- 投稿日:2025/02/07
- 更新日:2025/10/20
きょうだいゲンカ、それは避けては通れない道ではないでしょうか。
ウチの場合は、もっぱら取り合いです。
毎日のように起こるこの状況に、正直うんざりしがちになりますが、その時に私が実践している方法が2つあるので紹介します。
①上の子のおもちゃを守る姿勢を見せる
上の子が、下の子におもちゃを触られたり取られたりすると、怒ってしまう時がよくあると思います。
そんな時、
❌「下の子がやったことだから仕方ないでしょ!」
❌「まだ赤ちゃんだから許してあげてね。」
と、声かけしていないでしょうか。
これは、地雷ワードになります🙅♀️
私は、特に「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい!」という言葉は、意識して言わないよう心がけています。
下の子をかばう → 上の子は納得できない → 問題行動や癇癪につながる
という、負の連鎖に陥っていきます😱
ここで大事なのは、下の子の擁護ではなく上の子をフォローすることです。
⭕️上の子のおもちゃを守る姿勢を見せる
「自分のことを守ってくれた!」と伝わり、怒らなくて良いんだと納得し、大きな声や手を出したりしなくなっていきます。
さらに、
⭕️「おもちゃを取られたら悲しいよね🥺」
と、上の子の気持ちに寄り添う言葉をかけることで、安心感が強まり、心の余裕に繋がっていきます。
②下の子に役割を持たせる
上の子が頑張って積み上げたブロックを一瞬で破壊したり、上手に描けた絵をビリビリに破られたり‥
下の子は、単に興味を持っておもちゃに触れているだけなのですが、上の子にとっては自分の大切なおもちゃが壊されるため、わざとやられたように感じてしまいます。
特に、年齢差があると一緒に仲良く遊ぶのはなかなか難しいものですが、そんな時は是非、下の子にも役割を作ってあげてみて欲しいです☝️
⭕️「○○ちゃん(下の子)は怪獣だー!どんどん壊すぞー!」
上の子が「怪獣=破壊力のすごいもの」という認識を持っていれば、下の子が破壊してもそこまで怒らなくなります。
それどころか、上の子が怪獣からおもちゃを守るヒーロー役になっていたりして、いつの間にかひとつの遊びが完成していたりします。
裁判官にならないことが大事!
親としては、常に仲睦まじく遊んでいて欲しいものですが、きょうだい間での小さな衝突や意見の相違は、成長過程における自然な一部ではあります。
ケンカは、実際には重要な学びの機会となり得ます。
こどもたちは、互いの違いを認識し、妥協点を見出し、効果的なコミュニケーション方法を学ぶことが出来るのです!
その時に、親として大切なことは、お互いの言い分を大事にすることです。
❌「〜はしちゃダメ!!」
❌「もっと〜してあげなさい!!」
親は、「裁判官」ではなく「カウンセラー」のような役割を意識し、こどもの気持ちに寄り添って対応しましょう🍀
自分の気持ちが分かってもらえると、他の人の気持ちも分かろうとするようになります。
完璧な調和を求めるのではなく、愛情と理解に満ちた家庭環境を作ることが、こどもたちの健全な成長と、生涯にわたるきょうだい関係の礎となります。
冷静さと公平性を持って、無の境地で見守りましょう🥺
将来きっと、きょうだいゲンカが思い出に変わる‥はず!