- 投稿日:2025/01/11
- 更新日:2025/01/12

これから初めて「認定調査」に立ち会う本人や家族の方々に向けて、認定調査の流れや調査項目、注意点について、説明していきます。
認定調査の目的
介護保険の認定調査は、介護が必要な方がどの程度の支援を必要としているかを判断するための大切な手続きです。
つまり、認定調査は「適切な介護を受けるため」の第一歩なのです。
認定調査の流れ
認定調査に至るまでは「申請について」をお読みください。
介護保険の申請が済んだら、後日、市区町村の「認定調査員」から電話連絡があります。そこで、本人またはご家族(施設なら施設のケアマネージャー、入院中ならMSW)と相談し、実際に認定調査を行う日程を決定します。
日程が決まったら、認定調査員が自宅や施設を訪問し、実際に調査を行います。この調査は通常、30分から1時間程度の時間がかかります。
調査が終わると、後日「審査会」が行われます。
認定調査の際には調査員がOCRという専用のチェックシートの項目を埋めていきます。それをコンピュータにかけて、一次判定として「仮」の介護度を出します。
次に、専門家の集まりによる「審査会」の場で話し合いが行われ、ここでいよいよ「介護度」が決定することになります。これを二次判定と言い、コンピュータのチェック項目だけでは計れない細かい部分を話し合い、一次判定の仮の介護度が妥当かどうかを確認します。
医療の部分は、かかりつけ医に書いてもらった「主治医意見書」、日常の実際の生活の様子については認定調査員が聞き取りを行い、補足として書き足した「特記事項」を参照にします。
結果は通常、申請から30日以内に通知されます。と、言われていますが、実際は混み具合によって1ヶ月〜1ヶ月半程度かかる場合もあります。
💡豆知識💡
余談ですが、介護保険の審査会のメンバー構成は次の通り。

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