- 投稿日:2025/01/09
- 更新日:2025/11/26
はじめに
我が家は結婚当時フルタイム共働きで、夫の希望もあり当初から洗濯乾燥機を使用しています。
リベにはドラム式の洗濯乾燥機を使っている、使ってみたいという方も多いのではないでしょうか。
使っていくうちに、どうしても乾きが悪くなってきてしまいます。
我が家も乾きが悪くなってしまいましたが、今回どのように対応して改善したかについてご紹介したいと思います。
買い替え以外の選択肢としてこういうものもあるよ、金額はこのくらいだよという参考になれば嬉しいです。
また、快適に使うために重要な日頃のお手入れについてもご紹介します。
どんな洗濯乾燥機を使っているの?
現在は、TOSHIBAのZABOONという機種を使っています。
(2018年製、約7年近く毎日1・2回洗濯&乾燥を使用、3人家族)
だんだんと乾きが悪くなってきたのですが、エラーが出ていたわけではなかったので、念入りで乾燥してみたりして対応していました。
乾きが悪くなってきたときにしてみたこと
1️⃣自分で清掃
2️⃣くらしのマーケットによる分解・清掃(2024年9月)
3️⃣TOSHIBAの修理(2025年1月)
これらを順にやってみましたが、乾燥に対して効果があったものは我が家の場合3️⃣でした。
1️⃣自分で清掃
まずは自分で掃除してみました。
ドラム内のゴム部分についているホコリを取ったり、排水口の清掃をしたり、槽洗浄したりしましたが改善しませんでした。
槽洗浄はドラム内の洗浄には役立つようですが、すでに起こってしまった乾燥不良にはあまり効果がありませんでした。
2️⃣分解・清掃を頼んでみる(くらしのマーケット)
次に、くらしのマーケットで分解・清掃を頼んでみました。
ちょうど、エアコンの清掃もしたかったので一緒にお願いしました。
その時の写真です。
✅ドラムカバー
凸凹にホコリがこびり付いています。
✅洗濯槽内部
こちらは定期的に槽洗浄をやっていたためか、そこまで汚れていませんでした。
✅排気ダクト
写真をとりそびれました💦
ここにホコリが詰まって乾燥されていない方が多いそうですが、我が家はほとんど詰まっていなかったそうです。
ここで、「もしかしたら乾燥不良の原因はヒートポンプかもしれない」と言われましたがこの時点ではよくわかっていませんでした。
✅かかった金額と若干のトラブル
くらしのマーケットでは分解清掃費は3万円でした。
いくつか比較検討しましたが、だいたいどこもこの相場でした。
ただ、この事業者がTOSHIBA製に慣れていなかったのか、ドアの取付が上手くできておらず、若干浮いてしまっていたため後日取り付け直しに来てもらうトラブルがありました。
💸 結局、買い換え?
くらしのマーケットで少し改善したと思ったのもつかの間、また乾きが悪くなり、更に異音がするようになってしまいました。
この時点で、夫が「買い直そう!」と言い出しました。
私も、次は何がいいかなと調べていたのですが、くらしのマーケットのかたに言われた「ヒートポンプが原因かもしれない」という言葉が気になり、今度はTOSHIBAに修理を依頼してみることにしました。
3️⃣TOSHIBAへ修理依頼
こちらの洗濯乾燥機はヤマダデンキで購入していたのですが、アプリの購入履歴から修理依頼ができました。
型番や、不具合についてなどを入力・送信して完了です。
他にも、洗濯機上部のシールに電話番号やQRコードが表示されており、電話やWEBでの修理依頼が可能です。
これは各洗濯機のメーカーによると思うのでご確認ください。
🍀受付センターから電話
まずは受付センターから電話が来ました。
WEBに入力した内容をおさらいし、防水バンがあるかの確認をされました。
また、洗濯機の部品の保証期間は6年以内なので部品がない可能性があることを言われ了承しました。
案内された最短日が対応可能だったので、その日でお願いし、修理担当者から当日10:00までに電話がくるとのことでした。
出張料は3,500円+税で、修理内容によって追加になるとのことでした。
こちらの方も追加の場合の金額はわからないそうで、詳細は修理担当者に確認してくださいとのことでした。
🍀当日、修理担当者から電話
9時半前に電話がかかってきて、10:30~11:00に到着予定でなどのやり取りをしました。
ここで、金額などの目安を確認しました。
基本的に現金のやり取りはなく、クレジットカードもしくは振込になるそうなので、事前の現金の準備は不要です。
👨🔧TOSHIBA修理担当者
お一人で、修理担当の方がいらっしゃいました。
昨年の分解清掃でここまでしたが直らなかったことを伝えると、洗濯機を防水バンから出し始めました。
ヒートポンプは背面からしか出せないようで、お一人で狭い場所で大変そうでしたが、何とか背面が出てきました。
🔧背面をはずしたところ
下にある薄いグレーの部分がヒートポンプのようです。
🔧《元凶》ヒートポンプ内部(びっしりのホコリ)
我が家の乾燥悪化の原因は、こちらのヒートポンプ内のホコリでした。
ホコリや髪の毛がびっしり…😱😱😱
ホコリがある側から空気が入って反対に抜けていくとのことで、これじゃあ空気も循環されないですよね💦
🔧ヒートポンプ:清掃でいいか、取り替えが必要かの違い
ヒートポンプが原因でも、今回のように汚れが原因の場合は分解・清掃で改善するそうです。
もし、「乾きが悪い」というより
☑️全く乾かない
☑️そもそも空気が温まらない
この場合は故障のため交換が必要で、費用は6~7万円になるそうです。
🔧異音の原因
我が家は最近「ギー」というような『異音』も起こるようになっていたのですが、それはこちらのヌルヌルしたものが部品に入って起こるとのことで、この部品は交換してもらいました。

右の丸い蓋の部品?(ドレンポンプ)を交換しました。
交換しなくても、乾燥はするそうですが、音がするのは嫌ですよね🥲
👛修理の明細
それでは今回の修理の内訳です。
☑️技術料:23,400
☑️材料費: 0
☑️出張費: 3,500
☑️部品費: 2,600 (ドレンポンプ)
これらに、消費税10%を加えて、合計3万2,450円でした。
💡今回の気づき
現在は乾燥機能が回復したので快適になりました。
今回の気づきは以下の2つです。
1️⃣ おかしいなと思ったら、早めに対処すること
2️⃣ メーカーの修理に頼むほうが早い
1️⃣ おかしいなと思ったら、早めに対処すること
以前修理を頼んだことがありますが、その時はボールペンをうっかりポケットに入れたまま洗濯してドラム外に出てしまって取れなくなったとか、電源が入らなくなったなどの緊急時でした。
今回の乾燥機能の低下は徐々に起こったので、自分で掃除したり清掃を頼んでみたりして、完全な問題解決までに時間がかかってしまいました。
2️⃣ メーカーの修理に頼むほうが早い
くらしのマーケットでのドラム式洗濯乾燥機の分解洗浄にはヒートポンプの洗浄は必須ではないようです。
今回はくらしのマーケット→メーカー修理と2段階で頼み、それぞれ料金がかかってしまいました。
ドラム式の場合はメーカー修理に頼んでしまったほうが、1回分のお値段で済んだり、そのメーカーに慣れてる人がきてくれるので正確で早かったのかもしれないというのが正直な印象です。
おまけ:大事な普段のお手入れ
洗濯乾燥機能を快適に使うためにも普段のお手入れは欠かせません。
お使いの洗濯機ごとに違うとは思いますが、我が家の例を挙げてみたいと思います。
私は最近はしっかり行っていますが、購入後しばらく行っていなかったものもあるので、ヒートポンプもあのような事になったのかもしれません💦
1️⃣ 使用の都度
✅拭き掃除:ドアパッキン・ドアガラス面の糸くず・水滴の除去

しっかりホコリや糸くずを取っていないと、洗濯・乾燥のたびにそれだけ見えない場所に蓄積されてしまいます。
これはできていなかったので最近行っています。
✅糸くずフィルター:ゴミを取り除いて水洗い
ここは、毎日やっているとそんなに汚れませんが、ためるとヘドロ状になるので余計に嫌になる箇所です。
こまめに取り除くほうが、短時間で気持ちの負担も少なく済みます。
2️⃣ 使用の都度:乾燥機
✅乾燥フィルター・乾燥内部フィルターの清掃
使用の都度、付属のブラシでホコリを取ります。
毎日乾燥していますが、タオル類はどうしてもたくさんホコリが出ます。
3️⃣ 乾燥フィルターの目詰まり時
✅乾燥フィルター・乾燥内部フィルターの水洗い
フィルターのホコリを毎回とっても、フィルターが白っぽくなってきたら詰まっているので水洗いが必要です。
コツは
✔️ 破れないよう優しく洗う
✔️ ハイター等でつけ置きをする
✔️ しっかり水分を除去してから装着する
(タオル等で水分除去、ドライヤーは熱で変形するので✕)
水分がついたままだと、それが膜になって乾燥を妨げるのでしっかり乾かしてから装着してください。
4️⃣ 1~2ヶ月に1回(槽洗浄:衣類用塩素系漂白剤300ml)
参考画像のような衣類用漂白剤を約300ml使って槽洗浄を行います。
(画像は1本600ml・180円くらいなので、これで2回できます)
槽洗浄後は、糸くずフィルターにたくさんゴミが出てくるので掃除を忘れないようにしてくださいね。
5️⃣汚れがひどい時(槽洗浄:洗濯槽クリーナー)
私は、退職して時間ができてからは槽洗浄をやっていますが、それまではほとんどできていませんでした。
なので、洗濯槽クリーナーを使った清掃もしてみました。
※TOSHIBA製ですが、Panasonicドラム用のクリーナー(リンクは価格.com)でもいいとの記事を見たのでそちらを使用しています。
写真のように汚れがたくさん出てきたので、日頃の清掃の重要さを実感して一層マメに行うようになりました。
🍀追記🍀 (2025年11月26日)
こちらの清掃は年に1度推奨のため、残っていた洗剤で再度行ってみました。
そしたら糸くずフィルター内は髪の毛1本くらいしかない状態😳
日頃のお手入れの成果を実感し嬉しくなりました🥰
今後はクリーナーしなくて良さそうで、コストダウンにもなりそうです。
おわりに
乾燥機能が悪くなってしまった時に行った対処方法をご紹介しました。
これで回復したおかげで、買い替えは不要になりました。
しかし、いつかは買い替えが必要ですし、修理にもお金がかかります。

リベに入って家計管理をし、住信SBIネット銀行の目的別口座で敵4の費用として「家電代」の積立を行っていたので、慌てずにすみました。
日頃のお手入れは継続しつつ、修理・買い替え時にも慌てずすぐに行えるように積立をしていきたいと思います。
便利な機能を使いたい✨という方は、目的の機能のある機種を購入したほうが満足度が高いと思います。
このままでいいんだけど不具合が出て買い替えなきゃいけないかも、と思っていた方にこのような選択肢もあると思っていただけると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊