- 投稿日:2025/01/29
日本酒の世界には「山廃(やまはい)」や「生酛(きもと)」という言葉があります。これらは日本酒の仕込み方法を指しており、味わいや特徴に大きな違いを生み出します。今回は、山廃と生酛の違いをわかりやすく解説し、それぞれのおすすめ銘柄もご紹介します。
山廃とは?
山廃とは、「山卸(やまおろし)」という作業を廃止した製法のこと。山卸は、仕込み時に蒸米をすり潰して乳酸菌を自然に繁殖させる伝統的な工程です。この作業を省略しながらも、乳酸菌の働きを利用する方法を編み出したのが山廃仕込みです。
特徴
山廃仕込みは、乳酸菌を自然に取り込むため時間がかかりますが、その分複雑でコクのある味わいに仕上がります。しっかりとした旨味が特徴です。
生酛とは?
生酛は、山廃の元となる伝統的な製法で、山卸を含むすべての工程を行います。この方法では、自然に乳酸菌を繁殖させるため、手間と時間がかかりますが、独特の深い味わいと乳酸菌による滑らかな口当たりを生み出します。
続きは、リベシティにログインしてからお読みください