- 投稿日:2024/12/27
- 更新日:2025/10/05

2歳の息子と0歳の娘を育てる中で、私が実践している子育ての工夫や心がけについてまとめました。子供たちの成長を見守りながら、試行錯誤している日々ですが、少しでも参考になれば嬉しいです。
1. 声掛けの工夫
子供への声掛けは、できるだけポジティブな表現を心がけています。否定的な言葉ではなく、肯定的で具体的な指示を伝えることで、子供が理解しやすくなるようにしています。
• 「走らないで」 → 「ゆっくり歩こうね」
• 「静かに」 → 「アリさんの声でね」
• 「立たないで」 → 「お尻つけて座ろうね」
叱るときも、「なぜそれをしてはいけないのか」を丁寧に説明します。
1歳になる前からこうした説明を続けた結果、息子は1歳半頃から2語文、2歳前には3語文を話すようになり、自分の気持ちを上手に伝えられるようになりました。そのためか、癇癪もほとんどありません。
とても穏やかな性格です。
2. 子供の話をしっかり聞く
子供が話したいときは、手を止めてできるだけ耳を傾けるようにしています。「うん、うん」と相槌を打ちながら最後まで話を聞きます。
どうしても後回しにせざるを得ない場合は、「~が終わったら聞くから少し待ってね」と伝えるようにしています。
他に、「子供の前でスマホを触らない」を意識しています。つい触ってしまいがちですが子供が蔑ろにされていると感じます。触る時は何故触っているのか理由を言って、了承を得ています。笑
3. 夫婦で方針を統一する
夫婦間で子育ての方針や方法を統一することも大切にしています。
お父さんとお母さんが異なることを言うと、子供が混乱してしまうため、
一貫性を持つよう心がけています。
4. 食事の時間での工夫
息子は食べることが大好きです。離乳食期から手づかみ食べや汚れたテーブルや床に対してもポジティブな声掛けを意識しました。
• 「おかげでお掃除ができたよ!ありがとう」
• 「いっぱい食べてくれてありがとうね!」etc...
現在では、コップを倒したときには「やっちゃったね~」と言ってふきんを渡し、自分で拭いてもらいます。また、ご飯後には自分で落としたスプーンやフォークを拾ってもらう習慣もつけています。
さらに、「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」「ごめんなさい」などの挨拶や感謝の言葉も大切にしています。
5. 自己肯定感を高める声掛け
自己肯定感が高く、メンタルの強い子に育ってほしいという思いから、毎日「ありがとう」「大好き」「どうしてこんなに可愛いの~」といった愛情表現を欠かさず伝えています。いっぱい抱っこしたり、ぎゅーとスキンシップしています。
そのためか、子供の口癖はポジティブな言葉が多いです。保育園のお友達や先生に対しても感謝や愛情表現を言葉で伝えていると保育園の先生から聞きます。
6. 時間の切り替え習慣
2歳頃から時計を見る習慣を取り入れました。算数セットの時計で時間を合わせ、「リビングの時計と同じになったら片付け、お風呂、寝る準備」といった切り替え行動を促すことでスムーズに移行できるようになりました。
他に、食事の時はYouTubeやテレビを見ないはルールにしています。家族で会話や食事を楽しむ時間になっています。たまに別のお家や実家で食事をする際に子供が「ご飯の時間だからテレビを消さないと」と言うので、「お家お家でルールが違うからね」と言って臨機応変を身につけてもらっています。
効果
・時計をなんとなくだが、わかるようになっている
・親の私たちでもびっくりするくらい切替上手です。
日常生活の中で助かっている事の一つです。
・生活リズムができる
7. 慎重派な性格への対応
息子は警戒心が強く慎重な性格ですが、その特性に合わせた対応を心がけています。
• 「できない」と言うとき → 一緒に挑戦したり、お手本を見せたりする。
• 「怖い」と言うとき → 何が怖いか聞いて、それについて丁寧に説明する。
理解できないものへの恐怖心が強いため、説明することで不安が和らぐことが多いです。一方で、大胆な一面もあり驚かされることもあります。
8. 穏やかな気持ちで接する
イライラは子供にも伝わるため、自分自身を落ち着かせながら穏やかな気持ちで接するよう努めています。それでも私も人間なので余裕がない時など、一瞬でも感情的になってしまった際には自己嫌悪に陥ることもあります。
その場合は夜、夫に話を聞いてもらい気持ちを整理しています。
9. 難しいことでも説明する
赤ちゃんで「まだわからないだろう」と思わず、難しいことでも丁寧に説明することで子供の理解力が向上していると感じます。このおかげか普段からお話をたくさんするからか、語彙力は同じ月齢の子たちよりもあると思います。この取り組みは本当に良かったと思っています。
10.絵本をたくさん読む
子供が歩けるようになってからは一緒に図書館に行っています。子供が好きそうな本を借りたり、学んで欲しい事は絵本を使ってお話します。2歳の息子は、今では本が大好きです。まだ字は読めませんが絵本を自分で読んだり、妹にオリジナルストーリーを作ってお話してくれています。
11.子供に交通ルールを教える工夫
車に乗っている時に声掛けとして続けていること
• 赤信号: 「赤は止まれ」
• 青信号: 「青は進め」
• 周囲の確認: 「車が来てないから進むねー」
目的
• 日常の中で交通ルールを楽しく学べるようにする
• 実際の状況に合わせた具体的な声掛けで理解を深める
• 子供が交通ルールを意識しやすくなる
• 安全な行動を促す習慣が身につく
日常の中で自然に交通ルールを教えることで、車が危険なことなど理解を深めてくれ、周囲の確認も子自身がするようになりました。
今では親より先に信号や車の状況などを教えてくれます。
12.寝る前の習慣:20時には寝室へ21時までに就寝
布団に入りながら、今日どんなことがあったか話たり、楽しかった事や嬉しかった事をアウトプットし、共有しています。その他に子供が好きなキャラクターや子供本人が出てくるオリジナルストーリーを作ってお話するのが子供は気に入っています。いつの間にか子供も寝ています。
効果
• 同じ時間に寝ることで、朝もほぼ同じ時間に起床。
• 子供はリラックスしながら自然に眠りにつく。
• 親子の絆が深まり、安心感を持って就寝できる。
13.2人目の子育て:上の子への配慮と愛情
①上の子への特別な配慮
• 「赤ちゃん可愛いね」とは上の子の前では言わない
• 上の子が妹について「可愛いね」と言った時は
→ 「可愛いね。でも〇〇のがもっと可愛いよ。大好き」と返す
②上の子ファースト
まだ、下の子が赤ちゃんだから出来ているのだと思いますが、上の子に理不尽に我慢させないように心がけています。
・上の子とだけの時間を作る
妹に優しくしてくれていることに対して感謝と愛をいっぱい伝える
③上の子と一緒に下の子のお世話をする
• お世話を通じて、上の子の責任感が育つ
• 協力や思いやりの心を学べる
• コミュニケーション能力が向上する
• 上の子は自己肯定感を高められる
•
結果
• 上の子は優しいお兄ちゃんに成長
• 妹を溺愛するようになった
• 親の接し方を上の子自身が自然に妹に対して実践している
• 下の子は兄に安心感を持ち、大好きになっている
上の子の気持ちを大切にし、存在価値を常に肯定することで、スムーズな兄妹関係を築くことができていると感じます。
14.1番大切!!保護者が機嫌よく過ごすこと
お父さん、お母さん、一緒に過ごしている人がよく笑って楽しく過ごしていることが1番大切だと子育てしていて実感しました。
大人が機嫌良く過ごす事で子供がのびのび過ごして、自分の気持ちを素直に言える環境が作れると思います。
まとめ
これから年齢とともに変わってくると思いますが、子供の気持ちを大切にしていきたいと思います。
私はまだまだ子育て勉強中です。他の子育て経験者や育児インフルエンサーのてぃ先生のアドバイスなども参考にしながら、自分なりに実践しています。子供一人ひとり性格や環境も違うため、それぞれに合った方法で向き合うことが大切だと思います。
試行錯誤の日々ですが、この内容が少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。