- 投稿日:2025/01/22
- 更新日:2025/10/08

はじめに(読み飛ばしてもOKです。)
5年位前に色々キャンペーン等を駆使して¥3325で手に入れたiPhoneSE・128GB。
ホームボタンが壊れていたのでこんな価格でした。
音楽プレイヤーとして使おうと手に入れましたが、前述の不具合以外は特に問題なかったので、SIMなしサブ端末としてそれなりに使えてました。
しかし、2024年末、バッテリーに寿命が来て、どれだけ充電しても充電してくださいマークが出続け、起動できなくなりました。
何千円もかけて修理に出してまで使う気はなかったので、自分でバッテリー交換に挑戦。
バッテリーを本体に固定するシールが経年劣化でものすごいことになっており、はがすのに一苦労。
でもなんとか交換完了。電源もついたし、
バッテリー交換成功!!
…と思いきや、色々おかしなところが。
電源ボタン、音量ボタンが効かなくなっている!?
ホームボタンも元からダメだったので、
物理ボタン全滅!!!!
これじゃ、まともに使えないかな〜?。
と思いましたが、案外、本体設定をうまく使えばそれなりに使える状態に持っていけることがわかりましたので、ノウハウをまとめてみることにしました。
まともな端末に乗り換えをオススメしますが、それまでのつなぎや、思い入れのある端末、本当の限界まで使い込みたい人は参考にして下さい。
ホームボタンの役割をカバーする
もともとホームボタンがダメなのをわかって買った中古本体なので、これは対処法がわかっていました。
あ、もちろん指紋認証はできないので、パスワードを設定しましょう(笑)。
AssistiveTouchを使う
この機能を使うと、画面上に擬似ホームボタンみたいなものが表示されるようになります。
「設定」→「タッチ」→「AssistiveTouch」
(OSのバージョンによっては、「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」)で機能をオンにしましょう。
「カスタムアクション」の「シングルタップ」を選んで「ホーム」を選択すれば、スクリーン上に「ホームボタン」が復活します!!
「ダブルタップ」、「長押し」にも好きな機能を割り当てて下さい。
自分のオススメは、「ダブルタップ」→「スクリーンショット」、「長押し」→「Appスイッチャー(アプリスイッチャー)」です。
電源ボタンの機能をカバーする
電源ボタンがダメになったら、画面つけっぱなしでバッテリー減るし、バッテリー使い切ったら二度と起動できなくなるのでは?
…と思いきや意外となんとかできるのです(笑)。
画面をつける
電源ボタンが壊れているのでボタンでは画面がつきません。
傾きセンサーで画面を表示させましょう。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「手前に傾けてスリープ解除」オン
画面を消す
即時に画面を消すことはできません。
なのでできるだけ画面がオフになるように設定しましょう。
アプリによっては自動ロックがかからないので、画面を消したい時は、ホームメニューに戻っておいてください。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」30秒
完全に電源を落とす
壊れている電源ボタンを長押ししても落ちません(当たり前)。
本体設定から、落とすことができます。
「設定」→「一般」→「システム終了」
電源を入れる
充電を開始して下さい。
電源が入ります。
外で電源を落としてしまうと、いくら電池の残量があっても、モバイルバッテリーがない限り、再起動できません。
気をつけましょう。
音量ボタンの機能をカバーする
音量を上げたり下げたりする
コントロールパネルを開いたり、アプリについている音量バーで、大きさを調整しましょう。
物理ボタンの複合ワザをカバーする
スクリーンショットを撮る
電源ボタンとホームボタンを同時に押すため、どちらかが壊れると物理ボタンでは操作できなくなります。
ホームボタンのカバーで紹介したAssistiveTouchで、スクリーンショット機能を割り当てられますので、そちらを参考にしてください。
終わりに
画面のタッチ機能さえ生きていれば、割となんとかなります。
しかし、どうしようもない、いわゆる詰んだ状態にいつ何時なるかわからないので、できるだけ新しい端末に乗り換えるようにして下さい。
ものを大切に使うのも大事ですけど、ほどほどに!!
P.S.
この記事は、物理ボタンが完全にお亡くなりになったiPhoneSEのYouTubeで音楽を聞きながら執筆しました(笑)。