- 投稿日:2025/01/14

日本酒好きにとって、山田錦は特別な酒米。全国の酒蔵で愛される「酒米の王様」であり、上品で奥深い味わいの日本酒を生み出します。本記事では、山田錦の特徴や歴史を中心とし、山田錦で作られたおすすめ日本酒もご紹介します。
山田錦の特徴
1. 心白が大きく麹づくりに最適山田錦は、粒の中心にある「心白」が大きいのが特徴。この部分が麹菌の働きを助け、フルーティーで滑らかな味わいを生み出します。
2. 高精白が可能粒が大きく割れにくいため、50%以下まで精米できるのも山田錦の魅力。繊細な香りや味わいを追求する大吟醸に最適です。
3. 全国的な生産と兵庫県産の高品質日本各地で栽培されますが、特に兵庫県産のものは最高品質として知られ、多くの名酒に使用されています。
山田錦の歴史
山田錦は1923年、兵庫県で「山田穂」と「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」の交配から誕生。当初は「山渡50-7」と呼ばれていましたが、1936年に「山田錦」と名付けられました。それ以来、山田錦は日本酒づくりにおける最高級の酒米として評価されています。

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