無関係」の立場で自分を見つめなければならない。
逆に、他人の成功体験、失敗体験を糧とする場合は「無関係」の立場でありながら、「当事者」の立場で「どうするか」を考えないといけない。
そして、「自分にはないもの」を引き算した状態で考える。
心理学用語で「メタ認知」と呼ばれたりする。
「メタ」は「高次の」「より上位の」という意味の接頭語。
自分自身や他者が何かを認知している状態を、客観的に見つめることである。
怒りや悲しみを感じた際、「なぜそう感じたのか?」「怒りの結論を言語化できるか?」と考える。
「自分」と「他人」を精神に同居させているから、「他責思考・固定観念」に縛られない。
成功するためには、具体的な事例を要素だけ抜き出す。
「自分にないもの」を知っているので「自分ができること」に落とし込む。
つまり、「事例 → 抽象化 → 転用」の流れが気づいているステージに向かわせる。
事例: 事実を収集する。
抽象化: その事実から一般化された原則を見出す。
転用: 別の状況に応用する。
あえて、問おう。
「ノウハウ図書館で1ヵ月に10万円を稼げるだろうか?」
何人かの「ノウハ―」はノウハウ記事で事例を出している。
❶事例:上位のノウハ―なら、ポイントアップキャンペーン中で1ヵ月におよそ「2~3万円」ぐらいを稼いでいる。具体的な相場。(事実)
❶抽象化:その金額を稼ぐに至った、上位のノウハ―の「共通点」(フォロワー数、イベント、企画、記事、投稿数等)を見つける(原則)
❶転用:「自分だったらどうアプローチしていくか?できることは何か?」これを考える。(応用)
あらゆることを本気でやれば、「10万」は稼げるかもしれない。と自分なりに始める理由を見つける。
できると思えばそれを目指せばよいし、できないと思うなら「副業の第1歩」として試したり、「自己発信」の練習にしても良い。
「優先順位」によって、やること、やらないことを決める。
必要だと思ったら、すぐやるのだ。
❷事例:でも思った以上に成果が出ない。(事実)
❷抽象化:ダメだったら、「何がダメだったのか」を自分なりに考える。また、人気ランキングに入っている記事とそのノウハ―を分析して共通点を見つける。「自分との違い」を探す。(原則)
❷転用:それを自分の記事で実行する。(応用)
❸事例と抽象化:その繰り返しの作業の中に、「反応が良かったもの」「自分に無いもの」や「環境や流行」「共通点」が見えてくる。(事実)(原則)
❸転用:不平不満を言っても何も変わらない。その環境で「自分ができること」を洗い出し実行する。(応用)
そして、具体的な「目標」に到達するまで続ける。
これが「事例 → 抽象化 → 転用」の繰り返しである。
改めて伝えるが、リベシティは「ノウハウ図書館」だけではない。
あくまで選択肢の1つである。
スキルマーケットやフリーマーケット、別のコミュニティでも構わない。
内にも外にも選択肢はいっぱいある。
目標期限までにいいねが1000、記事の数が100に到達しなくても、レビューや閲覧数が増えなくても、別の道に進む。
または、芽が出るまでやり続ければいい。
参考記事
ノウハウ図書館、1ヵ月に90件投稿すれば、バズらなくても8000円は稼げる!
そもそも、記事を書くことで生計を立てられる人はほとんどいない。
参考記事:フリーライターになろう! 八岩まどか①ライターになる方法
稼ぐ方法はいくつかあるし、本業に専念してもいい。
短期的な話ならアルバイトでも十分。
それでも好きなことで生計を立てたいのなら、相応の調査と具体的な目標設定が最低限必要になる。
「副業」なら自分のペースで毎日やる必要もない。
もっと大きな「目標」のために止めても良い。減らしても良い。
別のことに利用しても良い。
資産5千万円貯めることが「人生の目標」ではないだろうし、副業で月5万円は「収入を増やす手段」に過ぎない。「下位の目標」は柔軟に見直し、「上位の目標」は先に決めて、すぐには変更しない。
「固定観念」に縛られ、できない理由を主観で考えすぎれば、「他責思考」につながる。
「他責」が入ると「事例」で止まってしまう。
「事例 → 抽象化 → 転用」の繰り返しに「他責」は入らない。
✅ 結局、原因自分論なのだ。
ん…?なに…?そんなことはわかっている?
「でも、私は私で大変だし…。」
話の始まりが「でも、だって」の人…。
そんな人には、著者からお言葉がある。
一生いってろ。アンタの人生が上手くいかないのは、コンプレックスやないもののせいじゃない。コンプレックスを言い訳にして、ずっとないものねだりしているこの考え方が上手くいかないすべての原因だ。
藤本シゲユキ著「幸福のための人間のレベル論」
漫画:賭博黙示録カイジ 7巻より引用
もしも、この記事で傷ついてしまったのなら、この記事を書いた私が全面的に悪い。
誠に申し訳ない。😅
批判や通報も素直に受け止めよう。
しかし、この記事を書くことに、私は意味があると思っている。
私たちは、私たちが思っている以上に「自由」なのだ。
本当に「固定観念」は厄介で「生きづらさ」にもつながる。会社や社会に疲れてしまった人へ:自分らしく生きるための実践的なヒント
自分から気づくのだ…。
私も「気付いているステージ」に自分で向かっていくから…。
まとめ
⇒ まずは「気づいている」ステージを目指そう。
⇒ 私たちは私たちが思っている以上に自由なのだ!
⇒ 人生の幸福度は自分の手の中にある。
⇒ 結局は「原因自分論」である。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆