- 投稿日:2025/01/03
- 更新日:2025/10/01

初めまして!シロマサルです。
知ることで、人生はもっと楽しくなる!
今回は橘玲著『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』2017年発行をつまみ食いします。まさに超、超、要約。うん。
著者:橘玲
1959年生まれ。日本の男性作家。本名は非公開。 2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎)でデビュー。同年刊行の『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部を超えるベストセラーに。
著者の別の書籍 初心者向け
橘玲著『人生は攻略できる』 2023年
「自由を手に入れるための公式」として紹介。
『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』にも同じ内容が書かれている。というよりも、ここから引っ張ってきたという方が正しい。
⇒ 結局は「5つの力」に帰結する。
同じく著者の別の書籍 こちらは「働き方の進化」に焦点を当てた書籍。
橘玲著『働き方2.0 vs 4.0 不条理な会社人生から自由になれる』 2020年
⇒ 働き方の進化は、自己の選択肢を広げる道しるべである。
本書は「お金持ちになる方法」に焦点を当てている。
資産運用、不動産、保険、国民健康保険と組合健康保険、合法的な節税。
純利益を増やすヒントを紹介してくれている。
「Amazon Kindle Unlimited」で読める。
あ~「リベシティ」の参考書籍だなぁ。
…と思うだろう。
✅ 結論は純利益を増やすことである。
✅ 「格差社会」に対応するには「働き手」を増やすこと。
✅ 制度の歪みから構造的に発生する〝黄金の羽根〟は存在する。
純利益(当期純利益):企業が稼いだ利益から法人税などの社会的コストを差し引いた、企業の最終的な利益。
引用画像:川口 宏之 著「決算書を読む技術 -ビジネス基礎体力が身につく 図解・レベル1→2→3でステップ理解!-」
ちなみに、引用した書籍は決算書を読む助けになるのでおすすめ。
純利益は画像でいう左端のこと。
貸借対照表上の利益剰余金にプラスされ、毎年積み上がっていくことになる。
健全な経営なら、株主への配当はここから支払われる。
要は家計も同じ。豊かな浪費は純利益の範囲で出せば無難。
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
黄金の羽根とは何か
制度の歪みが生む幸運を掴む
【黄金の羽根】Golden Feather
制度の歪みから構造的に発生する〝幸運〟。
手に入れた者に大きな利益をもたらす。
橘玲著『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』
"黄金の羽根"とは、制度の歪みから生まれる特別なチャンスのこと。
これを掴むには知識と戦略が必要である。
「知識社会」では、必要な情報を的確に入手し、それを活用する知識を有しているひとは、いくらでも近道ができます。
そうでなければ、ひたすら回り道をするほかありません。
「知識」が価値を持つとは、そういうことです。
橘玲著『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』
⇒ 自営業者(または中小企業の経営者)になって「個人」と「法人」のふたつの人格を使い分けること。
自営業者や中小企業はすべて〝社会的弱者〟として優遇されることになりました。(中略)
日本では、〝お金持ち〟と呼ばれるひとは成功した自営業者か中小企業の経営者で、大企業のサラリーマン社長になってもせいぜい東京の郊外に一戸建ての家が持てる程度です。
橘玲著『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』
「社会制度的な歪み」が立場による税制度であるとしている。
サラリーマンだけでは、〝お金持ち〟と呼ばれるひとにはなりづらい。
巷にあふれる〝お金持ち本〟の分類
①収入を増やすノウハウ
②生活水準を下げずに支出を減らすノウハウ
③資産運用指南本
本書内で『金持ち父さん貧乏父さん』の要約がある。
①まずは収入を増やしなさい
(株式投資や不動産売買で資産を増やす)
②次に支出を減らしなさい
(大きなビジネスを手がけながらも、質素な生活をしていた)
③さらにリスクを取りなさい
(不動産不況時、銀行から借金をしてまで割安の不動産に投資した)
④サラリーマンを辞めて起業しなさい
(サラリーマンのままでは金持ちになれない)
⑤税金を払うのをやめなさい
(「個人」と「法人」で合法的に節税する)
⑥家計のバランスシートをつくって自分の資産と負債を管理しなさい引用画像:橘玲著『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』
注意点:〝お金持ち本〟は、「成功したひとしか本を書かない」
全部を鵜呑みにするのはだめ。
収入を増やす確実な方法
⇒ 自分の働き手を増やすこと。
家計の収入を増やすもっとも確実な方法は、共働きにすること。
橘玲著『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』
人間、お金、土地、不動産、文章、コンテンツ、プログラム…自分以外が自分のために働いてくれれば、あなたが働かなくてもお金が入ってくる。
「個人」と「法人」のふたつの人格を使い分けることも、実質、純利益を増やす方法といえる。(社会的コストを減らす)
つまり、バランスよくリスク分散することは、純利益を安定して増やす法則である。参考:橘玲著『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』
⇒ リベシティやノウハウ図書館は「知識社会」に対応する貴重な場所。
十分に活用すべし、「知は力なり」
知識を獲得して近道をするのか、金を払うのか、それとも回り道をとぼとぼと歩くのか、誰もがその選択を迫られることになる。
稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」
京セラ創業者である稲森和夫の書籍。
筋肉質の経営をするために重要なことは、原材料費などの操業度に連動する変動費を下げるだけではなく、固定費を一定もしくはできるだけ下げて、利益率を高めるということである。
稲盛和夫著「稲盛和夫の実学」
筋肉質とは脂肪(リベの使う力に該当しない出費)を無くした状態のこと。
会社であろうが、家計であろうが、会計がわからなければ継続はできない。
⇒ 売り上げを最大に、経費を最小に。
まずは財布を太らせることから始めよう。
まとめ
✅ 結論は純利益を増やすことである。
✅ 「格差社会」に対応するには「働き手」を増やすこと。
✅ 制度の歪みから構造的に発生する〝黄金の羽根〟は存在する。
⇒ 経済的自由は、情報と資産の使い方で決まる。
知識や見聞は、いずれ力になってくれると教えてくれます。
是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!
見ていただきありがとうございました!😆