- 投稿日:2025/02/10

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要約
低温やけどは、一般的には高温の物体に触れることによって生じるやけどとは異なり、比較的低い温度でも長時間接触することで発生します。特に、暖房器具や熱い飲み物、長時間のカイロの使用などが原因となることが多いです。本記事では、低温やけどついて解説します。
1. はじめに
低温やけどは、一般的には高温の物体に触れることによって生じるやけどとは異なり、比較的低い温度でも長時間接触することで発生します。特に、暖房器具や熱い飲み物、長時間のカイロの使用などが原因となることが多いです。低温やけどは、初期症状が軽微であるため見逃されがちですが、放置すると深刻な皮膚の損傷につながる可能性があります。本記事では、低温やけどついて解説します。
2. 低温やけどについて
低温やけどは、心地よく感じる温度(体温よりも少し温かい温度)のものでも、皮膚の同じ部分が長い時間接触していると発生するやけどです。
熱いものに接触している皮膚の温度とやけどになるまでの時間はおおよそですが次のとおりです。
44℃では3時間から4時間
46℃では30分から1時間
50℃では2分から3分
(山田幸生、「製品と安全第72号」低温やけどについて、製品安全協会)
3.低温やけどを防ぐために
低温やけどを防ぐために、以下のことに注意してみましょう。

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