- 投稿日:2025/01/19
- 更新日:2025/10/09

はじめに
前回の記事「マネーフォワードMEの中項目に支出管理シートのアイコンと揃える」で投稿した中項目の対応表のExcelシートをベースに、今度は、マネーフォワードMEの中項目をリベシティの支出管理シートの集計単位に変換するシートを作ってみました。
初回だけの作業(仕組み作り)
Excelのシートを作成や関数を埋め込み仕組みを作ります。その後は、月イチの家計簿データの貼り付けで自動集計されます。
マネーフォワードMEの家計簿データを出力
▼「家計簿 > 入出金」を開く
▼「ダウンロード > Excelファイル」から家計簿データをダウンロードする
⚠️ポイント⚠️必ずExcelファイルをダウンロードしてください。
そうでないと中項目につけたアイコンが消えてしまいます。
▼ダウンロードした家計簿データを開く
【家計簿データ[yyyy年mm月分]☑️】
「0️⃣分類対応表」シート(前回の投稿で紹介)を確認
前回の投稿「マネーフォワードMEの中項目に支出管理シートのアイコンと揃える」で紹介した中項目の対応表のExcelに以下の2つのシートを追加していきます。
▼0️⃣⓪分類対応表」シート
「1️⃣MEdata」シートを新規作成
ダウンロードした【家計簿データ[yyyy年mm月分]☑️】のヘッダー(A列~J列)を新規作成した「1️⃣MEdata」シートのB列~K列にコピーします。
その後、A列のヘッダーとしては「月」の項目名を作ります。これがこのあと、月単位の集計時必要になります。
▼「1️⃣MEdata」シート
「2️⃣ME⇔支出管理」シートを新規作成
続いて、「2️⃣ME⇔支出管理」シートを新規作成し、「0️⃣分類対応表」シートから「2️⃣ME⇔支出管理」シートに下記の通り”ME中項目”と”費目”をコピペします。
また、集計したい年付きを見出しとして記入します。(青マーカ部)
▼「2️⃣ME⇔支出管理」シート
▼明細の最左上のセルに下記関数を埋め込み全明細にコピペ
=SUMIFS(①MEdata!$E:$E,①MEdata!$A:$A,②ME⇔支出管理!E$3,①MEdata!$B:$B,1,①MEdata!$H:$H,②ME⇔支出管理!$B4)
セルは実際の貼り付け位置に合わせて調整してください。
「3️⃣支出管理」シートを新規作成
最後に、「3️⃣支出管理」シートを新規作成し、「0️⃣分類対応表」シートから「3️⃣支出管理」シートに下記の通り”費目”をコピペします。
また、集計したい年付きを見出しとして記入します。(青マーカ部)
▼「3️⃣支出管理」シート
▼貼り付けた値の重複を削除
↓「食費」が4つから1つになっている
▼明細の最左上のセルに下記関数を埋め込み全明細にコピペ
=SUMIFS(②ME⇔支出管理!E:E,②ME⇔支出管理!$C:$C,③支出管理!$B9)
セルは実際の貼り付け位置に合わせて調整してください。
以上が、初回だけの作業になります。
毎月の作業
ここからは、毎月の運用としての作業です。以下は、例として、2024年11月と12月分を取り扱います。
▼マネーフォワードMEの家計簿データを出力
前述記載の手順で、家計簿データのダウンロード(2024年11月分)し、ファイルを開きます。
▼家計簿データを「1️⃣MEdata」シートの明細にコピペ
家計簿データ(A列~J列)を「1️⃣MEdata」シート(B列~K列)と1列ずれるところだけ気をつけてください。
▼A列には当該年月(2024年11月)をセットする
▼次月(2024年12月)をコピペする際は、下記のように続ける
そうすると、以下のように集計が反映されています。
▼「2️⃣ME⇔支出管理」シート完成形✨️
▼「3️⃣支出管理」シート完成形✨️
以上です。
終わりに
これがあれば支出管理シートへの集計も簡単になると思います。(私はまだしていません。)
上記では、収入は恥ずかしいので消していますが、収入も家計簿データにあるのなら表示されます。
表現やExcelの見せ方が非常に難しくて、伝わるのかなー、誰かの役に立つのかなー、と思いながら書きました。これだけの記事でも3時間かかりました。
自分の稼ぐ力をつけるための練習としては役に立ちました。