- 投稿日:2025/02/12
- 更新日:2025/02/12

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要約
おとり効果とは、魅力的に見せるための “おとり” が他の選択肢を相対的に良く見せ、結果的に高額なものや不要な商品を選ばせる心理トリックです。
おとりの仕掛けが、あなたの選択を左右していることが多いので、理論を知って、自分にとって本当に必要な選択ができるようになりましょう。
皆さんは、こういった経験はないでしょうか?
・店頭やネット通販で、似たような商品のラインナップが3種類あって、真ん中のプランを選んでしまう
・セール品やセット品の価格が絶妙に並べられていて、「どうせならこっちにした方がお得かも」と思わされる
こうした「なんとなく魅力的に思わせる比較の仕方」の背景には、『おとり効果』と呼ばれる心理的な仕掛けが働いているかもしれません。
今回は、このおとり効果についてのリスクやヒントを解説します。
1. おとり効果とは?
おとり効果とは
選択肢を複数並べるときに
ある特定の選択肢(“おとり”)を入れることで
消費者の判断を特定の商品やサービスに誘導すること
を指します。
例
・安いけど機能はそこそこのA商品と、高いけど機能が充実のB商品がある中に、A商品より少し高くて機能も中途半端な「A’(おとり)」があると、「中途半端なA’を買うよりは少し高いB商品を選んだほうが良い」と選びやすくする。
・ネット通販でサイズやセット数違いの選択肢を3つ以上提示し、消費者が「どうせなら、コスパが良い(と思われる)セット品にしよう」と感じるよう誘導する。

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