- 投稿日:2025/02/03

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要約
認知機能の維持におすすめな運動の「コグニサイズ」について紹介します。
認知機能の維持と運動の効果
加齢とともに認知機能の低下が懸念されますが、適切な運動を行うことで認知機能の維持や向上が期待できます。特に、有酸素運動(ウォーキングやステップ運動などのおおよそ10分以上継続して行う運動)や筋力トレーニングは脳の血流を改善し、新しい神経細胞の生成を促進することが知られています。
コグニサイズ:認知症予防に効果的な運動
運動の中でも、「コグニサイズ」と呼ばれる特殊な運動が認知症予防に特に効果的であることが注目されています。コグニサイズは、国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防を目的とした運動プログラムです。
コグニサイズとは
コグニサイズは、「認知(コグニション)」と「運動(エクササイズ)」を組み合わせた造語です。この運動方法の特徴は、身体を動かす運動課題と頭を使う認知課題を同時に行うことにあります。
コグニサイズの基本的な考え方は以下の通りです。
1. 全身を使った中強度程度の運動を行う(軽く息がはずむ程度)

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